自分がどうしたいのかわからないのは何故?悩みが生じる原因と対応策

ここからは

  • 自分がどうしたいのかわからないと感じる状態がなぜ起きたのか
  • 自分がどうしたいのかわからないことと、Aの悩み・Bの悩みの関係性
  • 備わっている力や機能を使うために必要なこと

を順に説明します。

この記事は、下記の記事の続きです。

ありのまま認める×EFTって何?

あなたにはこのようなお悩みがありますか

自分がどうしたいのかわからない、自分がない状態はなぜ起きているのか

まず、自分がどうしたいのかわからない状態とは、

小さい頃、周囲とのやり取りの中で、何かしらのきっかけによって身に着けた「自分を抑える選択・対応方法」をうまくいくと思いこんだまま、今日に至るまで、物事に対応する際に使い続けてきた

ことで生じています。

自分を抑える選択・対応とは

「自分を抑える選択・対応方法」とは

人からどう思われるか。どうしたら周囲(誰かや何か)が自分の方を向いたり、思い描く反応をしたりするのかを考えて、自分の在り方を決める

こと。

人によって「在り方を決める方法」は違うのですが、例えば「好きな人ができた時に、相手からどうやったら好かれるのかを考えて行動する」というのが、これに当たります。

相手(周囲の誰かや何か)の反応によって

  • 自分を認めてもらえた(好かれている)
  • 自分を認めてもらえない(嫌われている)

を、無意識のうちに自分が判断します。

この判断は、承認欲求 ともいいます。

例えば、相手の反応が自分の思い通りか、もしくはそれ以上で、認めてもらえたと自分が判断した場合は、自分の中に

  • (相手に自分を認めてもらえたという)自信・安全・安定
  • (自分はここにいていいという)存在価値
  • (自分の在り方は合っている・正しい、これでいいという)自己肯定感
  • (ほしいヒト・モノ・コトが得られるはずだという)期待感
  • (相手に)自分を認めてもらうことで生まれる高揚感・万能感、原動力

などが生じる状態になっています。

反対に、認めてもらえないと自分が判断した場合は、自信、安全、安定、存在価値、自己肯定感、ほしいヒト・モノ・コト、原動力などが得られないと感じる状態になります。

そのため、他者から承認を得る(と自分が感じること)が人生の目的になっています。

「どうやったら好きな人から愛されるか(承認を得られるか)を考えて行動する」場合は、相手の一挙一動に

嫌われたんじゃないか(承認が得られなくなる)
(ほしいヒト・コト・モノが得られないと感じ、不安で、自信がなくなる)

本当はこう思うけれど、言ったら嫌われるんじゃないか(承認が得られなくなる)
(ほしいヒト・コト・モノが得られないと感じ、不安で、自信がなくなる)

やっぱり私を好きなんじゃないか(承認が得られる)
(ほしいヒト・コト・モノが得られそうと感じ、高揚して自信が出る)

などと自分の判断を加えながら、「どうしたらいいか(自分がどうあるべきか)」を考え、行動しています。

当人にとっては、自ら考え、行動しているように感じるけれど、実際は他動的で、「周囲次第」の状態にあり、本心に沿って考えたり、行動したりしている訳ではありません。

だから、長期的に、この選択・対応を積み重ねているのであれば

  • 自分のことがわからない
  • 自分がない
  • 本当の自分がわからない

などと感じるのは自然なことなのです。

自分を抑える選択・対応の積み重ねによって起きる問題

もし、あなたが「自分を抑える選択・対応方法」を使っているとしたら。

うまくいっていると感じている時は、自分を抑えているとか、我慢しているとかは、ほとんど意識することはないはずです。

例え、負担に感じ、悩む場面があっても、何とかやり過ごすしていると思うのです。

ただ、1回、1回はやり過ごせても、この選択・対応を、長年に渡って使い続けた影響は、知らず知らずのうちに大きく広がります。

問題は、大きく広がった影響があなた(や周囲)に及び、人生を前に進める際の負担や足かせとなること、なのです。

自分を抑える選択・対応を長年に渡って使い続けたことによって、あなたの外側で生じたのがあなたにはこのようなお悩みがありますか?で述べた、

  • 家族、親戚、友人、同僚などのさまざまな人間関係(いじめ、~ハラ)
  • コミュニケーション
  • 仕事
  • 子育て
  • 恋愛
  • 結婚・離婚
  • 子育て
  • お金

