自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。

この話は、前回からの続きです。

EFTタッピングの手技を使った【自分を癒す】とはどういうこと?

自分を癒すのは何のため?

EFTタッピングの「入口」となる感情開放や、プロセス①の、自分を癒す とは、何のためにやるのかをご存じでしょうか。

それは、クライアントさん(自分)がどうしたいのか・(自分の)欲を(自分が)適切に満たすため。

人生は、「自分はどうしたいのか」自分の欲を扱うことの連続・積み重ね。

欲を扱うために、人は思い感じ考え、行動する。

別な言い方をすると、自分がどうしたいのか欲を認め、求め、満たす。

自分で自分の欲を適切に扱うことは、自分らしさ・周りを大切にすること・満足・幸せなどへとつながります。

どうやったら承認したことになるのか

「承認」とは、自分の中に生じる、感情や思考などを、あるがままに自分が認めること。

自己承認のことですね。

普段、意識しませんが、自分の承認によって、物事を1つずつ前へと進めています。

思い感じ考えていることをそのまま「あります」と自分が認めることです。

もう少しわかりやすく書くと「自分が思い感じ考えていることを、そのまま言葉に表して、口に出し、うんうん聞くこと」

信頼できるパートナーや、仲の良い友人などに「うんうん話を聞いてもらいたい」と思うことはあるでしょうか。

それと同じ感じのことを、自分に対してやるのです。

自分軸教習所では、EFTタッピングの手技と、掘り下げのプロセスを掛け合わせて、自分の訴えを自分で聞きます。

人に話を聞いてもらうと、ほっとしたり、落ち着たりしますよね。

それと同じで、最初の段階の「癒し」という名の承認は「ひとまずの安定・安心・落ち着きを得ること」

癒しと言う名の承認が必要な

他人軸が育った状態は、外の誰かや何かに意識が向いています。

周囲からの承認を得て「安心・安全・安定」を得るために、外の誰かや何から、承認が得られる前提で、物事を進めた結果

  • 相手に配慮して行動したのに、わかってもらえない
  • 自分がこんなにしているのに、相手は何もしてくれない
  • 良かれと思ってやっていることに対して、ケチがつく
  • 嫌われている
  • ばかにされた

などと感じて、傷ついていらっしゃることが多いのです。

そのため、クライアントさん達は、セッション前の最初の段階で、誰かや何かに対する、不満や苛立ち、怒り、恐怖心や不安定さなどを訴えていらっしゃいます。

つまり

ネガティブな感情=満たすべく欲求が適切に満たされない状態にある=安心・安定を得られていない

ということ。

なので、ネガティブをありのまま認め、掘り下げ、情報を引き出しながら、「周囲からの承認を求めて傷ついた自分を、自分で認める」のです。

この作業によって、視点が外から内へと変わり「少しずつ安定」してくるのです。

でもですね、安定したからといって、ここで終わっていてはいかんのです。

次回に続きます。