
セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。
ダメな自分を変えたい!
セッションの初期の段階で
「今すぐダメな自分を変えたい」
「何もかもすぐに変えたい」
とうお話を伺うことがあります。
このような場合
でも、感覚的には「すぐに変えられるはずだ」と感じる。
という状態になっていて、感覚的に動いてしまうことが多いのですが、あなたもそうでしょうか?
焦る気持ちは、すごくわかるのですが、このまま動くのはとても危険。
なぜなら、この状態は、自己犠牲の積み重ねで起きていて、例えるなら、体力・準備・装備・経験がないまま、一気に山に登ろうとするようなもの、だから。
「できる!」と感覚的に動いてしまうと、必要な対応が取れない上に、トラブルが生じるので、傷つくことが増えます。
だから、ダメな自分を変えたいと思う時は、すぐに動かずに、あなたの中で「何が起きているのか」をわかってから、必要な対応を取ることが大切です。
「ダメな自分を変えたい」の本当の意味をご存じですか?
「ダメな自分を変えたい」ってよく言いますし、聞きますよね。
そもそも「ダメな自分を変える」って、具体的にどういうことを意味するのでしょうか。
あなたはご存じでしょうか。
実は
ということを指しているのです。
え?意味がわからない。
そう思われた方に、説明をしましょう。
ダメな自分を変えたい=自己犠牲を辞めたい=意思を活かしたい
まずは、自己犠牲とは何なのか、簡単に触れますね。
自己犠牲とは、自分の人生において、自分の意志を犠牲にすること。
自分の意志を犠牲にするとは
思い感じ考えていることが「ある」。
でも、表向きは、周囲に合わせて「(あるのに)ない」と振舞った。
結果的に、自分の思い感じ、考えていることを犠牲にした。
ということ。
この対処は、その場しのぎになるため、長期的に自己犠牲を積み重ねると、前回の記事で書いた
- 経験
- 判断
- 術
- 自信
が得られなくなり、必然的にできないことが増えます。
そうすると、冒頭で述べた、体力・準備・装備・経験がないまま、感覚的にはうまくいくと感じる状態で、一気に山に登ることになる。
この繰り返しによって、うまくいかないとか、自分がダメだと感じる状態に陥るのです。
つまり、自己犠牲による選択・対応の積み重ねの結果、自分がダメだと感じた。
だから
ということ。
これら3つは表現は違うけれど、意味は同じ。
これを押さえずに、ただ「ダメな自分を変えたい」と思って努力するのは厳禁。
なぜなら、さらに自己犠牲を強め、自らの首を絞めることになるだけだから。
ダメな自分を変えたい!と思ってさらに自己犠牲を強めてしまう理由
例えば、単にダメな自分を変えようとする場合は、
「ダメな自分を変えたい。一気に何もかもを変えたい。」と思った。
「どこかに、ダメな自分を変えたる「鍵」や「答え」があるはずだ」考えて、情報収集した。
何でもいいのですが「感謝の心を持てば、全てがうまくいく」といった情報に従って「あらゆる場面で、感謝する」
そうすれば「自分や現状が変わるはずだ。」
なのに、何も変わらないと感じる。
どうして、うまくいかないのだろう。
「昨日のランチ、あんまりおいしくないなあと思って、感謝しなかったからかな・・。」
そう思って、あらゆる場面で完璧に感謝の気持ちを持てるよう、努力する。
それでも、うまくいかない。
うまくいかないのは、自分がダメだからだ。
という感じに、自己犠牲に始まり、自己犠牲に終わる、お決まりのパターンが生じるのです。
しつこいですが
(自己犠牲を積み重ねて)自分はダメだと感じる状態に陥った。
この状態を変えたいと思い(自己犠牲による)対処をした結果、自分はダメだ
と思っているんですよ。
だから
ということを押さえた取り組みが必要なのです。
自己犠牲をやめて意志を活かすためにアイホージュが取り組んでいること
アイホージュでは、自己犠牲をやめ、自分らしく幸せに生きるために必要な「メタ認知能力」を、あなたの解決できない悩みに根本対応しながら高める、自律最善タッピング(旧・EFTタッピング)をお伝えしています。
- 自己犠牲をやめる
- 自分らしく幸せに生きる
- メタ認知能力を向上する
- 解決できない悩みに対応する
- タッピング
それぞれ別なことのように、感じるかもしれません。
でも、実際は全て、つながっています。
そして、これらは、解決できない悩み(目の前の山)に対して「どうしたらいいのかわからない」と感じる方が、取り組む必要のあること、です。