
自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
この話は、前回からの続きです。
アイホージュを立ち上げて、割とすぐの頃のこと。
知り合いの方(仮にZさんとします。)
「〇〇さんの講演があるのだけれど、入場券をもらったから、一緒に行こう!
家まで迎えに行くよ。」と誘われました。
お誘い自体は、とても嬉しいもので
「行く行くー」
と答えたのですが、同時に
「きっと、Zさん約束したこと忘れるだろうな」
と思いました。
Zさん、すごく良い方なのですが、忘れっぽいのですよね。
約束当日に、待っていても現れないZさんに、苛立ちを覚えるであろう自分の姿が、容易に目に浮かびます。
起動修正に取り組む以前の私なら、待ち続けた後に電話をするところです。
でも、この時は、好意で誘ってくれているのに、苛立ちやトラブルが生じるのは避けたいと思いました。
起動修正による変化の一つです。
何をしたらいいのだろう。
Zさんのお迎えが遅れて、開演時間にも遅れて、それでもいいけれど、楽しさ半減。
向こうだって、「楽しむ」ために、誘って下さっているのに、謝るはめになる。
何回も「忘れた」が続くと、相手への信用もなくなるんですよね。
あの時も、この時も、そして今回も忘れたって何なの?って苛立ちを引きずるの?
それは避けたい。
考えた結果、私は、Zさんが、仮に約束を忘れていたとしても調整が可能なように、当日朝に、確認の電話を入れることにしました。
「先日、〇〇の件で、お誘い頂いて、迎えに来て下さるとのことですが、今日、何時においでになられますか?」
そうしたら、電話の向こうから、
「あ、忘れてたー。△時に迎えに行きます」
という元気の良い声が聞こえてきました。
Zさんは、時間通りに迎えに来て下さり、おかげで私は、一緒に楽しい時間を過ごすことができました。
トラブルを避けて、楽しみたい。
自分がどうしたいのかを知って行動したことが、結果的に、自分とZさんの関係を守ることに繋がると知った一日でした。