など「Aの悩み」

あなたの内側で育ったのが

  • どうしたらいいのかわからない
  • 必要な手を打てない
  • 悩みが解決しない
  • 混乱する
  • 自信がない
  • 肯定感が低い
  • 自分を責める
  • 自分が嫌い
  • 自己否定
  • 完璧になれば、現状が変えられると思う
  • 他者と自分を比較する
  • 過去を思い出しては苛立ったり、不安になったりする
  • 将来への不安

など「Bの悩み」です。

つまり、うまくいくと思い込んでいる、「自分を抑える選択・対応方法」が、実際は、うまくいっていないということ。

原動力や、安心・安定、ほしいヒト・モノ・コトなど得られない代わりに、A・Bの悩みとなる要素が、あなたの外側・内側でそれぞれ発生しているのです。

使う度に、A・Bの悩みとなる要素が発生したり、少しずつ大きくなったりしているのだから、これは「選び、使ってはいけない方法」です。

ですが、ここで、別な問題が発生します。

現状把握ができない状態になっている

悩みを解決するために、最初にやる必要があるのは、現状を把握することなのですが、これができない状態になっているのです。

現状把握とは、道に迷った時、「今、どこにいるのか。ここから、どうやったら目的地へ行けるのか」を考えるのと同じことです。

ですが、自分を抑える選択・対応をし、「相手の一挙一動に、自分の判断を加える」ことが長期的に積み重なると、「事実」と「自分の思考・感情」の区別がつけられなくなり、自分の想像したことが、あたかも現実のように感じるため、適切な現状把握ができなくなるのです。

例えば、相手の反応が、あなたの思い描くものではなかったとして、それを見たあなたが「嫌われたんじゃないか」と感じたとしましょう。

このようなことが何度か続いた時、事実かどうかわからないまま、「相手に嫌われた」と思い込んでしまった経験はあるでしょうか。

お相手や周りの人たちから「気のせいだよ」「そんなことないよ」と言われても、あなたが「嫌われた」と感じ、思い込んでいる状態にあるなら「相手に嫌われた」があなたにとっての事実となるのです。

自分を抑える選択・対応をしている場合

嫌われた=周囲に自分を認めてもらえない

です。

周りからの承認と承認によって得られるものが得られないと感じて不安定になるので、何とか承認を得られるよう、自分の在り方を変えていきます。

ですが、事実と思考・感情の区別がつかないまま、「嫌われている」という思い込みが生じた状態で、自分の在り方を変え、物事や悩みに対応したり、人に接したりすると、的を射ない言動によって、別なトラブルを引き起こしたり、A・Bの悩みとなり得る要素が増えたりします。

でも「自分を抑える選択・対応方法」をうまくいくと思い込んで使っているために、このことには気づけません。

「(この対応では)うまくいかない」という結果が出ているのに、「(この方法でうまくいくはずなのに)なぜうまくいかないのかわからない」という状態になってしまい、適切な現状把握ができないのです。

問題はこれだけではありません。

選び、使ってはいけない方法なのに、選び、使わざるを得ない

思い込みが生じ、現状把握ができないことによって、選び、使ってはいけない方法なのに、選び、使わざるを得ないという、別な問題が起きます。

もし、あなたが「自分を抑える選択・対応方法」を使っているのだとしたら、うまくいくという思い込みが生じているために、うまくいかないことを、自ら気づける状態にはありません。

そのため、出来事やテクニックを変えた状態で、この選択・対応方法を繰り返さざるを得ないのです。

例えば、現状を変えるための情報を集めて

  • 〇〇をやればうまくいく
  • うまくやっている人のまねをする
  • 思い込みを手放す
  • ポジティブに振る舞う
  • 自信がないから、自信をつける
  • 自分がわからないから、わかろうとする
  • 人の役に立つことをする
  • 善いことをする
  • 占いや、誰かに答えを求める
  • ありのままの自分になろう
  • 自分に正直になる
  • 運をよくする方法
  • 我慢せずにやりたいことをやろう
  • 完璧になる方法
  • コミュニケーションがうまくいく方法
  • 一発逆転する方法
  • 愛される自分になる方法

