推拿の話

セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。

現在、アイホージュで提供しているサービスは自律タッピングのみですが、昨秋までは「推拿(すいな)」と呼ぶ、中国整体も提供していました。

今は、継続の方のみご予約を承っています。

理由は、私が自律タッピングにのめりこんだ、というのが一番大きいです。

他には、コロナ禍も関係しています。

当初から、使用毎にタオルや着替えの全取り換え・ベッドの消毒、部屋の掃除を行っていたので、コロナ禍になっても、やること自体は大して変わりがありません。

そんな中で、サロンを立ち上げ当初から、定期的に推拿を利用下さっていた80代のお客様が、大きな病に罹り、手術を受けることになりました。

「しばらく、推拿は受けられないけれど、またお願いしたい。」

そう言われた後、ちょっと考えたのです。

推拿のお客様の年齢層は、40代~90代。

何かしらの持病を抱える方が多い。

自宅にも年配者がいるので、絶対に、という訳にはいかないけれど、対面でのリスクをできるだけ減らしたい。

でも、お客様には、変わらずゆっくり、のんびりして頂きたいし、丁寧に施術もしたい。

そう思って、推拿の新規を入れない選択をしたのでした。

自宅サロンならではですね。

推拿で嬉しかったこと

ついこの間、手術を受けたお客様から推拿の予約を頂戴しました。

推拿を受けようと思えるほどに、回復なさったのを知って、本当に良かった!と思いました。

久しぶりの再会は、嬉しいものです。

お客様は、持病がある中で、食べるものに気を遣い、体のメンテナンスもし続けてきていました。

日々の積み重ねが「回復」へとつながったのでしょう。

お話を伺いながら、素晴らしいなと思いました。

「ずっと眠りが浅かったんだけれど施術後にぐっすり眠れた」とのこと。
良かったです。

これで回数券も使い終わったから、またお願いします。
と言われた時に、気が引き締まる思いがしました。

お客様の日々の暮らしの中で、何かしらお役に立てるのは、幸いですね。