
自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
今日は、アメブロで、2012年5月31日にアップしていた、EFTタッピングのセッション事例を移動してきました。
登場するクライアントのJ子さんとは、現在もお付き合いがあります。
近年は、お手紙のやり取りが中心で、穏やかにお過ごしになっている様子が伺えます。
セッションで取り組んだ全てのことを、ブログ事例で紹介することはしませんが『視点が変わることで行動の選択・実際の言動・結果が変わる』を、たくさん実践なさった方です。
お金の話が印象的だったJ子さんのEFTタッピング事例
J子さんのEFTタッピングセッションで、印象的だったのは
『お金の漏れを止めた後に問題が片付き、その後にやりたいことをやったら周りからお金が入ってきた(その後もいろいろあるのですが割愛)』
この話は、過去のEFTタッピングセッション対話に掲載しているのですが、
当初、彼女は家族や親せきなど、周りの人達から言われるがままにお金を貸している状態にありました。
J子さんの場合、小さい頃に形成した、自己犠牲による対処方法『お金を貸すことで、周りを助けたい、喜ばれたい』という、無自覚のうちに承認を求める動きが出ていたのです。
他人軸の承認とお金の漏れ
自己犠牲を積み重ねた、他人軸の状態で指す「承認」は
- 問題・悩みの解決方法
- 望みを実現する方法
です。
だから、求めざるを得ないのです。
でも、このやり方って、
- 時間
- 労力
- お金
- 人間関係
を費やして
- 自信
- 居場所
- 存在価値
- 自己肯定感
を失う、という、「ロスの連動」が起こります。
なかなか恐ろしいんですよね。
自己犠牲を積み重ねた、他人軸の状態では、百万、千万、億といった、高額な額を払ってでも、「他者からの承認を求める」動きが出ます。
ない袖は振れませんが、あるなら出してしまっても全然おかしくない。
例えるなら、孤独な高齢者が、寂しさを埋めるために、話し相手を求めて、訪問販売にびっくりする金額を支払ってしまうのも、「他人軸の承認問題」からなんですよね。
でも、いくら支払っても、ご自身が満たされることはありません。
だから、自分軸が身につくEFTタッピングでは、自分も周りも守るために、他人軸から自分軸への軌道修正をしているのでした。
J子さんとのセッションでアイホージュが受けた恩恵
J子さんとのセッションによって、アイホージュが受けた恩恵があります。
それは、自己犠牲による対処の積み重ねで、他人軸が育った方の、
- 「うまくいかない思考・行動パターン」を明らかにする方法
- うまくいかないパターンに陥った時に、意識的に気づいて回避し、自分軸の新しい選択、行動へと移行していくためのEFTタッピングの使い方
が生まれた、ということ。
ありのまま認める、という方法はシンプルですが、それ故に、さまざまな場面で使うことができます。
EFTタッピングの使い方は、提供者によって異りますが、『ネガティブな感情がなくなる』『欲しい何かを得る』だけでは、あまりにもったいないと私は思っています。