図で見るありのまま認める×EFT その2

前回

  1. 自分(の動き)をありのまま認め満たすことによって自分を活かす場合は、ヒト・モノ・コトが自分次第で、自己肯定や発展が生じる
  2. 自分(の動き)をありのまま認めないことによって自分を活かせない場合は、ヒト・モノ・コトが周囲次第で、自己否定や格差、混乱が生じる

どちらの方法を使って問題を解決したり、自己実現をしたりすることを積み重ねるのかによって、人生が全く違うものになると言っても過言ではないと書きました。

今日から数回に分けて

  1. 自分を活かす方法
  2. 自分を活かせない方法

それぞれ、どのような過程を経て身に付けるのかを説明します。

段階を経て対応方法を身に付ける

下記の図をご覧ください。

段階を経て身に付ける自分を活かす方法と活かさない方法

  1. 自分を活かす方法はA→B→C
  2. 自分を活かさない方法A→D→E

と段階を経て、形成します。

悩みに対応したり、自己実現したりする際には、この中のどれかを使っています。

今日はAについて説明します。

A・子供のありのまま

子供が泣くイラストです
生まれたばかりの頃、誰もがありのまま状態でした。

自分の欲しいものが何なのかがわからなくても、周囲が必要と判断したものを与えてくれたり、身の回りのお世話をしてくれました。

周囲にお構いなしに泣いても、誰かが寄ってきてくれたり、何が欲しいのかを察してくれたり、あやしてくれたりといった具合に

子は誰かにありのままの自分(の動き)を認めてもらい、満たしてもらっていました。

ただ、存在しているだけで、自分を満たすことが出来ていたのです。

ここでは、この認め方、満たし方(対応方法)のことを

「子供のありのまま」

と呼びます。

「子供のありのまま」の図

子供のありのままの認め方・満たし方
仮に、周囲が子(の動き)の世話を放棄し続けたとしたら、何一つ身の回りのことが出来ない子は自分を守ることができません。

「子供のありのまま」は、周囲が子(の動き)を受け止め、満たしてくれることで初めて成り立つのです。

「子供のありのまま」成長すると生き辛くなる

子はいつまでも「子供のありのまま」の認め方、満たし方に留まる訳ではありません。

1人で出来ることが増えるにあたり、成長に合った自分の認め方、満たし方を、身に付ける必要があります。

仮に、周囲が子を可愛がりすぎる余り、何もかも世話をしてしまうとしたら子は「子供のありのまま」しか知らずに成長することになります。

見た目は大人であっても

  • 自ら考えて行動することが出来ない
  • 自分は動かず、周りのヒト・モノ・コトが自分の思い通りになることを当然とする
  • 周りのヒト・モノ・コトが自分の思い通りにならない場合、「物事がうまくいかない(思い通りにならない)のは周りのせいだ」と捉え、泣いたり、癇癪を起こしたり、怒鳴ったり、キレたり、脅したりすることなどを通じてヒト・モノ・コトを思い通りに動かそうとする
  • ヒト・モノ・コトが自分の思い通りになることを前提として話をする為、周りと話がかみ合わなくなる
  • 自分と他人との違いを尊重出来ず、周りの人のことはどうでもいい状態になるので対人関係を築くのが難しくなる

などといった状態になります。

生涯に渡り、子に認め係、満たし係が専属でつくとしたら「子供のありのまま」止まりでも何とかなるかもしれません。

でも、そうでないとしたら 大人になる程生きづらさが増す ことになります。

子供のありのままの状態で成長すると生き辛くなる
本人も周りも辛い状態になる為、成長に合った「自分の認め方、満たし方」を身に付けることは生きる上で、とても大切です。

ただありのまま認めたら良いでは済まない話その2

前回、自己啓発やスピリチュアルなどの「ただありのまま認めたら良いんだよ」という内容に触れました。

確かに、ただありのまま認めたら良いのではあるのですが、それは自分を活かせる状態にある方に限っての話。

と書いたのは、自分を活かす方法で指すありのままは、後日改めて説明する「C・大人のありのまま」。

自分を活かせない状態で指すありのままは「A・子供のありのまま」という違いがあるからなのです。

前回も書きましたが、自分を活かす状態と、活かせない状態では、それぞれ全く別の視点・思考・行動になり、同じ日本語であっても、言葉に含める意味も全く違います。

その為「ただありのまま認めたら良いんだよ」とか「ありのままの自分で良いんだよ」という発言に対して「A・子供のありのまま」を想像し、「わがままだ」「自分勝手だ」「ありのままの自分を認めることは難しい」などと感じるはずです。

それに、自分を活かせない状態で身に付いているありのままは、A・子供のありのまま だけです。

下記の図をご覧ください。

身に付いていないありのままは実行できない
いくら口頭説明を受けて「C・大人のありのまま」を理解したつもりになっても、身に付いていない方法は机上の空論でしかありません。

日常生活において、実行する必要のある場面が巡ってきても、それに気づくことすら難しいので、結局必要な手を打てないことになります。

詳しくは次回か、その次に書きますが、その他にも、自分を活かせない状態にある場合は、ありのままの自分を認めてはいけない理由があります。

このような背景を無視して「ただありのまま認めたら良いんだよ」という誰かの言葉に従って「ありのまま」を実行しても、現状は変わりません。

混乱や自己否定が強まるループにはまったり、「自分のやり方が間違っているのではないか」と翻弄したりすることになります。

以上のことから「ただありのまま認めたら良いんだよ」という発言は、一見優しいようで、実際はとても酷な内容だと個人的には感じています。