焦る癖の背景にあるもの

セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。

私は、よくわかっていないことを言ったり、やったりしなければいけない時や、同時にあれこれ用事が入った瞬間に、焦る癖があります。

前回、トラブルが立て続けに起きたと書きましたが、実の所、これらの癖が顔を出していたのでした。

今までこの内容のタッピング、したことなかったなあ。

きっと、ここから続く未来のために、今、手を打った方がいいんだろうな。

そう思いながら、タッピングスタート。

すぐに、小学一年の頃、音楽の授業の時に起きた出来事が絡んでいることに気づきました。

現在私は51歳ですが、7歳の頃と同じ状態に陥っていたのです。

焦る原因

音楽の授業中、担任の先生が、トライアングルの使い方を説明していました。

その時の私は、初めて見る楽器の「3拍子で打つ」という説明に対し、理解が追い付かなかったのです。

先生が打っているのを見ても、3拍子の意味がわかりませんでした。

当時は、「わからない」って言うと、怒られたんですよね。

だから、「わかりませーん」なんて言える雰囲気はありません。

そんな中で、先生から次の指示が出ました。

名簿順に一人ずつ前に出て、曲に合わせて、トライアングルを打つように。
まずは女子の1番から。

ひー。

すごく焦りました。

女子の1番って、私のことなのです。

もちろん出来は散々。

先生のヒステリックな怒鳴り声が響く中、萎縮しまくる私。

ただでさえ何もわかっていないのに、テンパりすぎて震え出し、おかしなタイミングでトライアングルを連打した後、2番の人に交代。

私は、2番の人が、前でトライアングルを打っているのを見ながら、3拍子とは何かを理解したのでした。

先生から、2番の人と比較された後に、クラスの皆の前で、出来の悪さを指摘されたのを機に

「自分のペースで理解しながら物事を進める」のではなく、周りよりも、先にできるようにならなければいけない。

1回で何もかもできるようにならなければいけない。

怒られるなら、最初から何もやらなければいい。

無意識のうちに、そう思うようになったのでした。

当時は、先生が絶対、という雰囲気がありましたものね。

後にこの思いは、さまざまな躓きの原因となるのですが、今の私は、タッピングを通じて、過去の自分を救済することができます。

これまで、タッピングを積み重ねた成果か、淡々と過去を振り返りながら、焦る自分に意識を向けつつ軌道修正をしているのでした。

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