
セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。
クライアントさん達に、自律最善タッピングのセッションを提供し続けて気づいたことの一つに、自他の違いを尊重した上で、自分はどうしたいのか、意思を活かすことが最善へとつながる というのがあります。
これが、自分らしく幸せに生きる方法であるとわかった時、私はすごく安堵しました。
なぜかというと、セッションや講座は、
「自他との違いを尊重した上で、クライアントさんの意思を活かすことの連続・積み重ね」に注力すれば良い、ということだから。
最善・幸せってどういう意味?
「最善」「幸せ」いう言葉に対し、どんな印象を抱くでしょうか。
「いいことが起こる」と考えるかもしれません。
必要な行動につなげるので「いいと感じる結果を得る」ことは当然あります。
でも、「がっかり」という時もあります。
なぜなら、ここで言う最善・幸せとは「本当にその人のためになる(かどうか)」だから。
自分と他者の違いを尊重した上で、意思を活かし、必要なことをやりきって、がっかりと感じる結果になったら、残念ながら「これじゃない」のです。
だけれど、こういう時って、頭では「これじゃない」とわかっても、感覚的には、いいと感じる結果を得ることに執着しますよね。
だって欲しいんだもん。
しょうがないじゃない。
そういう時は執着を手放そう・・・ではなく、執着が出る度にしつこくありのまま認め、掘り下げるのが自律最善タッピングです。
最終的に執着を手放して幸せになるために、執着をありのまま認める
最初のうちは執着祭りで、後悔とか、苛立ちとか、表層の内容がいっぱい出てきます。
しつこく、しつこくありのまま認めていくと、少しずつ内容は掘り下がります。
執着している理由がわかってきたり、過去が自分を助けてくれたり。
そのような時間を経て、なんとなく頭と心が合致する日が来ます。
こういう取り組みをしている時って、ちっとも気付きませんが、実は新しい道へと足を踏み入れ、前進しているんですよね。
それはご本人が後で気づきます。
「このために執着を理解し、終わらせる必要があったのか!!!」って。
こんな感じに「読めた」時、あなたの中の、バラバラだった経験や知識が一つにつながり「自他の違いを尊重した上で、自分はどうしたいのか、意思を活かすことが最善へとつながる」という理解へと至ります。
ここまで来たら執着は昇華し、あなたの手を離れているでしょう。
また顔を出したら、ありのまま認めたらいいのです。
何か重要なことを、あなたに教えてくれるはずです。
残念ながらタッピング初心者は、すぐにこのような経験をすることはできません。
ですが、取り組みの積み重ねによって、誰もが通る道、なのです。