習ったことを日常生活に活かすための自律最善タッピング講座

セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。

普段、自律最善タッピングの講座を提供するにあたって、私が意識していることがあります。

それは、受講後、日常に戻ったクライアントさんが、お一人で自律最善タッピングを何となくでも使えるようにすること。

そのために、いつも、クライアントさんの事例(実際の悩み)に沿って、タッピングをすること。

習ったことを、クライアントさんが、

  • 自分と向き合う
  • 自分を理解する
  • 答を引き出す
  • 悩みの解決
  • やりたいことにやる

ことなどへと直結させて、日常生活に活かすのが目的なので、講座の後も、事例に沿ってお一人でタッピングする方法をお伝えします。

これらを意識しているのは、昔、私が「習ったことが、自分の現状を変えることに直結しない」という悩みを抱えていたからなのです。

アイホージュの立ち上げの時、苦し紛れに使う前までは、EFT(現・自律最善タッピング)に対しても

「ネガティブな感情を認めたらいいのはわかる。でも、これは自分の現状にどう結びつくのかがわからない。」

と思っていました。

当時は全然知りませんでしたが、自己犠牲を積み重ねている状態では、下記のようなことが起こります。

  • 講座に参加しただけで、やった気になって終わってしまう
  • 仲間がいることで、互いの認め満たし合いができるので、変化した気になってしまう
  • 意思(~したいという欲・答)を必要な行動へと結びつけられないので、何かを始めたとしても、何のために頑張っているのかわからなくなり、3日位で終わる
  • (周りの承認が得られないから)やる気が出ない
  • (周りの承認が得られて)やる気が出て、高揚感が湧くけれど、(必要な対応が取れないので)空回りして終わり
  • できない自分を責める(お決まりのパターン。これが出たら自己犠牲と気づいて軌道修正する必要があります)

さんざんこういう状態で悩んだので、講座では、これらを阻止しつつ、日常で自律最善タッピングを使っていくために、習ったことを実際に活かせるよう、クライアントさんの事例を使っています。

悩んだ経験が活きている!のでした。

アイホージュでは、一つの方法を、あらゆる場面で応用しますが、最初から何もかもができる訳ではありません。

自己犠牲を積み重ねている状態では、対応しなくてはいけないことが色々あります。

だから、全て一気にやろうと意気込むと、混乱したり、パンクしたりで「やーめた」となりかねません。

それはもったいないので、始めのうちは、「初歩的で簡単なことを、いっぱいやって基本に慣れる」ことをオススメします。

基本に慣れると、面白さや使い勝手の良さなどがじわりじわりとわかってきます。

変化の手ごたえがあると、もっとやってみようか、知りたいなとどいった気持ちが自然に湧きますし、使い続けるうちに、メタ認知能力も少しずつ上がっていきます。

こういう背景があるので「自分を変えるためのワーク」みたいなのはしません。

余談ですが、当方のセッション・講座では「セミナージプシーに終止符を打ちました」というお声を頂くことが多いのですが、何よりと思っています。

なぜなら、ジプシーになる大元は自己犠牲。

認知の歪みが生じているため、うまくいかないものに対し「今度こそ変わるはずだ」と感じますし、「仲間」や「上層部」によって承認に飢えている状態を満たせるので、ヘタすれば、お金がなくなるまで(なくなってもなお)ジプシーを続けかねないのです。

お金の問題が生じると、本当に大切にする必要のある、周囲との関係が崩れかねないので、気を付けなくてはなりません。

自己犠牲が生じたジプシー=ギャンブラー

ですから!

あ、でも、ギャンブルの方が、まだ勝ち目があるか・・。

セミナーや情報は、自分の意思を活かせる状態で扱うと、身に付きますし、変化につながっていきます。

明日、自分の意思を活かすことを前提とした、新しい「体験講座」の案内をする予定です。

よかったら、ご参加下さいませ。