
セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。
セッションで、変化の手ごたえを感じたクライアントさんから、次回の予約時やメール等で感想を頂戴することがあります。
一人占めするにはもったいないな。
そう思って、サイトで紹介したい旨を伝えると
「良さをわかってもらいたいからいいですよ」とか
「私も別の方の事例を見てやってみようと思ったからいいですよ」
「他人の視点で、自分のことを客観的に眺められるのが良い」
など、ありがたいお言葉が返ってきます。
嬉しいですね。
時に「本名も出していいですよ」「写真もOKです」と言って下さる方もいらっしゃいます。
以前は、お言葉に甘えて掲載していたこともあるのですが、現在は、ノー写真&仮名またはアルファベット表記 にしています。
これには
「個人情報の保護」
「誰もが素敵な人だから」
いう理由があるのです。
誰もが素敵な人だから
「個人情報」については、この記事では省略し、「誰もが素敵な人だから」について触れます。
昔「部屋の片付けができず、散乱していた状態だったのに、セッション後には、片づけるようになった」という事例がありました。
でも、面白いことに、このセッションでは、別な内容に取り組んでいて、片付けには全然焦点を当てていなかったのです。
ご自身に意識を向けたら、自然とそうなったという話でした。
クライアントさんは、ハッキリ・さっぱりしたタイプの方。
「本当のことだから、書いても全然かまわない」と仰います。
でも「まだお相手はいないけれど結婚したい」と伺っていたので、将来を考えたら「名前は出してはいけない」と思いました。
仮に、お目当ての誰かが、何気なく、クライアントさんの名前を検索したとして「片づけられない」という情報が、足枷になるかもしれない。
そんなことにはならないかもしれないけれど、もしなったらとんでもないわ。
そう思ったことを伝えて、仮名での紹介にしました。
しばらくして、クライアントさんはパートナーに巡り合い、出産。
「あー、やっぱり名前を書かなくて良かった」と胸を撫でおろしたのは言うまでもありません。
変化したクライアントさんと出会っているならば「昔、片づけられなかった」なんて、知らなくていい情報ですものね。
彼女がパートナーに話す分には問題ありませんが、他人のブログを介して知る必要はないでしょう。
同じように、パートナーの裏切りと感じる行為に対し、腹を立て、離婚になるかもしれない状態に陥っていたクライアントさんから「自分の本名を出しても構わない」と言われた時にも、理由を説明した上で、お断りしたことがありました。
後にお二人の関係が改善し、自営業になると伺った時「名前を出さなくて良かった・・」と心の底から思いました。
だって、信用問題にかかわりますから。
消したいと思っても、後の祭りです。
現在のお二人の関係の良さを知っている分、なおさらです。
誰もが素敵な人であり、今からこの先へと続く自分の未来をより良くするために、タッピングに取り組んでいます。
私の事例だけでは伝えきれない、変化の過程を紹介させて頂けるのは、とてもありがたいこと。
でも、それが、未来を脅かすようなことになってはいけないと思っています。