ありのまま認める×EFTではスケールを使いません

EFTは提供者によって、やり方・EFTを行う目的・スケールの扱い方といったものに違いがあります。

 

ここでは

一般的なスケールの使い方

ありのまま認める×EFTでスケールを使わない訳

について説明しております。

一般的なスケールの使い方

通常、EFTでは「スケール」を使います。


スケールとは、1つのEFTを一通り行った後、EFTをする前と後を比べて、あなたの中に、どのような感情の動きや変化が生じたのかを、0から10までの数字を使って表現するというものです。


例えば「ネガティブと呼ばれる感情を消す」という目的で、EFTを行う場合。
・EFTをする前・・・悲しいと感じていたのが10
・EFTをした後・・・悲しいと感じていたのが7
といった具合に、使います。


極端な話、スケール10から0になれば、EFTは終りになります。


実際は、1回のEFTで10から0になるというのは、あまりなく、段階を踏んで、10→7→3 といった具合になることが多いのではないかと思います。


まだネガティブな感情が3残っているけれど、10から3になって落ち着いたから、いったん終わるといった感じです。

ありのまま認める×EFTでスケールを使わない訳

ありのまま認める×EFTでは、スケールは使いません。


代わりに、EFTを一通りする毎に、クライアントさんに対して「今、どんな感じですか」と伺っています。


何かしら思い出したこと、感じたことがあれば、それをお話下さい。


もし、何も出てこなければ、何も出ないとお話しください。


無理やり何かを思い出す必要はありません。


ありのまま認める×EFTは、感覚を言語化する作業ではあるのですが、セットアップフレーズやリマインダーを口にする際に、感情移入する必要はありません。


機械的に、淡々と口にして下さって結構です。


とお伝えしています。


通常のEFTでは、スケールが減ることを目的としているとするなら、ありのまま認める×EFTでは、今まで否定したり、抑えたりしていた、自分(の視点・思考・感情・言動等)を自分でありのまま認め満たすことで、何を思い感じているのか、何をする必要があるのかといったことを明らかにすること を目的としています。

 

これは、例えるなら、自分のお腹がすいていることに気づいて、何を食べたいのかがわかった上で、必要なもの、食べたいものを食べて、自分を満たした状態で、必要なことを1つずつやるようなものです。


必要なもの、食べたいものを食べて、お腹を満たすことによって、落ち着いて足元や周りを見渡すことが出来ます。


次に何をするのかといったことが考える余裕も、実際に動く力も持てるようになります。


また、周囲に配慮したり、助け合いをしたりすることも出来ます。


いつでも、どこにいても、自分のお腹が減ったら、自分を満たせるというのがわかると、自分を満たすことを周囲に依存しなくて済みますし、人生を楽しんだり、何かやりたいことをやることも出来るようになってきます。


反対に、自分を否定したり、抑えたりして躓きが生じている場合は、知らず知らずのうちに、小さな子供の頃のように、自分からは何も言わなくても、周囲に自分が空腹であることを察してもらった上で、欲しい食べ物を与えてもらうことを求めます。


ただ、これは、実の所、とても難しい方法です。


結果的に、満たされないと感じることが多いのですが、この方法しか知らない上に、この方法でうまくいくという思い込みが生じている状態では、欲しいものを与えてもらえないのは、自分がダメだからだという考えに行き着きます。


そうなると、どうやったら、自分からは何も言わなくても、周囲に自分が空腹であることを察してもらった上で、欲しい食べ物を与えてもらえるのか を考えます。


そして、「いつでも、どんな時でも、周囲から、自分の欲しい食べ物を与えてもらえる完璧な自分になる」ように、努力して頑張っては、飢餓状態に陥ってしまうのです。


自力でお腹を満たす方法を知らない子供に、自力でお腹を満たしたら良いんだよと言ったところで、出来るものではありません。


大人だろうが、子供の方法しか知らなければ、自力でお腹を満たす方法を、いくら説明されたとしても実行できないのです。


この状態のまま、誰かから「お腹がいっぱいになったら、何をしたい?」と聞かれたとしましょう。


恐らく、お腹いっぱいになった時のことも、その後のことも、全く想像がつかないと思うのです。


まずは、とにかく何か食べたい、お腹を満たしたいと思うでしょう。


これが、セッション前の躓きが生じた状態です。


いつも、お腹が減っていることが当たり前。


周囲から常に、欲しいものを与えてもらえるかどうかがわからない状態では、不安になりますし、得られるうちに沢山得て、ため込んでおきたいと考えるのが当然です。


お腹を満たせるかどうかが、常に優先事項になるのだから、人生を楽しむとか、自分のやりたいことをやるというのは贅沢な話だと感じるのです。


とにかく何か食べたい、お腹を満たしたいと思った状態で躓いている時に必要なのは、自分のお腹がすいていることに気づいて、何を食べたいのかがわかった上で、必要なもの、食べたいものを食べて、自分を満たした状態で、必要なことを1つずつやることなのです。


今まで、否定したり、抑えたりしていた自分の視点・思考・感情・言動といったものを、ありのまま認め満たすうちに、自分からは何も言わなくても、周囲に自分が空腹であることを察してもらった上で、欲しい食べ物を与えてもらう方法では、うまくいく所か、飢餓状態に陥ると気付けるようになってきます。


また、自分のお腹がすいていることに気づいて、何を食べたいのかがわかった上で、必要なもの、食べたいものを食べて、自分を満たした状態で、必要なことを1つずつやる方がうまくいくし、ラクだし、面白いということがわかってきます。(慣れるまでは少し面倒だと思いますが)

 

EFTを一通りする毎に、何かしら思い出したことや、感じたことが出てくるかもしれませんし、何も出てこないかもしれません。


いずれにせよ、これらのものは「この先に繋げるヒント」になります。

 

ということで、ありのまま認める×EFTでは、スケールの出番がないのです。