
自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
前回、前々回の話に絡めて、今日は、「大金を得たい」「お金持ちになりたい」という話について触れます。
お金持ちになりたいという思いには何が隠れている?
他人軸から自分軸への軌道修正に取り組む中で「大金を得たい」という話が浮上してくることがあります。
お金は、ないより、ある方が断然いい。
でも、どうして、大金が欲しいと思っていらっしゃるのでしょう。
金額はいくら位?
具体的に何をして得たいと思っている?
問いかけると、理由・金額・何をするのかは、ぼんやりしていることが多いです。
でも、大金が欲しいと常々思っている。
という所を、ありのまま認めて掘り下げると、最終的に、他人軸の状態で
「傷つかないよう、自分を守りたい」
という所に辿り着くのです。
傷つかないように自分を守りたい
例えば、大金があれば
- 煩わしい人間関係から離れて、自分の好きなことができる
- 欲しいものを得られて人前で恥ずかしい思いをしなくて済む
- 人前で堂々と振る舞える
- 人の気を引ける
- 将来への不安や恐怖などを埋められる
人それぞれ、過去に何があったのかによって違いはありますが、共通しているのが「傷つかないよう、自分を守りたい」なのです。
無自覚の思いに要注意
- 「大金が欲しい」は、ぼんやりであっても自覚している
- 「傷つかないよう、自分を守りたい」は無自覚である
という場合、気を付けなくてはいけないことがあります。
それは、ロスの連動。
なぜなら、無自覚の望みに沿って、大金を得たり、お金持ちになることを目指そうとしたりするから。
この場合、知らず知らずのうちに、お金・時間・労力・人間関係・自信・居場所・存在価値の漏れが、連動して生じるのです。
かえって、自分を傷つけてしまうので要注意。
自分軸教習所の取り組み
なので、自分軸教習所では、まずは
- 「傷つかないよう、自分を守りたい」
- 「ロスの連動」
に手を打ちつつ、自分軸の「本当のところ、自分はどうしたいのか、何が欲しいのか」を引き出します。
この「何か」は、人それぞれ。
お金に関するものの時もあれば、そうではない時もあります。
実は、他人軸の欲求を満たさない限り、自分軸の「本当のところ、自分はどうしたいのか」は引き出せないか、引き出せても行動にはつなげられません。
だからといって、いきなり「傷つかないように、自分を守りたい」にアプローチしても
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しっくりしない状態になるので、段階を踏んで取り組みを進めることが大事です。
次回に続きます。
初めての方にオススメです