
セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。
今日は、気づかないうちに未来への準備をしていた時の話を書きます。
13年前の今頃。
アイホージュの立ち上げに向けて、たくさんEFT(現・自律最善タッピング)をしていました。
物事の進まなさに焦りを覚える中「自分の思考や感情などをありのまま認める」ことが「アイホージュの立ち上げ」に直結するのかどうかもわからないまま、苦し紛れにタッピングを使い続ける日々。
「サロンの立ち上げに対する、やりたくないとか、面倒くさいとか、怖いとか」そういった思いにアプローチしているはずなのに、なぜかいつも浮上してくる、小、中学校時代の出来事。
最初のうちは、これが何を意味しているのか、なぜ浮上してきたのか、全くわかりませんでした。
でも、時間に余裕があったので、「思い出したものも、片っ端からタッピング」していました。
「悩まずに、出てきたものを、タッピング」
一つの方法をあらゆる場面で使うメリットです。
これを繰り返すうちに、私は、アイホージュを立ち上げに対して、「アイツ変なことを始めたと、周りに指を差され、冷やかされること」を恐れていたのだと気づきます。
これが、小、中学校時代の共通点です。
普段、まったくこのことを気にしていなかったので、正直おどろきました。
でも、実際は、気にしていなかったのではありません。
言葉にならない状態で、ぼんやりとした重たいものを内側に抱えていて、それがあまりにも当たり前すぎて、気づけなかったのです。
もし、ここでアプローチしなければ、私はこの先もずっと、出来事を変えた状態で、同じことに悩み続けたはず。
正体不明のぼんやりとした重たいものを抱えたまま、必要な行動へと結びつけられず、「なぜうまくいかないのだろう」と嘆いたはず、なのです。
でも、理由がわかっても、すぐには動けませんでした。
なぜなら、頭では違うとわかっているけれど、あたかも事実のように感じていたから。
このまま無理やり前に進むのは、得策ではないと考えた私のやったこと。
「悩まずに、出てきたものを、タッピング」
結局、同じ内容を2週間ほど続けました。
少しはフレーズ(言葉)を変えたりしましたが、内容は大して変わりません。
「あー、今日も何も変わらないだろうなー」と思いながら、いつも通りタッピングしていたら、ふっと動いた瞬間がありました。
「じゃあさ、あの人がそういうから、立ち上げをやめるんだ。」
この時、初めて、「自分が欲しい・やりたいと思っていること」ではなく、傷つかないよう安心を求めて「どうでもいいもの」を選んでいることに気づきました。
もし、本当に20年前から、その人が追いかけてきたら、どうする?
私は、具体的な対策を練りました。
仮に現実になったら、こういう対応を取る。
そう決めたら、動けるようになりました。
人から見たら、大したことがないように映ると思うのですが、私にとっては一大事。
自分の内側が納得して、前に進むことの大切さを知ると同時に、「悩まずに、出てきたものを、タッピング」の繰り返しによって、後にセッションを提供する際の方法やコツまでもを得ていたのでした。
この頃、推拿と物販をするつもりで、タッピングを提供する予定はなかったのですが、私が気づいていないだけで、未来への準備は、ちゃくちゃくと進んでいたのです。
【お知らせ】
体験講座を開催しています。
「悩まずに、出てきたものを、タッピング」しながら、今から続く、未来への準備をしてみませんか。