
セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。
今日は、変化を求める時には
- 自分を理解すること
- 自分に合う道案内を選ぶこと
が大切だということに触れます。
ワクワクすることをやろう?
ワクワクすることをやろう、選ぼう。
そうすればうまくいく。
このような話を聞くと、私は胸の辺りにザラリとした違和感を覚えます。
これには理由があります。
自己犠牲は大きく分けると3タイプあるのですが、ワクワクが有効なのは1タイプのみ。
アイホージュの自律最善タッピングに取り組まれるのは、主に他の2タイプの方。
「成功している人の真似をしよう」と、ワクワクが有効なタイプのやり方を、他の2タイプの方が真似をすると、あーら大変。
自己犠牲・否定を強めてしまうのです。
実は、この2タイプが、自分の意志を活かして行動したり、やりたいことをやろうとする時には、ワクワクなんて出てきません。
セッション経験上
- 面倒くさーい
- ムリムリ
- 怖い
- えーやりたくない
- うまくいくような気が全然しない
- 本当にこれでいいの
などの反応がほとんどです。
こうなると、実際の行動にはつなげられなくなるので、変化は得られません。
アイホージュでは、こういった反応に伴う、いわゆるネガティブな思考や感情をありのまま認めることによって、クライアントさんが納得して動ける状態を作ります。
以前、とあるセッションで、自己犠牲の癖に気づいて軌道修正をし、ご自分の意志を活かして行動する準備ができたクライアントさんに

今、〇〇さんが抱いているのが、やりたいことをやるという感覚ですよ。
覚えておいてくださいね。
実は、感覚をおぼえておくと、別な場面で、自分の癖が顔を出し、同じようなことが起きた時に、「あーやりたくないけれど、やる必要のあることだ」と気づいて、しぶしぶ動けるようになってくるのです。(重要)
最初のうちはしぶしぶでも、何回もやって慣れて来ると、スピードがあがります。
うまくいったと感じることが増えれば、自信も積み重なるので、余裕が出てきます。
「えー。これ、全然やりたいとか、ワクワクって感じじゃないですねー。」
と話していたクライアントさんは、今では、ご自分を活かす軌道に乗っていらっしゃいます。
ワクワクが有効タイプの人からは、行動につなげられない2タイプは「デモデモダッテ」に映るようです。
でもですね。
デモデモダッテには、理由があるのです。
実は、動けない2タイプにとって、ワクワクが有効なタイプの人の情報は、例えるなら、「道に迷っている時に、現在地もわからないまま、5キロ先からの案内をされている」ようなもの。
そりゃ、デモデモダッテもしたくなっちゃうよねえ・・。
だから、変化を求める時は、自分を理解すること、自分に合う道案内を選ぶことが大切なのでした。