自分がわからない人のEFTタッピング 効果的なセットアップフレーズ・リマインダーを作る為の仕組み

 

このページでは、自己肯定と自己承認で悩み解決!自分がわからない人の為のEFTタッピングを使って、「自分をわかった上で活かす」にあたり、効果的なセットアップ・リマインダーを作るための仕組みについて、説明します。

セットアップフレーズとリマインダーが同時に出来上がる

自分がわからない人のEFTタッピングの特徴に、セットアップフレーズの「   」の中の言葉が出来上がると、自動的に、ネガティブ・ポジティブリマンダーが出来上がる というのがあります。

まずは、基本のセットアップフレーズ・リマインダーをご覧ください。

セットアップフレーズ・リマインダー
  • セットアップフレーズ・・「          」と感じている自分をありのまま認め受け入れます
  • ネガティブリマインダー・・「          」と感じている自分がいる
  • ポジティブリマインダー・・「          」と感じている自分をありのまま認め受け入れます

赤文字の所が、固定フレーズです。

セットアップフレーズとポジティブリマインダーが、同じです。

セットアップフレーズ・ポジティブリマインダー・ネガティブリマインダーの「   」の中身は同じです。

「   」の中の言葉を作ったら、固定フレーズを加えるだけです。

EFTタッピングのやり方のページでは、「許せない」を例に、最初の感情解放となる

  • 「許せない」と感じている自分をありのまま認め受け入れます
  • 「許せない」と感じている自分がいる
  • 「許せない」と感じている自分をありのまま認め受け入れます

という、セットアップフレーズ、リマインダーを紹介しましたが、「   」の中の言葉が出来上がると、自動的に、ネガティブ・ポイティブリマンダーが出来上がります。

1セットが終わったら、2セット目の「    」を作り、固定フレーズを付け加えます。

もちろん、このような形になっているのには意味があります。

自己肯定と自己承認で悩み解決とは?セットアップフレーズ・リマインダーの仕組み

セットアップフレーズやリマインダーは、「自分をわかった上で活かす」ために作ったり、使ったりします。

EFTタッピングのやり方のページで、自分がわからない人の為のEFTタッピングでは、目の前の出来事(問題・悩み)に

自分の「ある」を、「ある」と自分が「認めてはいけない」という、2人の自分の言い分や動きを「ある」と自分が「認め」、「自分をわかる」という方法を使って、ネガティブな感情を解放し、そこから悩みの解決方法(プロセス)へと結び付ける

と書きました。

セットアップフレーズ・リマインダーの「     」の中には、2人の自分(1人1人)の言い分や動きを入れます。

さきほど「許せない」という例を出しましたが、「許せない」は、1人目の自分の言い分です。

固定フレーズの意味は

  • セットアップフレーズ、ポジティブリマインダー・・自己肯定「ある」と自己承認「認める」(=ありのまま認める)
  • ネガティブリマインダー・・自己肯定「ある」

です。

2人の自分(1人1人)の言い分や動きを、自分の感覚に合った言葉をで表し、「ある」と自分が「認める」ことを通じて、細やかに掘り下げ、自分がどうしたいのか、何をする必要があるのかなど、

  • 自分の言葉で表し、把握する
  • 自分の言葉で表した内容に、1つ1つ、納得する
  • 必要な手を打つための準備をする

ので、自己肯定と自己承認で悩み解決!と謳っています。

このような仕組みになっているのには、EFTタッピングに取り組む前の状態が、関係しています。

EFTタッピングの効果を得る為には、自分がわからない状態に考慮することが重要

誰かに自分を認めてもらう為に、「あるをない、ないをあるとする」対処を通じて、自分の中に「ある」のに「ある」と「認めず」、「ない」と「認める」方法を、うまくいくと思い込んで、長年に渡って積み重ねてきた場合。

目の前の出来事(問題や悩み)に対し

  • 情報の種となる、感覚はある
  • その感覚が「誰かに自分を認めてみとめてもらうとうまくいく」になっている
  • ネガティブな感情を、自分の問題や悩みに対応する為の情報へと変えることが出来ず、言葉で把握できていない

