
セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。
感覚的には、何だかおかしいと感じるけれど、それが何なのかが言葉で表せず、よくわからない。
だから、なんかモヤモヤするし、不安にもなる。
そんな経験、ありますか?
もし、そうであれば、自律最善タッピングの「感覚の言語化」に取り組み、「自分が何を思い感じているのか」を掘り下げると良いかもしれません。
これはメタ認知能力を育む取り組みでもあるのですが、最初のうちは、部分的な取り組みが多いのです。
続けることによって、だんだん話がつながっていきますし、いつも同じところでつまづいているなーとか、自分に対する理解も少しずつ深まります。
自分を知るにはどうしたらいいんだろうとお考えの方にオススメです。
感覚の言語化で自分を知る
今日は、自律最善タッピングを通じて、感覚の言語化を13年続けている私の、最近の「感覚は知っている」ネタを書きます。
先月、やることはわかっているのだけれど、気持ちが乗らない自分に気づき、ふと「このまま前に進んだらまずいな」と思い、毎晩、布団に入ってから、自律最善タッピングをすることにしました。
いつも面白いなと思うのは、過去が現在の自分を救い、未来をより良いものにするために、すっかり忘れている昔のことが思い浮かぶこと。
小学校高学年の頃、20歳前後、20代半ば、20代後半、40代と、いろいろな話が浮上してきて、最終的に2週間近くかかりましたが、話が全部つながっていて、このタイミングでやっておいて良かったと思いました。
気持ちが乗らない理由を探る
最初に出てきたのが、小学校の高学年の頃の出来事3つ。
いつも通り、この3つの出来事に伴う、私の思考・選択・言動をチェックしながら、共通点を探ります。
3つのうち、2つは過去の私にとって「恥で思い出したくないし、人には絶対に話したくない」と思っていたもの。
何度かアプローチしたことがあるので、共通点は「過去の出来事に対応しながら、自分の内側で形成した、自己犠牲による対処方法」だとすぐにわかりました。
ただ、同じ自己犠牲による対処ではあるけれど、違いがありました。
- 意思を行動に結び付けた結果、うまくいかなかったので、自己犠牲による対処をし、その場をやりすごした
- 意思を行動に結び付けたはいいけれど、その後、必要な行動を積み重ねなかったので、うまくいかなかった
- 自分の意思を犠牲にすることでうまくいく
今回気づいたのは、私は、必要に応じて、この3つを使い分けながら成長していること。
うまくいくと思っていたのに、うまくいかないと感じる結果を得ている時には、このうちのどれかを使っている、ということ。
「・・ということは、この3つが、あの話につながったのか・・。」
あの話とは、この3つの使い分けを形成した、同時期の小学校高学年の頃のこと。
現在、自律最善タッピングで提供している内容を探し始めるきっかけとなった出来事でもあります。
まだこの時点では、小学校の頃のことが、現在の「気持ちが乗らない」にどのように結びついていくのかは、全くわかっていませんでした。
次回に続きます。