
今日は、昨日の続きではありませんが、Tさんのお話を。
彼女とセッションをしたのは、コロナウィルス騒動が始まるちょっと前。
状況的に急がなくてはいけなかったのですが、セッションだけでは足りなかったので、お一人でも取り組んで頂きたいと思い、簡単なやり方とセッションで取り組んだフレーズとコツをお伝えしていました。
EFTも、自律最善タッピングも簡単に見えますが、実際にやると「フレーズ作りが難しい」「何から始めたらいいのかわからない」「どうしたいのかがわかっても、どうしたらいいのかがわからない」んですよね。
セッションでやった内容を、自分でもやるの?と思われるかもしれませんが、当方ではお勧めしています。
それには理由があります。
「人生は欲を扱うことの連続」という前提で、フレーズを捉えると「その人の癖」が見えるから。
最初のうちはちんぷんかんぷんかもしれませんが、何回か出来事を変えた状態でセッションすると、いつも同じところでひっかかっているのがだんだんわかってきます。
そうすると面白くなってくるよね!
Tさんの飲み込みが早かったこともあり、時間が不足していた割には、物事がスムーズに運びました。
今思い返すと、セッションを受けた頃には、Tさんは、変化するための準備ができていたのだ、と思うのです。
「みつるさんが、コツを教えてくれたから、あーこうすればいいんだーって思ってやっていたんですよ」と仰るTさんを見て、コツを押さえると、時間がないなりにスピードが上げられるのかもなあと思う私でした。
ただ、スピードは早ければいい訳じゃありません。
力をつけるためにスピードが上がると、キツイ思いが続くので、「嫌なことばかり」と感じて取り組みをやめてしまい、変化に結び付けられなくなる可能性があるからです。
でも、こういう時、たまにあるよね?
経験者の皆さんはきっと頷いていらっしゃるんじゃないかな。