前回からの続きです。

「大人の、あなたらしさ」を活かすプロセスが生まれた背景【2】

出来ることが限られた中の、苦し紛れのEFT

EFTを習った後、私の手持ち資金は、ホームページ作成分を残すだけとなりました。

ネ子ネ子

その状態で開業しようなんて無謀よね?


りんりんりんりん

本当にね。でも、あの時、やらないという選択がなくてねえ。「進むも、戻るも、留まるも地獄」って思ってた。しかも、今年(2018年)になる迄、アイホージュを立ち上げた理由を知らなかったのよね。アハハ。


ネ子ネ子

アハハって・・。


そんな中で苦し紛れに始めた、1人でのEFT。

最初は「サロンを立ち上げようとする際に生じる、いわゆるネガティブと呼ばれる感情」に焦点を当てて取り組みをしていました。

この過程で、何故かわからない(※今は理由がわかる)けれど、過去の出来事を思い出したり、次、次と色々な思いが湧いてきたりするようになったので、サロンの立ち上げに関係あるなしに拘らず、思い浮かんだことに対して、手あたり次第EFTをするようになりました。

感情に限らず、いわゆるネガティブと呼ばれる、色々な思いや言動や、人前で口にするのが、はばかられるような内容などを、そのまま口にした後

  • セッションを受けた際に変化が生じた固定フレーズをくっつける
  • 自分の感覚の動きに合う言葉を口にして、固定フレーズをくっつける

といった感じに、自由に取り組んでいたのです。

強力な抵抗から得たこと

サロンの立ち上げに最後までブレーキをかけていた、20年以上も昔の出来事があります。

サロンを立ち上げると決めていても、過去の出来事が強力なブレーキになって、感覚的に、どうしても一歩踏み出せないのです。

何度EFTをしても、しつこく出て来て、一向に収まる気配がありません。

それでも、他にやることが思いつかないので、しつこくEFTを使った取り組みを続け、2週間が過ぎる頃。

自分の中から、ある疑問が出てきた瞬間がありました。

これにより、やっと私の頭と心が一致したのです。

自分で自分をありのまま認め満たしたら、次の段階へと進む

「自分で自分をありのまま認め満たしたら、次の段階へと進む」という単純なルールの存在を、この頃の私は、まだ知りません。

今振り返ると、常に、知識よりも実体験が先行した状態にあったのは幸いでした。

私に生じる変化は、いつも「想定外・想像外」だったからです。

もし、知識先行だったら。

きっと私は、やり方を忠実に守れば、自分の思い通りの変化が生じるはずだと思い込んだ状態のまま、変化が起きているのにも拘わらず、自分の思い描いた変化が起きていないことに意識を向け、なぜ、自分の思い通りに変化しないのか苛立っていたでしょうし、変化を活かして次に繋げることも出来なかったと思うのです。

視点が、変わる

色々な思考、感情、言動等を認めるうちに、出来事が自分にブレーキをかけていたのではなく、出来事に付随する自分の思考や感情、言動が、自分にブレーキをかけているという違いを、感覚的につかめるようになりました。

感覚的に違いをつかんだことで、同じ出来事でも

  • 出来事(を変えること)に焦点を当てていたら「自分にはどうすることもできない」
  • 出来事に付随する自分の思考や感情、言動に焦点を当てたら「自分に出来ることがある」

となることもわかりました。

私は、初めてのセッションで、(なぜかわからないけれど)これまでと変わらぬ同じ景色を見ているのに、今までと違って見えると感じていたことを書きましたが、これが、視点の変化だったと気付いたのは、もっと後の話です。

りんりんりんりん

何事もそうですが、1回の変化では、何が起きているのかわからなくても、何度も変化が起きると慣れてわかるようになる!のですね。

プライベートで生じた変化

私の変化は、仕事に拘らず、プライベートにも及びました。

プライベートでの最初の変化を、今でも鮮明に覚えています。

外出先で、1人でお茶をしていた時。
隣に座っていた、お2人の年配女性の会話が耳に入ってきました。

それは「自分の思いを察してくれない相手に対する不満」だったのですが
「ね、察すればいいっきゃね(いいのにね)」という女性の発言に対し、
私は、「え、必要なことを相手に何も伝えていないのに、察しろ(察して自分の思い通りに動け)って無理だよね。」と思ったのです。

それ迄の自分なら「ほんと、そうだよね」と思う所なのです。

この時はこれで終わり、その後しばらくしてから、別な場面で、印象的なことがありました。

自分の選択に責任を持つ

当時、とある作業を終えた後、知人と遊ぶ約束をしていました。

作業を終えて少し疲れている中、知人から「早く早く」と言われ、内心、私は、むっとしたのです。

むっとした思いを、態度で表そうとしたのですが、その瞬間、このようなことを思いました。

りんりんりんりん

今、この人、私に「早く早く(早く遊びに行こう)」としか言っていないのに、私はむっとしているのをわかれ!と態度に出そうとしている。

早く早くに対して、むっとしているのをわかれ!って何かおかしいよね?


私は、今まで、このように思ったことはありませんでした。

そこで、態度に出すのを止め、しばし考えました。

りんりんりんりん

私は、何が欲しいのだろう?
何が欲しくて、知人に対して、むっとしていることを態度に表そうとしたのだろう?


結局の所、私は、知人に(疲れていることを)配慮してもらえていない、大事にされていないと感じて、むっとしていたのです。

知人は、私のことを配慮していない訳でもなく、大事にしていない訳でもありません。

ただ、早く遊ぼうといっているだけ。

りんりんりんりん

作業をした後に遊ぶことを選んだのは私だ。
疲れているなら、遊ばないという選択も出来る所を、遊ぶことを選んだのは私だ。


そう思い、態度に出すのを止めて、遊びました。

家に戻ってから、このことに対して改めてEFTをしたのですが、私は、過去にも、似たようなことを、いろいろな場面でしていたのを思い出ました。

人と過ごす貴重な時間を、知らず知らずのうちに、自分が壊していたのだと気づき、自分のイタさを痛感したのです。

それでも。
気づかないよりも、気づく方がはるかに良いですものね。

あの時、気づいて、立て直して、楽しい時間を過ごせて本当に良かったです。

自分の変化に気づく時

度々起こる、自分にしかわからない変化が、とても面白かった。

だから、私は、1人でEFTに取り組み続けられたのです。

当初、自分の変化に気づく時は、「もう1人の自分が、自分に対して、声をかけてくる」ような感じでした。

セッションを開始してからは、クライアントさん達からも、同じことが起きていると聞くことが増え、それぞれの居場所で、全く別の出来事を通じて、生じる変化を共有することがとても楽しかったです。

今では、もう1人の自分が声をかけてくるのではなく「はいはい、これ、いつもの(躓きの)パターンだから、このまま動くとうまくいかないよ。」と言った具合に、「もう一人の自分と、自分が同化した感じ」になっています。

時間の経過によって、わかる変化も、また楽しいものです。

後になってわかることがある

資金がたくさんあるにこしたことはありません。

でも、あの時の私にとっては「資金がないことが、結果的に、この先、サロンを続けていく為に必要な、自分の土台作りとなり、強みにもなり、次に繋がっていく」のです。

次回に続きます。