クライアントさん達が気づいていない、根本的な躓き

先程、人生において、自分の本質や特性といったものを発揮できないことが、悩みや問題となると書きました。

 

でも、実の所、セッションをお受けになる前のクライアントさん達は、本質や特性を発揮する以前の段階で躓いているのです。

クライアントさん達は、周囲に自分を認めて満たしてもらうために、ありのままの自分を抑えた結果、周囲に自分を認めてもらえた(承認してもらえた)と感じることに、ものすごく飢えていて、いわば空腹状態にある

のです。

 

つまり、クライアントさん達は、ご自身の欲を「認める」+「満たす」の「認める」の段階で躓いているということです。

 

【子供仕様】の欲の認め満たし方の「認める」で躓いている場合は、当然ですが

周囲の誰かや何かから自分を承認してもらう(認めてもらう)こと

に執着し続けることになります。

 

クライアントさん達は、飢えた状態が当たり前になっている為、ご自身が飢えているということに気づいているようで、気づいていません。


飢えた状態にありながらも、現状を何とか変えようと精いっぱい頑張っていた為、セッション前のヒアリング時は、例えるならば、お腹がすき過ぎて、動く気力が全くない状態です。

 

周囲の誰かや何かから自分を認めてもらうことに執着しているクライアントさんに「本質・特性を活かそう」と話しても、それどころではありません。


先のことなんて考えられないし、現状維持(実際は問題の先延ばしになってしまう)が精いっぱいなのです。

「現状を変える」「自分を変える」とは?

このような状態にあるクライアントさん達に、私・伊藤が「あなたは、どうしたいのですか」と問いかけると、クライアントさん達からは「現状を変えたい」「自分を変えたい」と返ってきます。

 

普段、私は、クライアントさん達の「現状を変えたい」「自分を変えたい」という訴えに含まれている意味を知る為に、ヒアリングの際に、クライアントさん達の現状に対する不満や、現状がどのようになったら、現状が変わったと思えるのかといったことを伺います。

 

ありのまま認める×EFTで言う「現状を変える」「自分を変える」「変化する」とは

クライアントさん達の躓きが生じる動きと、立て直しの動きを繋ぎ合わせたものを、「問題解決のプロセス」として、クライアントさん自ら躓きに気づいた上で
=欲の認め満たし方を【子供仕様】から【大人仕様】へと立て直す
=自分で自分をありのまま認め満たせない状態から、自分で自分をありのまま認め満たす状態へと立て直す
=本質・特性を発揮できない状態から、発揮できる状態へと立て直す

ことを指すのですが、クライアントさんにとっては

周囲から承認を得られず、自分を認めてもらえない状態を、常に承認が得られて、自分を認めてもらえる状態にして欲しい(=周囲に自分を認めてもらえさえすれば、問題や悩みは解決するから)

と言うことを指すのです。

 

つまり、当方では、【大人仕様】の欲の認め満たし方を使う事を通じて、現状やクライアントさん達の思考・言動を変えることを謳っているのに対し、クライアントさん達は躓きが生じる【子供仕様】の欲の認め満たし方のままで、現状やご自身が変わることを求めている ということです。

 

【子供仕様】の欲の認め満たし方を選択した際に生じる問題・悩みとは

周囲の誰かや何に自分を認めてもらえないこと(周囲の誰かや何かに自分を認めてもらえないと、欲を認め満たせないから)

ですし、反対に

周囲の誰かや何かに自分を認めて貰いさえすれば、欲を満たせることになっている
(=誰かに自分を認めて貰いさえすれば、問題や悩みは解決することになっている

のです。

 

セッション前のクライアントさん達は、本質・特性を発揮できない【子供仕様】の欲の認め満たし方で躓いても【子供仕様】しか身に付いていません。

 

現状やご自身を変えたいと思っても【子供仕様】で対応する他ない状態にある為、クライアントさんの要望は、当然のことなのです。

 

