
自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
先日の無料講座。
セッションをお受け下さったクライアントさんが、
「今(引っ越しの関係で)無職で時間があるから」
とご参加くださいました。
ありがとうございます。
彼女が、面白いことをいくつか仰っていたので、シェアをします。
この内容は、許可を頂戴した上で、掲載しています。
いつもありがとうございます!!
何とかなる!って言うけれど
「何とかなる」という言葉。
振り返ったら、何とかなっていただけ。
ノープランで挑んで、天の助けがある、ということじゃない。
そうなんです!
やることやっての「何とかなる」です。
必要なことをやらずに、楽観だけで「何とかなる」と言っても、実際は何ともならないんですよね。
一発逆転ってないんだなあ
「一発逆転ってないんだなあ」
一発逆転という表現に、どんな意味を込めているのかは、人によって違いますが、
何かを一回やった・軌道修正を一度しただけで、何もかもが思い通りになる
ということではないのですよね。
「一発逆転」ができたと仰る方の多くは、それ以前に、人からは見えない所で、ご自身が何をしたいのかをわかった上で、必要な行動や努力を積み重ねていらっしゃるはず。
「宝くじ高額当選」という「一発逆転」もあります。
これは、「己の欲とお金の扱い方」を学習する機会かもしれませんね。
昔と今の比較
最初の頃と、軌道修正に取り組んだ、現在のご自身を比較して頂きました。
彼女曰く
「(周りの人と)会話が成立するようになった」
とのこと。
会話が成立するとは、自分と相手の違いを尊重することが可能になった、ということです。
喜んでもらいたい!
最初の頃の彼女は、喜んでもらいたいと思って相手にプレゼントを渡したのですが、うまくいかなかったと感じて傷ついていました。
これを題材にセッションで取り組みをし、日常へとお戻りになったのですが、その後、ご自身の動きを、ご自身で観察しながら、変化の手ごたえを感じていらっしゃいました。
例えば
- 怒られないよう、喜んでもらえるよう、一生懸命考えて、良かれと思ったものをあげたけれど、相手の反応を見て「相手が本当に欲しいものが何だったのか」に意識が向いたこと
- 相手が本当のところ何が欲しかったのかに、気づけたこと
- 怒られる前提で、怒られないように動くと、うまくいかないと気づいたこと
- いつもなら、喜んでもらえないと感じて傷つき、撃沈・・となる所、喜んでもらいたくて、これを選んだ」ということまで、相手に伝えられたこと
- 相手に自分の気持ちが伝わったこと
と言った具合に、その時に必要な学びと術を得ていたのでした。
彼女は、相手が何を求めているのかわからないまま、必ず喜んでもらえる前提で、値の張る物をプレゼントし、相手の反応を通じて、喜んでもらえなかったと感じて傷つく、ご自分の動きに気づいたのです。
この術は、あらゆる対人関係で活きます。
好みじゃないプレゼント
好みじゃない、使わない、でも捨てられないプレゼント。
あなた自身も、もらった経験はありませんか?
プレゼントなんだから、見当違いでも喜ぶべき。
その気持ちが大切。
そう思われるかもしれません。
確かにそうなのですが、どうせあげるのであれば「自分の気持ちがこもった見当違いのもの」よりも「本当に相手に喜ばれるもの」の方が、より良いのではないかと個人的には思います。
あなたのために考えたのに・・と独りよがりで傷ついて、身近な人間関係を自ら悪化させる流れに、はまらないようにしたいものですね。
↑経験者は語る( ´艸`)
他人軸から自分軸への軌道修正の第一歩
最初のセッションで「対人関係で思ったことが言えない」に取り組むケースって、結構多いのです。
セッションではありませんが、私自身も、そうでした。
事故の後始末で、切羽詰まっているというのに「やりたくない」と言って、助っ人から一喝されたことをプロフィールに書きましたが、改めて振り返ると、大したことがないような、あの一場面での選択が、私の人生を変えるきっかけとなっているのです。
そう考えると、チャンスはその辺にごろごろあるってことなのかもしれませんね。
↓これはチャンスなのだろうか・・。