
セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。
この記事は、10年間の値段からの続きです。
50万と引き換えに自分を生きられるようになった

50万という金額だけを見たら、確かに安くはないけれど、10年で50万だと1年で5万で、1か月4,000円ちょっと。
オンラインサロンみたいな集団ではなく、個人に対する細やかな対応(伴走)だったから、そう考えるとアリだし、お得感があります。
それに、EFT(現・自律最善タッピング)に取り組む前は、50万どころではないお金が漏れていました。
断れなかったエステや保険、美顔器、ネットワークビジネスの物やイベント、素敵な誰かになるための服や化粧品、身の回りのものなどにかけた費用を考えたら、「50万と引き換えに、自分を生きられるようになった」のは、ちゃんとした投資だったなと思います。
50万払ったから変わった!50万払えば変わる!という話ではありません。
個人差がありますし、クライアントさんの日々の地道な積み重ねが大事です。
10年を振り返る

ありがとうございます。
お金の漏れは、自己犠牲あるあるだね。
じゃあ、この10年を振り返って
- 50万を使い、軌道修正を積み重ねて得た、今の状態
- 50万を選び、自己犠牲を積み重ねたまま、10年を過ごした場合
を比較してみたら、どうでしょうか?
- 提供者の私・伊藤
- 実際に思考と言動を変えてきた〇〇さん
過去の取り組みと、変化した状態がわかっている今だからできる比較です。
クライアントさんの癖と変化
私・伊藤から見た〇〇さんは、温和で、人当たりが良い方です。
話も面白いし、ご自分の意志を表に出せないようには見えません。
でも、彼女は、小さい頃に、親御さんとのやり取りを通じて、自己犠牲を身に着け、大人になるまで積み重ねをしてきています。
そのため、身近な相手に対し、言う必要のあることを伝えなくてはならない場面で「どうせ言ってもムダだ」と思考停止をし、表向きは周りに合わせてその場をやり過ごす癖をお持ちです。
今は、この癖が顔を出した時には、気づいて、お一人で軌道修正ができるようになっています。
過去の発言からクライアントさんの変化を知る
〇〇さんは、EFT(現・自律最善タッピング)に取り組むようになってから作った「彼女なりの理想の結婚相手リスト」に合った、10歳以上年下のパートナーと出会い、授かり婚をしています。
仕事はやめず、産休を取った後、今に至るまで働き続けています。
結婚当初、〇〇さんは

年上の人と結婚して、専業主婦になりたかった。働きたくない。
思うこと自体は、何の問題もありません。
そう思うのには理由があるはずだからです。
ただ、ちょっと気になったことがありました。
彼女のパートナーは「男は仕事、女は結婚」という枠にはまった世代の方ではなく、女の人が働くことに抵抗もなければ、家事もなさる訳です。

本当に専業主婦になりたかったのであれば、10歳以上年下の相手と結婚する選択自体、そもそも違うよね。
この時は、そんなやり取りをして終わりました。
ところが、ここからだいぶ後のこと。
彼女の自己犠牲の癖が細部に渡って明らかになった時。
私・伊藤は、彼女の発言

年上の人と結婚して、専業主婦になりたかった。働きたくない。
を思い出すと同時に、これが何を意味していたのかがわかり、〇〇さんが、現在のパートナーと結婚なさって、本当に良かったと胸を撫でおろすこととなったのです。

自己犠牲の癖のまま、年上の人と結婚して専業になっていたら、〇〇さん、DVされただろうな・・。
でも、専業ゆえにお金がなく、離婚できずに、我慢し続けて、子供に対して「あなたのためを思って我慢した」とか言っていたのかも・・。
思い切って離婚してたとしても、次の相手も内容は違えど、DV同様な状態になったか、貧困状態に陥るか・・。
アブナイアブナイ。
DVの大本は何?
この記事をお読み下さるあなたは、DVの大本が何かをご存じでしょうか。
それは、自己犠牲の積み重ねと癖。
自己犠牲とは、自分に必要なヒト・モノ・コトなどを与えないようにするので、自分に対する意地悪といっても過言ではありません。
自分がどうしたいのかがわからなければ、相手に伝えることができず、欲しいものを得られなくなるので、満たされなくなります。
いじめ、~ハラ、嫁いびりなどは、呼び名が違うだけで、大本はDVと一緒。
ご自分をぞんざいに扱っていた〇〇さんは、人からもぞんざいに扱われます。
これだと、傷つき、自信も失うことが増えるのですが、そのような中で、ちょっと相手から優しくされたら、どうでしょう。
わかってもらえた、愛されるなどと感じて、失礼な対応を許してしまいます。
何かしら文句をつけられたら、自分が悪いと思い、相手に気に入られるよう、さらに自己犠牲を強めます。
思考停止しているので、洗脳もされやすいですし、DV沼からは抜けられなくなります。

わー。
すごくわかるけれど、絶対やだー。
ムリー。
よかったー。そうならないで。
〇〇さんは、そうならないように、変化なさっていたのです。
DVしたりされたりしないためにやっておく必要のあること
年上が必ずDVする訳ではありません。
年下が絶対にDVしない訳でもありません。
「男は仕事、女は結婚し、夫に従うことが幸せ」といった枠に自分を当てはめている場合は、性別にかかわらず、人間関係は
- 自分が犠牲になる(従う)
- 相手を犠牲にする(従わせる)
のどちらか、または双方が我慢することで成り立ちます。
結婚生活だと、DVに発展しやすいのです。
付き合っている頃は優しかったのに、結婚後に豹変。
暴言暴力を振い、人前ではいい人を装うなんて、自己犠牲を積み重ねている場合は、性別に関わらず、よくある話。
だから、双方が互いの違いを尊重した上で物事を決定し、納得できる状態を作る必要があります。
このような背景があって、アイホージュでは、できるだけ結婚前に、自己犠牲をしていることに気づいて、軌道修正を、自分を活かす術を身に着けることをオススメしています。
術を身に着けることで、DVをしない・されないよう、自分や周囲を守り、幸せに生きていきましょう。
軌道修正を積み重ねた〇〇さんは、今、パートナーとお子さんと、仲良く暮らしていらっしゃいます。
現在の状態になるまでには、大きなハードルを越えてきているのですが、

パートナーとは、(今とはちょっと条件を変えた状態で)生まれ変わっても、一緒になりたいです!
ゴチソウサマでした!