私は、クライアントさんに対して
思ったことを、そのまま話してください。
ポジティブに振る舞う必要はありません。
いわゆるネガティブといった思いや感情も、そのままお話しになって大丈夫です。
話したいと思うことを、自由に、何でもお話しください。
今の時点で、話したくないと思うことは、話さなくて結構です。
とお伝えしています。


何故なら、私は、サロンの立ち上げを通じて、いわゆるネガティブと呼ばれる思考や感情を、あるがままにあるとすることが、問題解決や、心の奥底のひっかかりを立て直す、最初のきっかけになることを知っているからなのです。


もし、クライアントさん達が、思った事を私に話して下さらなかったとしたら「根本の問題は何なのか」も「問題解決のプロセス」も、明らかになることはありませんでした。

セッション前のクライアントさん達の訴え

私とセッションをお受け下さるクライアントさん達は、皆、生まれた時代も、住む場所も、育った環境も、成長の過程も、現在抱えている問題や悩みも、何もかもが違います。


共通点は、女性であること。


プライベート、仕事、恋愛、結婚、様々な人間関係、お金、自己否定といった問題や悩み、ストレスが、複雑に絡み合った状態にあること。


1つの問題に手をかけようとすると、別の問題が絡み合ってしまい、身動きが取れないと感じていること。


最初のヒアリングの段階で、現状を何とかしたいと思って、色々頑張っているのに、何もうまくいかない。


自分が、どうしたいのかもわからない。もう、どうしていいかわからない。これ程頑張っても何も変わらないなら、自分にはどうすることもできないといった内容をお話になることです。

躓きの箇所を探る!

クライアントさん達の思っていることを伺ううちに、私の中で、沢山の疑問が生じるようになっていました。


クライアントさん達は、自分が、どうしたいのかが、わからない。
どこに行きたいのかも、わからない。
どうなりたいのかも、わからない。
何をする必要があるのかも、全然わからない。
とお話になるのですが


現在の問題に対して、自分はやる必要のあることを、ちゃんとやっている。
だから、現状が変わるのが当然なのに、何も変わらない。
何故、自分の思い描くように周囲が、現状が変わらないのか全然わからないとも仰るのです。


自分がどうしたいのか、どこに行きたいのか、どうなりたいのか、何をする必要があるのか全然わからないのに、自分はちゃんとやっているって、どういうことなのだろう?


ヒアリングやセッションを進める過程で、質問をあれこれと変えながら、クライアントさん達が「何をする必要があるのか全然わからないけれど、自分はちゃんとやっている」と思っている状態で、どのような事を思い考え、どんな対応をしていたのか等を探っているうちに、どこで躓いているのかが少しずつわかってきました。


クライアントさんは、事実と想像の区別がついていない状態にある


クライアントさんは、何が問題なのかをわかっていない


クライアントさんは、自分がどこで躓いているのかを知らない


クライアントさんは、本当に欲しいものをわかっていない


クライアントさんの状態で指す「欲しい何か」は、実際の所、クライアントさんが本当に欲しいものではない


クライアントさんの状態で指す「欲しい何か」を得られた所で、クライアントさんの現状はその場を凌げるだけであり、実際は、問題が大きくなる


クライアントさんは、必要な対応をするにあたって必要となる、自分がどうしたいのか、自ら本心を引き出すことができない


セッションを通じて本心を引き出すと「それを得た所で、人生が変わる訳じゃないし・・」とがっかりするか「やりたくない、出来ない、怖い」といったことを言う


問題解決するにあたって、引き出した本心を、実際に必要な行動へ繋げることができない


実際に必要な行動へ繋げられないから、現状を変えられないのに、全く的外れの努力をして、疲弊した挙句、現状を変えられない自分を責めている

 

といった具合に、様々な躓きが絡んでいたのです。


クライアントさん達がお話になる「自分がどうしたいのかはわからないけれど、やる必要のある事をちゃんとやっている」は、実際の所「的外れで、必要な事が何も出来ていない」なのですが、これには全く意識が向かない状態にありました。


また、私が、クライアントさん達に「的外れで、必要な事が何も出来ていない」ことについて口頭説明しても「何がまずいのか、全然わからない。」とか「ちゃんとやっています!」とか返ってきて、全然納得しないことも、わかってきました。


「うまくいっていないことはわかっているけれど、自分の対応が的外れだとは思わない。うまくいくはずだ」という状態のまま、どれ程説明した所で、躓きに気づくことも、納得も、新しい対応へも、繋がりません。


結局、今までと同じことを繰り返すだけです。


これを阻止する為には、まずは、躓きに気づくことが必要です。


口頭説明では、全く納得しないクライアントさん達ですが、EFTの手法・言葉・感覚を用いながら、ご自身の思考や感情、言動といった動きを、ありのまま認め満たすことによって、自ら躓きに気づけるようになるのです。


私自身もそうでしたが、クライアントさん自ら、どこでどのように躓いているのかに気づいて、立て直すと決めて、必要な対応を把握し、実行に移らなければ、私があれこれ説明しようが、クライアントさんの問題は何1つ解決しませんし、人生も何1つ変わりません。


こういった現状を目の当たりにしたことで私は、いかに早く、クライアントさん自ら躓きに気づけるか、納得した上で立て直しに繋げられるか、実際に立て直せるかといったことに焦点を当てたフレーズ・リマインダー(EFTで使う言葉)作りに励むようになりました。