という状態になっています。

悩みや問題に対応する場合は、この状態に考慮する必要があるのです。

この状態のまま、新しい対応方法を使おうとすると、「うまくいくはずがない(今までのうまくいかない方法がうまくいくはずだ)」という感覚的な抵抗が、自分の内側に生まれます。

また、やる必要のあることを言葉で、把握していません。

そのため、感覚に引っ張られ、今までと同じ、うまくいかない対処方法を、うまくいくと思い込んで繰り返すことを避けられないのです。

仮に、この段階で、他者から「(今までの、うまくいくと思い込んでいた)対処方法はうまくいかないですよ。こうした方がいいですよ。」などと言葉で詳しく、説明を受けたとしても、感覚に引っ張られます。

  • 自分の動きのどこがおかしいのかが、わからない
  • 頭ではわかるような気もするけれど、感覚的には全然納得できない
  • わかる気はするけれど、いざという時に、何をしていいのかわからない

などと感じて、今までと同じ、うまくいかない対処方法を、うまくいくと思い込んで繰り返します。

とりあえず1回、他者の言うことに従って、動けたとしても、その後が続かないという、別の問題が起きます。

うまくいったとしても、ずっと誰かの出す正解に頼って、動く。

うまくいかなければ、正解を教えてくれる誰かを、探し続ける。

といった具合に、結局、今までと同じ、うまくいかない対処方法を、うまくいくと思い込んで繰り返すだけなのです。

では、どうしたら良いのかというと、人間には、オートクラインという、自分がしゃべったことを自分の耳で聞いた時、初めて理解するという機能があるので、これを利用します。

自分の感覚に合わせてセットアップフレーズ・リマインダーを作り、それを声に出してしゃべり、自分の耳で聞くことで、自分のことを言葉で把握し、感覚的に納得して進んでいきます。

自分のことを言葉で把握し、感覚的に納得して進むことは、とても大切です。

新しい対応方法を進める過程で、次、次と、抵抗やブレーキが、出てきますし、その度に、感覚に引っ張られるからです。

感覚を無視して、納得しないまま、言葉だけで、むりやり進んでも。

言葉を無視して、感覚だけに従って動いても。

これまでと同じ、うまくいかない対処方法をうまくいくと思い込んで繰り返すことになるので、ムダな労力や時間、お金、人間関係を費やした挙句、自分や周囲を傷つけ、自信を失ってしまうのです。

そもそも、ネガティブな感情を、自分の問題や悩みに対応する為の情報(言葉)へと変えないまま、他者の出す正解に頼ったり、納得を求めたりすること自体、無理があります。

以上のことから、自分のことがわからない人には

  • 感覚に引っ張られる
  • 言葉で把握できていない

状態を考慮し、2人の自分の言い分や動きを、「ある」と自分が「認める」ことを通じて、細やかに掘り下げ、自分がどうしたいのか、何をする必要があるのかなど、

  • 自分の言葉で表し、把握する
  • 自分の言葉で表した内容に、1つ1つ、納得する
  • 必要な手を打つための準備をする

ことがとても大切なのです。

上記の状態が絡むため、このEFTタッピングでは、「ある」と自分が「認める」ことを通じて、2人の言い分を細やかに掘り下げていきます。

納得して動けるようになるには、細やかな掘り下げのプロセスを省かないことが、重要です。

必然的に、EFTのセット数が多くなるのですが、当方では、「日常のさまざまな場面で、掘り下げのプロセスを応用することで、悩みや問題に対応し、やり方を身に付ける」ことが、目的です。

何度も掘り下げのプロセスを応用しているうちに、対応のスピードが少しずつ上がります。

身に付いたら、無意識レベルで動けるようになり、次の段階へと進むことが出来るので、「急がば回れ」です。

リマインダーの重要な働きと、いちいち変えない理由

感情解放のやり方のページで、効果的なリマインダーの使い方は

  • リマインダーを口にする時も、感覚に自分の意識を向けておく
  • 1セットのEFTで、同じリマインダーを使い、いちいち変えず、感情もこめず、テンポ良く、機械的に、タッピングポイントを回る

