
セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。
これまで、たくさんの方から「自分がどうしたいのかがわからない」という話を聞きました。
それがわかれば、現状を変えられると感じるのですよね。
でもですね。
自己犠牲を積み重ねている状態では「自分がどうしたいのか」の答え(欲・意思)は、実は3つあるのです。
- 「自己犠牲による対処をした自分」
- 自己犠牲の頑張りが認められないことによって生じる「本当の自分」
- 「大人のありのままの自分」
これらは、出来事(ヒト・モノ・コトといった外側)に対する、自分の思考や感情、言動などをありのまま認め、掘り下げる過程で出てきます。
よく「自分の中に答えはある」といいます。
でも、感情止まりで、答えになっていない(自分が答えに変えていない)ことも多々あります。
だから、混乱するのですが、人生って自分の欲を扱うことの連続。
内なる感覚に沿って、無自覚のまま、外側を変えようとする動きを取り、自分や周囲を傷つけることもあるので要注意。
自律最善タッピングでは、こういう背景を踏まえた取り組みをしています。
ありのまま認めることによって、これら3つの答えを順に引き出し、思考・感情の上で「満たす」作業をします。
これは、頭と心が納得した状態で前へと進み、「大人のありのまま」として、必要な行動へとつなげ、これまでとは別な結果を得るために行うもの。
1と2が満たされなければ、3にブレーキがかかり、1と2に戻ります。
これが、自己犠牲のループであり、出来事を変えた状態で、ぐるぐる回り続けます。
2の「本当の自分」と 3の「大人のありのまま」は混同されがちですが、まったく別ものですよ。
自律最善タッピングでは
「違うの、本当の自分はそうじゃない」とか
「こうするのが当たり前じゃない」とか
「本当に自分のことを思っているなら、こうするはずだ」
なんて思いが湧いた時に、
「ヤダ、自己犠牲のループにはまってるわ・・」と自ら気づいて立て直せるよう、たった1つの方法をあらゆる場面で応用しながら、メタ認知能力をちゃくちゃくとあなたの内に育んでいきます。