EFTタッピングを使った自分らしく生きる取り組みを山登りに例えると

セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。

今日の記事は

「自分らしく幸せに生きること」や「人生」を「山登り」に例えると、自律最善タッピング(旧・EFTタッピング)の取り組みが、理解しやすくなるかもしれません。

という内容です。

自分らしく幸せに生きるために必要なこと

自分らしく、幸せに生きる(山に登る)ために、必要なのは

何のために山に登るのかを明らかにし、必要な準備・装備をする。

心身の安全を確保した上で、目的地に向かい、たどり着く。

無事に生還し、日常に戻ってから、取り組みを振り返り、思い感じ考えたことを、次の登山に活かす。

そのために、自分の「感情」「意思」「思考」「選択」「行動」「結果」「判断」をありのまま認めることの連続・積み重ねが必要です。

いつもと変わりない内容ですが、押さえる必要のある基本です。

EFTタッピング(自律最善タッピング)セッションの役割

EFTタッピングのセッションの役割は、山に登るための事前準備とトレーニングのようなもの。

例えば、初めてセッションを受ける時は

自己犠牲を積み重ねたために、自分の意思を活かす土台(体力)も、知識(装備)も、経験もない状態

です。

体力がなければ、前に進めません。

必要な判断もできません。

仮に体力があっても、準備や装備を怠ると、大きなケガをするかもしれません。

最悪命を落とす可能性もあります。

だから、準備やトレーニングは必須。

でも、いつまでも準備やトレーニングだけだと、つまらないですよね。

なので、実際に山に登ることを想定した、準備やトレーニングをするのです。

EFTセッションの最初の目的

EFTセッションの最初の目的は

小さい成功体験を経て、自分の意志を活かす、きっかけをつかむこと

解決できない悩みという名の「山」。

最初はそのうちの一つ「少しキツイけれど、ひと踏ん張りしたら登れる山」に向かいます。

そのために必要な、最低限の準備やトレーニングをします。

準備やトレーニングがないまま、知識だけで動こうとすると、どうしたらいいのかわからなくなります。

成功体験がなければ、次も登ってみたい、とは思わないですものね。

「うまくいくと思って行動したけれど、登れなかった」過去の追体験を通じて、必要最低限の土台を作ったり、知識を身に着けたり、装備の確認をしたりします。

それを終えて、日常に戻ります。

早い時期に、本番が来るので、それに気づいて、取り組んだ内容を実行。

これまでとは異なる結果を得て、次へとつなげます。

EFTタッピングの継続が必要な3つの理由

セッションを継続したり、お一人で取り組みを続けたりしながら、準備やトレーニング、山登りの経験を積み重ねていきます。

なぜ「継続」が必要なのか、理由は3つ。

1つ目は、一回山を登って、人生が終わる訳ではないから。

2つ目は、自分らしく幸せに生きるにあたって

  • 自分として、力を発揮する
  • 自他の違いを尊重し、違いによって互いに刺激しながら、協力したり、発展したりする

ため。

自己犠牲を積み重ねている場合は、力を発揮するための準備として

目の前に生じる、さまざまな出来事(問題・リスク)に、意思を活かした対応が取れるようになることが必要

です。これが3つ目です。

なぜかというと、生きるにあたって

  • 自分の意志を活かす
  • 自己犠牲をする

どちらを選ぶにしても、リスクが伴うから。

自分を理解してリスクを取る

リスクを取る際には、自分の心身を守ることが鉄則。

そのために「思考や感情などを、自分でありのまま認めて、自分を理解すること」が大切です。

例えば、登山にも、人生にも、上り・下りがあります。

若い時には当たり前にできたことが、年齢があがるにつれて難しくなる。

そういう時に、自覚なく、若いつもりで、山に登ったらどうでしょう。

無謀ですし、危険ですよね。

自分のことだけではありません。

周囲(のヒト・モノ・コト)や天候などに左右されたり、足止めをくらったりすることもあります。

状況によって、引き返す判断が必要になるかもしれません。

迷ったり、遭難したりするかもしれない。

思いもよらないケガや病気が生じるかもしれない。

思い通りにならずにつらい・苦しいなどと感じる場面で、堪える必要があるかもしれない。

それでも、現状把握しながらリスクに対応し、目的地へと向かいます。

なぜでしょうか。

リスクに対応し続ける必要性

リスクに対応する経験を積み重ねると、判断力や自信がつきますし、より高い山を目指しやすくもなるから。

さまざまなリスクに対応が取れるようになると、余裕が出てきます。

それに伴い、美しい景色、おいしい食べ物、すてきな出会い、発見、振り返り、好みの装備など、さまざまな楽しみも増えてきます。

また、「今度はあの山に登りたい」「こういうことをしてみたい」「こんなことをしてみようか」といった意思が自分の中で生まれます。

主体的に思考し、意思に沿って計画を立て、トレーニングや準備をし、山に登る。

目の前のリスクに対応しながら、できることが増えた自分に気づいて、自信を得て、それを次につなげる。

という感じに、自分の意志を活かす流れに乗って行きます。

継続セッションのクライアントさんが、1~2年位経つ頃。

「昔は、悩みの対応ばかりだった。

でも、最近は、自分がどうしたいのかに沿って動くことが多くなった。」

そうお話になることがあります。

これは、順調に進んでいる証でもあり、EFTタッピングの効果でもあります。

自分と周囲を尊重すること

山も人生も、一人で登る時もあれば、グループの時もありますよね。

準備をし、互いに話し合って個々のペースを保ちつつ、前に進みます。

ペースが違う場合、互いの尊重が必要になります。

例えば

  • 経験者が、未経験者のペースに合わせる
  • 未経験者が、トレーニングをして、力をつける
  • 別々に行く

など、互いの違いを尊重しながら、前へと進む方法は、さまざま。

経験を積み、「教えてもらう側」から「教える側」になると、さらに力を発揮する機会が増えます。

ベテランになると

タッピングのベテランになると、過去の経験を総動員しながら、より高い山を目指したり、縦走したりするようになります。

ですが、時に、判断を誤ったり、過信によって問題が生じたりする場合もある訳です。

そういう時に、他者の意見を聞く。

自ら気づいて軌道修正をする。

過信を反省したりする。

このようなことが、新たな経験・力・自信となります。

日常・非日常で自分らしさを活かす

人は、いつもいつも山を登っている訳ではなく、普段の生活があります。

家族と暮らす中で、費用をためたり、トレーニングしたり、準備をしたりしている時もありますよね。

日常・非日常で得られる

  • 経験
  • 判断
  • 自信

などを活かしつつ

  • 全体を見ながら、部分を見る
  • 部分を見ながら、全体を見る

ことで慎重に、時に大胆に進むことの連続・積み重ねが「自分らしい幸せ」へとつながります。

今日の記事はここで終わりです。

何となくでも、自律最善タッピングの取り組み内容が、つかめたでしょうか?