と書きました。

いちいち変えないのは、EFTに取り組む前の状態が関係していることと、リマインダーに重要な働きがあるからなのです。

さきほど、自分がわからない人のEFTタッピングでは

  • 感覚に引っ張られる
  • 言葉で把握できていない

状態に考慮する必要があると述べました。

実は、同じリマインダーの繰り返しと、EFTの手法であるタッピングが、この役割を担っています。

誰かに自分を認めてもらう為に「あるをない、ないをあるとする」対処をし、自分を満たせなかった状態を、リマインダーを使い、自己肯定・自己承認を繰り返すことで、自分を満たしていきます。

自分を満たすことによって

  • 2人(1人1人)の自分の言い分や動きに納得する
  • 視点を変える
  • 掘り下げが進む

ことなどが可能になるのです。

これは、例えるなら、お腹がすいている時は、お腹を満たすことしか考えられないけれど、お腹がいっぱいになったら、余裕が出てきて、周りが見えるようになったり、次のことを考えたり、行動したりできるようになることに似ています。

ただ、同じリマインダーの繰り返しだけでは、セットアップフレーズやリマインダーが合っているかどうか、イマイチわかりづらいものです。

そこで、EFTタッピングの手法の出番です。

EFTタッピングの手法を使う2つの理由

なぜ、EFTタッピングの手法を使うのか、理由が2つあります。

1つ目は、感覚に合った言葉を選んでセットアップフレーズを作り、リマインダーを繰り返すにあたり、タッピングが伴うことで、言葉と感覚の連動がつかみやすくなるから。

EFTタッピング 手法 図

そして、もう1つ。

感覚と(感覚に合った)言葉と動作を伴った、アウトプット(セットアップ作り・話す)とインプット(聞く)の繰り返しによって、取り組んだ内容(ネガティブな感情を解放し、そこから、悩みの解決方法(プロセス)へと結び付けていく)記憶を定着させ日常に戻った時に、使えるようにするため。

感覚と言葉の連動と、タッピングを掛け合わせることによって

自分がわからない状態では、感覚は「誰かに自分を認めてみとめてもらうとうまくいく」になっている

ネガティブな感情を、問題や悩みに対応する為の情報へと変えられず、言葉で把握できていない

ネガティブな感情を、自己肯定・自己承認し、細やかに掘り下げることで、問題や悩みに対応する為の情報へと変え、言葉で把握する

「誰かに自分を認めてみとめてもらうとうまくいく」と思っていたけれど、実際はうまくいっていないことに気づく

へと持っていけるのです。

自分がわからない人のEFTタッピングのセッションや講座では、クライアントさんの目の前の悩みや問題を、ひとまず1つ使って、取り組みを進めていきます。

これは、クライアントさんが、日常生活にお戻りになってから、目の前の問題にお1人で対応し、新しい結果を得ることを前提に、行っています。

なぜかというと、セッションや講座の後、割と早い時期に、新しい対応をする必要がある場面が、必ず巡ってくるからです。

その時に、「今だ!」と気づいて、必要な手を打ち、新しい結果を得る。

もし、出来なくても、なぜ出来ないのかを明らかにして、そこから手を打てるようする。

と言った具合に、EFTタッピングをしていきます。

他にもリマインダーを変えない理由があり

  • EFTに集中しやすくなる
  • 関係する、重要な何かを思い出しやすくなる
  • 納得または、違和感を引き出しやすくなる
  • 定着しやすくなる

ということもあります。

いちいち変えると「次のリマインダーをどう変えるか」に意識が向き、取り組んでいる内容に集中しづらくなりますし、掘り下げや定着が難しくなります。

ポジティブリマインダーはポジティブな内容を入れなくていいの?という疑問にお答えします

EFTタッピングをご存知の方から、ポジティブリマインダーは、ポジティブな内容を入れるのでは?という質問を頂くことがあります。

これは、EFTの目的や、「ポジティブ」という言葉を、どのように捉えているかによって、話が違ってきます。

何の感情でも良いのですが、さきほど、許せない という例を挙げたので、これを使って説明します。

いろいろな場面の「許せない」があります。

許せないなら、許せないという感情がなくなって、許せるようになるのが良いことなのでは?ポジティブなのでは?と思った方がいらっしゃるかもしれません。

そうなんですよね。

人それぞれ違うと思うのですが、あなたが、許せないと思った時のことを、1つ、思い出して頂けないでしょうか。

あなたにとって、許せないとか、許せるとか、具体的にどういうことを指すのでしょう?

