2017.08.22 思い込みを手放す・なくす・捨てる・外す必要はない

思い込みを手放す なくす 捨てる 外すって、具体的にどういうことでしょうか。


具体的にどうやったら、思い込みを手放す・なくす・ 捨てる・ 外すといったことができるのでしょうか。


具体的に、どうなったら、思い込みを手放せた、なくせた、捨てた、外せたことが出来たと言えるのでしょうか。


思い込みを手放せたら、なくせたら、捨てられたら、外せたら、あなたの生活や人生は、どのように変わるのでしょうか。


その変化は、思い込みを手放す、なくす、捨てる、外せることで、本当に得られるのでしょうか。

思い込みを手放す・なくす・捨てる・ 外すという表現に含める意味は、人それぞれ異なります。


なので、ありのまま認める×EFTでは、クライアントさんへ上記のような問いを投げかけ、手放す・ なくす・ 捨てる・ 外す ことについて、どのように捉えているのかを把握しています。


もし、【子供仕様】の思考で、思い込みを手放す・なくす・捨てる・外す と言っているのだとしたら、注意が必要だからです。

【子供仕様】の状態で指す、思い込みを手放すとは?

【子供仕様】の状態で指す、思い込みを手放す・なくす・捨てる・外すには共通点があります。


それは

自分の思い込みの存在を否定する

ということです。


では、何故、自分の思い込みの存在を否定しなければならないのでしょう。


【子供仕様】では、思い込みに従えば、周囲の誰かや何かに自分を認め満たしてもらえる(問題・悩みが解決する)と思い込んだ状態にあります。


その為、自分のうまくいかない現状を変える(問題・悩みを解決する)にあたって、思い込みに従う動きが出ます。


思い込みに従うにあたっては【子供仕様】の対応に、大人の自分を合わせる必要があります。

 

その為、大人の自分を抑え込み、自分を否定する動きが出るのです。


自分を否定する場合、欲の認め満たす(問題解決)際の展開パターンが、粗方決まっています。

次、次と別な問題を自ら引き起こし、自己否定に行きつく悪循環に陥り、抜け出せない

という流れが生じます。

 

大人なのに【子供仕様】で対応している場合、【大人仕様】の欲の認め満たし方(問題の解決方法)が身に付いていません。


その為、次、次と別な問題を自ら引き起こした挙句、自己否定に陥る悪循環から抜け出せないのです。

 

自己否定に陥る悪循環では、【完璧な自分になる(なろうと努力をするけれど、なれない)】という内容で、出てくることがほとんどです。

 

【子供仕様】で指す完璧とは

常に、誰かや何かに自分の思い描いた通りに認めてもらえて、満たしてもらえること

です。

 

【子供仕様】の場合、誰かや何かに自分を認めてもらうことで、現状が変わると思い込んでいる為、思い描いたように現実が変わらないと、その理由を「自分が完璧じゃないから、認めてもらえない。だから自分が完璧になればいい。」と考え、せっせと「完璧」を目指して、努力するのです。

 

完璧になる為の方法の1つとして、自分の思い込みの存在を否定し、手放したり、なくしたり、捨てたり、外したりするというのが出てきます。

 

例えば、セッション、カウンセリング、セミナー、本、出回っている情報等から、思い込みに従ってうまくいっていないと気づいた場合。

 

【子供仕様】では、情報に従って、自分の思い込みの存在を否定し、手放したり、なくしたり、捨てたり、外したりすれば、自分のうまくいかない現状を変えられる、物事がうまくいくと捉えてしまうのです。

 

自分を否定することで、自分の世界が出来上がっているのだから、自分の思い込みがうまくいかないものだとしたら、否定し、なくしてしまえば、うまくいくと考えるのは当然の話です。


でも、実際は、どうでしょうか。


手放したら、現状が変わるはずだ、うまくいくはずだと思い込んだ状態で、問題に必要な手を打たずに、手放すことに意識を向け続けた場合。

 

時間の経過と共に、現状が悪化し、どんなに頑張っても現状を変えられない自分がダメなんだ、もう頑張れない・・といった具合に、現状を変えられない自分を責めた挙句、完璧を目指して自己否定をさらに強めるという、何とも皮肉なことが起こるのです。

 

このような状態で、誰かから「もう頑張らなくてもいいよ。沢山頑張ったよね。」と声をかけられると「私の辛さをわかってもらえた」という安堵や嬉しさ、感動で涙を流すといった話をよく聞きます。

 

こういった内容は、美談のように感じるかもしれません。


でも、本当に美談なのでしょうか。

 