ただ、残念ながら、【子供仕様】の欲の認め満たし方を選択して躓いているのだから、いくら望んだとしても、【子供仕様】の欲の認め満たし方のままで、現状やご自身が変わることは無理なのです。

 

その理由を、次に説明します。

落とし穴

【子供仕様】の欲の認め満たし方で、現状やご自身が変わることを求める場合、落とし穴があるのです。

 

先程、満たせる(解決する)ことになっていると強調したのは、理由があります。

 

【子供仕様】の欲の認め満たし方では「周囲に自分を認めて貰いさえすれば、満たしてもらえるのが当然だ」となっていますが、実の所「認める(認めてもらう)」「満たす(満たしてもらう)」はそれぞれ別な話であり、

●周囲に自分を認めてもらえたからといって、満たしてもらえる訳ではない
●周囲に自分を認めてもらえないからといって、満たしてもらえない訳ではない

為、【子供仕様】の欲の認め満たし方では、クライアントさん達の問題や悩みは、何も解決しないのです。

 

私は、セッション前のクライアントさんの躓きの1つに

  • クライアントさんの状態で指す「欲しい何か」は、実際の所、クライアントさんが本当に欲しいものではない

ということを挙げました。

 

これは【子供仕様】の欲の認め満たし方の「周囲に自分を認めてもらう」で躓いている場合、仮に、周囲に自分を認めてもらえたとしても、クライアントさん達の問題・悩みは何も解決しない ということを指しています。

 

実際は、問題や悩みが解決するどころか

  • クライアントさんの状態で指す「欲しい何か」を得られた所で、クライアントさんの現状はその場を凌げるだけであり、実際は、時間の経過と共に問題が大きくなる

のです。

 

時間の経過と共に、その影響は広がります。

 

長年に渡り【子供仕様】の欲の認め満たし方を積み重ねた、セッション前のクライアントさん達は、【子供仕様】ではうまくいかないということを説明すると

現在の問題に対して、自分はやる必要のあることを、ちゃんとやっている。
だから、現状が変わるのが当然なのに、何も変わらない。
何故、自分の思い描くように周囲が、現状が変わらないのか全然わからない

と、お話しになる通り、落とし穴の存在には全く気づいていません。

 

【子供仕様】の欲の認め満たし方で問題や悩みが解決するものと、あまりにも当たり前に思い込んだ状態にあります。

 

その為、【子供仕様】の欲の認め満たし方で「うまくいかない」という結果を得て「うまくいっていない」とわかっても(【子供仕様】の欲の認め満たし方で、自分を認めてもらえたら、現状が変わるはずなのに、)何故、現状が変わらないのかが、わからないと感じ、さらに【子供仕様】で現状を変えようとした結果、自己否定を強めていらっしゃるのです。

 

「周囲に自分を認めてもらう」で躓いている状態のままでは、その場を凌いでいることや、躓いていることに気づいたり、立て直しにもっていったりすることができません。

 

つまり、クライアントさん達は、【子供仕様】の欲の認め満たし方で躓いても、【子供仕様】しか身に付いていない為に、現状を変えようとしても【子供仕様】で対応する他なく、【子供仕様】から抜け出せる状態にはないということです。

定義に沿って、問題解決をする

現在、ありのまま認める×EFTでは「問題解決」を謳っていますが、同じ「問題解決」という表現であっても、【子供仕様】と【大人仕様】では、「問題解決」に含める意味が違います。


何を問題と捉え、何を解決と捉え、解決する為にはどんな対応が必要なのか。


「問題解決」の定義も、求めるものも、互いに違うままセッションを進めても、互いのロスに繋がるだけであり、解決に辿り着くことはありません。


あなたが、セッションをお受け下さる場合は、当方が提示する方法で、問題解決をしていくことになります。


もし、あなたが、今までと同じのやり方のままで現状を変えようとするならば、ありのまま認める×EFTは、お選びにならない方が賢明です。