何を許せないと感じていて、何をしたら、許せるのでしょうか?

そのために、あなたは、何をしたらいいのでしょうか?

それをやったら、本当に許せますか?

それは、実現可能なことですか?

もし許せなかったらどうしますか?

などと聞かれたら、返事に困らないでしょうか?

自分がわからない人の為のEFTタッピングでは、「自分がわかった上で活かす」ことが目的なので、自分がどうしたいのかわからないまま、必要なプロセスを省略して「許せないから、許せるようになる」といった、頭で良かれと考えたフレーズは使わないのです。

「許せない」は、スタート地点であり、「ある」と自分が「認める」ことによって、自分の現在地がわかります。

現在地がわからなければ、必要な手は打てません。

「許せない」なら「許せない」を「ある」と「認めて」

  • なぜ自分は許せないと感じているのか
  • 自分はどうしたいのか
  • 何をする必要があるのか

など、1つ1つプロセスを踏んで、自分の情報を引き出したり、掘り下げたりして、必要に応じて行動に繋げていきます。

これにより、自分をわかった上で、活かせるようになります。

なので、「許せないと感じている自分をありのまま認め受け入れます」という、自分が感じていることが「ある」と「認める」ことが、ポジティブリマインダーとなる訳です。

全てそうだとは言えないし、内容にもよるのですが、例えば、EFTを使って、許せないと感じている所から、思い考えていることを掘り下げ、情報を引き出してみたとしましょう。

許せないと感じているのは、自分が

  • 言う必要のあること
  • 聞く必要のあること
  • やる必要のあること

が何なのかかわからないまま、大人の対応と称して、何事もなかったように振る舞い続けた為に

  • 自分の安全を守れない
  • 周囲との境界線が築けない

状態になり、傷つきっぱなしになっている、ということがよくあります。

このような場合は、情報を引きだした後に、心身の安全を守ったり、境界線を築いたりする為の新しい行動へと繋げたら安定します。

また、許せないと感じるまま、自分がどうしたいのかわからない状態に居続けずに済みます。

さらに許せないという思いが湧いたとしたら、もう少し掘り下げていく必要があるかもしれません。

いずれにせよ、許せないを「ある」と「認める」ことが、自分をわかったり、活かしたりすることへと繋がります。

もし、周囲との境界線が築けていない為に、自分の安全を守れず、許せないと感じているのに、これを無視して、とにかく許せるようになろうとするのであれば。

これは、自分(や周囲)を傷つけることに鈍感・寛大であれ、と言っているのと一緒であり、次の問題を引き起こす原因にもなるのです。

リマインダーは「私には出来る!出来る!出来る!(許せる!許せる!許せる!)」といった暗示の類ではありません。

「出来ない」と感じているのに「出来る!」とするのは、そこだけ見たら、良さそうに思うかもしれません。

改めて別の記事で触れますが、「私には出来る!出来る!出来る!(許せる!許せる!許せる!)」で、出来る人と出来ない人がいます。

自分のことがわからないと感じている人の場合、暗示では動けないのです。

全体的な動きで捉えてみると「ない」のに「ある」と認めるのと同じなので、自分を活かすことが出来ず、今までのうまくいかない対処方法を繰り返すだけだからです。

人それぞれ、いろいろな考え方、捉え方があり、EFTをする目的があります。

私は、「人間の力を発揮するように出来ているのではないか」と思い、あると認めることで、人が活き、そうすることで発展していくと気付いたことから、今のやり方を選んでいますが、あなたが何を選びたいのか、会った内容を選び、取り組みができたら、それでいいのだと思います。