実際の所、必要な手を打てていません。


必要な手の打ち方もわかっていない為、この後、次、次と自分を認めてくれる人を求めてしまうのです。


これは、とても危ういことですし、こういった危うさを狙っている人から見たら、自分の安全を守れない、簡単に騙せる「ちょろい人」なのです。

 

自分で自分をありのまま認め満たすというのは、自分の安全を自分で守ることでもあります。


本来は、安堵を利用して【大人仕様】へと繋げて、自分を立て直す必要があるのです。

思い込みは思い込みに過ぎない

少し考えて頂きたいのですが、何のために、あなたは思い込みを手放さなければいけないのでしょう。


その思い込みが、あなたに、どんな「悪さ」をしていると言うのでしょう。


仮に、その思い込みがあなたに悪さをしているというのであれば、何故、あなたにはその思い込みが生じたのでしょう。


そもそも、思い込みは思い込みに過ぎず、思い込みそのものが、自分に悪さをしている訳ではありません。


自分の問題や悩みの対応方法が、【子供仕様】になっていることが、まずいのです。


もう少し詳しく書くと、周囲の誰かや何かに自分を認め満たしてもらう必要がある為に、【子供仕様】に大人の自分を抑え込んで、思い込みに従わなければならない状況を、知らず知らずのうちに自ら作ってしまっていることが、まずいのです。


自己否定をする場合、現状把握が出来ません。


知らず知らずのうちに、大人の自分を抑え込んで【子供仕様】に合わせて、思い込みに従っていることに気づけません。

 

次、次と別な問題を引き起こし、さらに自己否定する悪循環にはまってしまっていることにも気づけません。

 

【大人仕様】で立て直す方法が身に付いていないので、悪循環から抜け出せません。

 

思い込みを手放そうなくそう・捨てよう・ 外そうとした所で、自己否定が続くだけなのです。

思い込みとは

セッションを提供するようになって気づいたのですが、思い込みは、主に下記の2つに分かれると言えます。

1・大本の思い込み
 

2・大本の思い込みに従い【子供仕様】で物事に対応した結果が、積み重なったことで生じる【副産物的な思い込み】

例えば、小さい頃に、親から
「我慢は美徳」
「人に役に立つ人間になる」
と教わったとします。


これが、1の大本の思い込みです。


【子供仕様】で思い込みに従うというのは、小さな子供が、内心、どう思っていようと表面上は親、目上の言うことに従う と言ったらわかりやすいでしょうか。


何か問題が生じた時、対応方法として、1の思い込みを実行します。


対応する際に、違和感が生じたり、おかしいと感じながらも、我慢したり、周囲に役に立つ為の対応をしたり、表面上良い顔をしたりして、その場を凌ぎます。


その結果、下記のいずれかの判断が生じます。

A・周囲の誰かや何かが、自分の思い通りの反応をしてくれて、自分を認めてもらえた

B・周囲の誰かや何かが、自分の思い通りの反応をしてくれたけれど、自分を認めてもらえているとは感じられず、自分で自分を認めない

C・周囲の誰かや何かが、自分の思い通りの反応をしてくれず、自分を認めてもらえない

【子供仕様】の場合、日々の生活において、誰かに自分を認めてもらえたと判断する場面が結構あります。

 

Aが多い場合は、【子供仕様】でいう「成功」です。

 

実際は、必要な手を打っていないので、問題が大きくなるのですが、今日はAには触れません。


B、Cの場合は、不満や苛立ち、怒りといったものが自分の中に生じます。

 

これらによって

  • 私は大事にされない
  • 私は愛されない
  • 私は利用される
  • 私は人に信用されない
  • 私ばかりが損をする
  • 私だけが人から悪者扱いされる
  • 私だけが不幸なこと、嫌なこと、トラブルばかりが続く
  • こんなに頑張っているのに、認めてもらえない・誰も私をわかってくれない

といったことを感じたり、思ったりします。

 

表現こそ異なりますが、これらの内容には「認めてほしい誰かや何かに、自分の思い描いた通りに、認めてもらえない」という意味が含まれています。

 

1の大本の思い込みは、1つではありません。
人それぞれ色々あると思います。


長年に渡り、問題や悩みが生じる際に【子供仕様】の対応で、1の大本の思い込みに従い、B、Cの結果が積み重なると

  • 私は大事にされない
  • 私は愛されない
  • 私は利用される
  • 私は人に信用されない
  • 私ばかりが損をする
  • 私だけが人から悪者扱いされる
  • 私だけが不幸なこと、嫌なこと、トラブルばかりが続く
  • こんなに頑張っているのに、認めてもらえない・誰も私をわかってくれない

