
セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。
クライアントさんによって、アイホージュの利用の仕方は違います。
例えば、10年間の値段 と 自分を生きるための投資 の記事で登場した〇〇さん。
彼女は、10年の間、ずっとセッションや講座を受け続けていた訳ではありません。
一時的にセッションを継続したり、講座を受けたりしながら、基本を身に着け、一緒にいくつかの軌道修正に取り組んだ後は、1-3年ほど間が空くのを繰り返す というスタイルでした。
ただ間が空くといっても、〇〇さんはそれまで積み重ねたものを応用しながら、お一人で軌道修正を継続。
時折、近況報告も頂いていたので、変化している様子や、どういう状況にあるのかは、こちらでも何となくわかる訳です。
こういうフレーズを使ってみてはどうかとメールで提案することもありました。
間が空いた後にセッションを再開するのは、だいたい物事に対応する際の、ハードルがぐぐっと上がる時。
ハードルが上がる前は、いろいろなことが分かってきて、何となく気楽でスムーズな感じがあります。
ところが、ハードルが上がると一変します。
どうしたらいいのかわからなくなって、急にあれもこれもできないような気になったり、力不足を覚えたりするのですが、実は、これは変化の証です。
ハードルが上がるといっても、押さえる基本はいつも一緒。
自律最善タッピングを使って、1つずつ掘り下げていくと、「いつもの、自己犠牲の癖」が顔を出していることにお気づきになります。
必要な手を打った後に、次の問題が浮上してきて・・・といった具合に、しばらくの間、私とクライアントさんで、一緒に取り組みを進めます。
地道な積み重ねによって、クライアントさんは、
- 自分を尊重
- 自分と他者の違いを尊重
しながら、原動力を生み出しつつ、自己犠牲に気づいて軌道修正し、意志を活かす という
- 悩みを解決する
- 願いを実現する
ためのプロセスを、自らの内に強化していきます。
強化することによって、対応のスピードが上がります。
面白いもので、クライアントさんと離れるタイミングがあります。
例えば、セッションや講座を終えた後、クライアントさんが多忙になり、時間が取れなくなり、必然的に「お一人で取り組んだ内容を応用していく時間帯」に入る感じです。
再びセッションを開始する時期が巡ってきたら、クライアントさんから、離れている間に起きたことなどを1つずつ伺います。
「こんなことがありました。
こんなことに気づいて、こういう風に対応して、こんな結果になり、こうしました。
こういうことだったんですね。」
おお、すごいな。
私は、クライアントさんの話す内容を通じて、変化をチェックした後に、1つずつ細やかに解説します。
どうしてかというと、クライアントさんは、ご自身の変化に気づいていなかったり、変化を変化だと思っていないから。
「できることが増えた」とわかると、自信や意欲へと繋がります。
慣れた方だと、自ら次のチャンスを作って、新しい何かにチャレンジすることも。
自分を変える方法はたくさんあります。
私の場合は、目の前の出来事に対応し続けて、漏れを防ぎつつ力をつけていくことが、一番しっくりしたのと、現実的で実用的であると思うので、アイホージュとして、自律最善タッピングを提供しています。