などを実行しても、一時的に気が楽になる程度で、結局はうまくいかないという経験があるでしょうか。

これが、テクニックを変えた状態で、自分を抑える選択・対応方法を繰り返しているということです。

現状を変えるために、あなたの時間・労力・お金などを費やしても、AとBの悩みは、大きくなる一方。

どんなに頑張っても、何も変わらない。
もう、どうしようもない。
どうしたらいいのかわからない。
などと感じ、身動きが取れない状態になっていきます。

選び、使ってはいけない方法なのに、選び、使わざるを得ない悪循環にはまった状態を軌道修正するには、何が必要なのでしょうか。

軌道修正するには自分を生かすことが必要なのだけれど、それが出来ない理由

軌道修正するには「自分を生かす」ことが必要です。

人間は、もともと「自分を生かす」ことによって、幸せになるよう創られているのですが、ここでまた問題が発生します。

それは

自分を生かすことで、幸せになるよう創られていても、自分を抑える選択・対応を身に着けている場合、肝心の、機能や力の扱い方を知らないし、身につけていない

ということ。

つまり、身動きが取れない悪循環から抜け出そうにも、術を身に着けていないので、抜け出せないということが、起きているのです。

「自分を生かす」とは反対の「自分を抑える選択・対応方法」を身に着け、長年に渡り積み重ねてきたために、自分の生かし方がわからないし、生かしてはいけないという状態になっています。

自分を抑えながら生かすということはできません。

結局、これまでと同じ、テクニックを変えて、自分を抑える選択・対応方法を繰り返すことになる訳です。

自分を抑える選択・方法は、幼いから

幼かったり、若かったりするうちは、周囲からの庇護が必要なため、自分を抑える選択・対応でやり過ごせます。

環境によっては、自分を抑える選択・対応をせざるを得ない状態にあった方もいらっしゃるでしょう。

でも、成長するにつれて、自分を抑える選択・対応をする度に、あなたの中で何かしら違和感や抵抗、疑問やネガティブな感情などが生じる場面は、増えてきていたのではないでしょうか。

これは、成長した証であり、自然なことなのです。

でも、自分を抑える選択・対応のまま、思い切ってやりたいことをやろうとしても、「周りからの承認と承認によって得られるもの」や「A・Bの悩み」が絡むため、人の目が気になったり、怖くなったりして、動けなくなる。

または、我慢してきたことをやろうと思って、分別なくそのまま表に出したり、暴走したりして、周囲との関係がぎくしゃくしてしまう。

「自分を抑えても、生かそうとしてもうまくいかない」となり、どうしようもなくなってしまうのは、自分を抑える選択・方法を良かれと教わり、使い続けたことによって「自分の生かし方」を身に着ける機会を失ったからなのです。

まとめとありのまま認める×EFTのスタート地点

ここまでの内容をまとめます。

自分を抑える選択・対応によって、「原動力」や「安全・安定」、「ほしいヒト・モノ・コト」などを得られると思い込み、長年に渡って使い続けた結果

【根本の問題】

自分を生かす選択・対応を身に着ける機会を失ったため、自分の人生において、自分を生かせない状態になり、自分がどうしたいのかわからなくなっている。

【枝葉の問題】

  • 適切な現状把握ができない
  • 仮に現状把握ができたとしても、自分を抑える選択・対応をうまくいくと思い込んでいるので、的を射ない言動で別なトラブルを引き起こす
  • 自分を抑える選択・対応をテクニックを変えた状態で繰り返し、AとBの悩みの要素を大きくしてしまう
  • AとBの悩みが大きくなる悪循環から抜けられない
  • 自分を生かそうとしても生かし方がわからない上に、周りからの承認と、承認によって得られるものと、AとBの悩みが足かせとなって前に進めない

この状態こそが、ありのまま認める×EFTのスタート地点です。

物事に対応する際に、自分を抑える選択・対応の積み重ねによって広がった影響である、周りからの承認、承認によって得られるもの、A・Bの悩みなどが、しつこく顔を出してきます。

これに対し、ありのまま認める×EFTでは、改めて別の記事で説明する「2つの基本」を押さえ、もともと備わっているけれど、うまく扱えていない力や機能を使えるようにしながら、自分を生かす選択・対応ができるようにし、目的地にむかって進みます。

これが、常に基本を押さえた上で、急がば回れ です。