感じたり、思い考えたことが、自分の中の事実となり、副産物的な思い込みが出来上がるのです。

ネガティブが現実になるとは

【子供仕様】の状態では、大本の思い込み、副産物的な思い込みを全部なくして、いわゆる、ポジティブな、プラスな、良い何かに置き換えようとする動きもでます。

 

【思い込みを否定して、何か良いものに置き換える】ので、結局、自己否定からは抜け出せません。


いわゆる、ポジティブな、プラスな、良い何かは、さらなる副産物的な思い込みとなり、呪縛と化します。


表面上、明るくポジティブに装い、周囲に褒められ、認められたとしても「本当の私はこんなんじゃない、誰もわかってくれない」という否定が生じ、こんな私をわかって欲しい、自分を認めてほしいという動きが出ます。


最初のうちこそ、人は「そんなことないよ」と言ってくれるかもしれません。


これが積み重なると、周囲から「面倒くさい人」という評価を得て、距離を置かれるかもしれません。


その結果

  • 私は大事にされない
  • 私は愛されない
  • 私は利用される
  • 私は人に信用されない
  • 私ばかりが損をする
  • 私だけが人から悪者扱いされる
  • 私だけが不幸なこと、嫌なこと、トラブルばかりが続く
  • こんなに頑張っているのに、認めてもらえない・誰も私をわかってくれない

という副産物的な思い込みが、実現してしまうのです。

 

これでは、傷ついたり、対人関係が苦しくなるのも当然です。

 

セッションを通じて、クライアントさん達から、ネガティブなことを考えていると、ネガティブが現実になるから、見ないようにしている という話を伺うことがあります。


背景がわかっている分、そのように思う気持ちは、よくわかるのです。


でも、気づいて頂きたいのです。


ネガティブなことを考えず、常に、ポジティブになればうまくいくと思い込んで行動した結果、うまくいっていないと感じているのだとしたら、その方法では、あなたの現実は変わらないし、変えられないのだ、ということに。


今後、少しずつ書いていきますが、【子供仕様】の対応は、仕事・恋愛・結婚・子育て・仕事・対人関係といった様々な場面で問題や悩みを引き起こしたりしますし、時間・お金・労力をムダに費やしたりすることに繋がっていきます。


忙しいと言われる現代。


【子供仕様】の対応で生じる、様々な視点・思考・行動のムダに気づいて【大人仕様】に立て直したら、特別なことは何もしなくとも、あなたの人生は、あなたらしい、有意義なものになるはずなのです。

思い込みはあるがままにあるとしておく

ありのまま認める×EFTでは、思い込みは、あるがままにあるとした上で、認め満たす作業をします。


これは、結構細かい作業なのですが、細かいのには理由があります。


「クライアントさんが、納得する為」なのです。


思い込みに従えば、認めてもらえるし、満たしてもらえるという状態が、あまりに長く続いたクライアントさん達は、どれだけ思い込みによって、うまくいかないかを口頭説明しても

 

「でも、自分が我慢すれば、うまくいくはずだ。うまくいかないのは、私の我慢が、表面上の行動だけであり、心から我慢できる寛容な状態になっていないからだ。出来ていない自分が悪い。」といった具合に、全然納得なさらないのです。


納得しなければ、また同じことを繰り返し、自己否定をし、傷を増やして、動けなくなってしまいます。


なので、納得する為に、EFTの手法に、とある仕掛けをしながら、自分で自分をありのまま認め満たす作業をするのです。


作業の積み重ねを通じて、自分の傷を自ら癒しながら、問題や悩みに対応する為の事前準備をも重ねます。


そうすることで、実際に、何らかの問題や悩みに対応する場面が巡ってきて【子供仕様】が顔を出した際に、「この思い込みに従っても、うまくいかない」と自ら気付いて【大人仕様】に立て直すことができるのです。


自分の中に、大本の思い込みの存在があることを知らなければ【大人仕様】の対応へは繋げられません。


立て直しに慣れてくるにつれて、大本の思い込みは、通過地点となります。


副産物的な思い込みは、【子供仕様】の対応で作った傷なので、自分で自分をありのまま認め満たすことが回復に繋がります。


また、【大人仕様】の対応で自信が積み重なることによって、さらなる傷の回復が見込めるのです。


以上のことから、ありのまま認める×EFTでは、思い込みを、手放す・なくす・捨てる・ 外すことなく、あるがままにあるとすることで、活かしています。