2009年にEFTタッピング(現・自律最善タッピング)の提供を開始して以来、私・伊藤は、悩みに対応するクライアントさんの伴走をしています。
セッションの題材は人それぞれ。
でも、悩みって1つじゃないんですよね。
さまざまな人間関係、仕事、恋愛、結婚、お金、子育て、自己否定、やる気がないとか、いろいろ絡み合っています。
クライアントさんは、どこから手をつけたらいいのか、何をしたらいいのか、全然わからないと感じて、お手上げ状態。
そういう時、提供者としての私は何を優先するのかというと「その方の意思を活かす」
最初のうちは、わからないと仰ることも多いのですが、取り組みを進めるうちに引き出せるので、わからないなりに、ひとまず、どうしたいのかを伺って、今できることから始めます。
いきなり壮大な望みを掲げて取り組もうとしても、ハードルが高すぎるからです。
自律の術が身についていない状態では、残念ながら、振り出しに戻っちゃいます。
でも、振り出しに戻って、手ごたえのない取り組みをやっておくのも、1つの経験だと思っています。
視点を変える
セッションで最初にやるのは、視点を少しずつ変えていくこと。
セッション前のクライアントさん達の視点は、ヒト・モノ・コトなどの外側を向いています。
これを内側へと変えるのです。
なぜか。
視点が外側に向いていたら解決できない悩みも、内側に向けると根本から手が打てるから。
ただし、最初のうちはクライアントさんお一人では無理なので、私・伊藤が先導&伴走します。
視点を変えるのは、慣れが必要です。
とにかく明日100万必要なんですと言われたらどうするの?
打つ手があると言っても「明日いきなり100万円が与えられる」なんてことはありません。
「とにかく、明日までに100万必要なんです。
何とかしてください。」といわれたら
- 身近に借りれる存在がいるか、いるなら借りる為の下準備
- 取り組みを積み重ねて、漏れる癖を明らかにして、対応していく
- 今後、何かしら収入を増やしていく
のいずれかです。
お金が漏れる癖に着目します
自分の意思を表に出さずにうまくやる方法を使っていると無自覚のうちに、時間や労力、お金などが漏れていきます。
漏れる状態のまま入ると、やっぱり漏れる。
こういう場合は、このままではいかんという合図。
意思の扱いを転換する機会と捉えて、漏れから学習しましょう。
自律の方法を使って漏れを防ぐと、何かしらお金や欲しいものが入ることがあります。
これは、クライアントさんの事例によります。
現在の道でOKという合図だったり、ちょっとお試しが入っていたり、さまざまですね。
長くお付き合いをしている方の場合、過去からの取り組みをつなげていくと「ここで大きく入ることになっていたから、過去のあの時点で漏れを止めたのか」というのがわかります。
そういう時は胸をなでおろしつつ、人の絶妙さ加減に感心します。
セッションで取り組んだ内容が、クライアントさんの未来にどんな風に反映しているのか。
検証しつつ、クライアントさんに説明するのも私の仕事の一つです。