
アイホージュを立ち上げを決めた頃の私には、EFTタッピング(現・自律最善タッピング)を提供する予定など全くなく、推拿の他に物販をしたいと考えていました。
ところが、物販がダメになり、今の自分にできることとして、EFTタッピングの提供が浮上。
その時『変化の再現性があるかどうか』を考えました。
再現性がないのに提供するのは、ダメだと思ったからです。
変化の再現性を考える
再現性の根拠は何かを考えた時
- 自分で自分の思考や感情、言動などをありのまま認めたら変化した
- クライアントさんがクライアントさんの思考や感情、言動などをありのまま認めたら良い
一人ひとり、思い感じ、考えることや、やりたいこと、望むこと、行先などが違うけれど、物事を進めるプロセスは全員同じ。
どこまでも『まずは、出来事に対して、思い感じ考えたことを、ありのまま認める(自分を尊重する)』という基本を押さえて、前に進めば良いと判断し、サービスを開始したのでした。
自分と他者の違いを尊重する
セッションを提供するようになってから、個人的な対人関係でのやり取りを通じて、自分と他者の違いを尊重し、必要があれば合意点を見出し実行する ことが必要だと気づく機会が巡ってきます。
その時
- 自分を尊重する
- 自分と他者の違いを尊重する
の他に、押さえる必要のある基本があるかどうかを考えました。
最終的に、どの場面でも、この2つを押さえて、セットアップフレーズやリマインダーを作ればいいとわかりました。
自律最善タッピングの基本
人生は、欲を扱うことの連続・積み重ね。
欲を扱うために、出来事に対する、自分の思考や感情、言動などをありのまま認めて、
- 自分を尊重する
- 自分と他者の違いを尊重する
というやり方を、今も忠実に守っています。
基本を守ることが、変化の再現性につながると考えています。
基本を忠実に守るメリット
こんがらがっているように感じる問題も、基本を押さえて一つずつ掘り下げると、『いつもの自己犠牲の癖』が顔を出してきて、今の自分に必要なことを教えてくれます。
他者の目を気にする自分に気づいて立て直し、『時間・労力・お金・対人関係などのムダな漏れ』を防ぎながら、必要な一手を打ち続けていくと、必然的に『できること』と『自信』などが増えていきます。
つまり、短期的な取り組みを積み重ねると、できることが増えるので、結果的にラクになるのです。
ただラクになるのではなく、ラクな状態に、小さなチャレンジを積んでいくので、たどり着いた場所で『登った山の高さに驚く』こともあります。
がたがたムダに動かないので、必要な場面で使う、時間・労力・お金など温存することもできます。
私は、一般の一個人として、自分の人生を生きる方法を求めていたので、このやり方がとても好みです。
今では『何があっても、基本に沿って、ありのまま認めたらいいよね』と思えるのが良いなと感じています。
ちなみに、自己犠牲を良かれとしている状態では、傷つかないよう自分を守ることを優先するので、必要な手の打ち方が身につかず、年齢とともにプライドだけが高くなり、他者を自分の思い通りに動かそうとして、トラブルを引き起こしてしまう、という現象が必ず起こります。
そう、自己犠牲を積み重ねると、もれなく老害へと行きつくのです。
何歳からでも遅くありません。
老害を防ぎ、自分と他者を尊重することで守りながら、互いに楽しく年を重ねるためにも、自律最善タッピングをオススメします。