自分を癒すことが全てにつながっていく

自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。

この話は、

EFTタッピングの手技を使った【自分を癒す】とはどういうこと?

EFTタッピングの手法を使った【自分を癒す】とはどういうこと?【2】

の続きです。

癒しは自分への理解につながっていく

ネガティブな感情を認めることを皮切りに、自分の話を自分が聞くメリット。

それは、1つずつ自分の動きを承認することで、②自分を理解した上で、①安定した(癒しを得た)状態で、③軌道修正すができること。

うんうん自分の話に耳を傾け(承認)ながら、ネガティブな感情に含まれる、普段は言語化することのない情報を自問自答しながら少しずつ掘り下げる。

そうすると、これまで無自覚だった自分の欲を認め、求め、満たすといった、思考や言動などの動きを、自分の言葉で理解するようになる。

そこで初めて「これまでの頑張りが、現状を変えることへと結びついていない(だからやり方を変えなくてはいけない)」ということに気づいて、③軌道修正に結び付けていけるのです。

全部つながっているのです。

癒しと自分への理解が2つの「欲求」を満たすことへとつながる

実は、欲求って

A・他人軸の「自分が本当に欲しいもの」
B・自分軸の「自分が本当に欲しいもの」

両方、自分が満たす必要があります。

実際に、EFTタッピングの手技を使って、ネガティブな感情をありのまま認め、掘り下げて初めてわかることなのですが、欲求って、A、Bの順で出てくるんです。

だから、Aを自分で満たさなければ、Bは出てこない。

Aのみだと「頑張りが、現状を変えることに結びつかない」ので、軌道修正ができません。

そのため、出来事を変えて、Aだけを求める、同じことの繰り返しになるのです。

他者からの癒しだけでは、自分への理解も起動修正もできない

以前、アメブロの記事で、自己犠牲を積み重ねた他人軸の状態は、大きく分けて3タイプある、と書いたことがあります。

そのうちの2タイプが「頑張りが現状を変えることへと結びつけられず、自己否定から抜け出せない」

ちなみに、私もこのタイプです!

この状態にある方たちは、自分が望む承認を周囲から得られたと自分が感じることで、問題や悩みが解決することになっているのです。

周囲からの承認によって問題が解決することになっている

例えば、頑張っているのにうまくいかなくて、自信を失っていたり、傷ついていたりする中で、
「ありのままのあなたでいいんだよ」
「今までよく頑張ってきましたね」
と言われると「わかってもらえた」と感涙する話を見たり、聞いたりしたことがありますか?

他には、周りの人から、ひたすら「傾聴」してもらうことで「わかってもらえた」と安心する。

これらが、A・他人軸の自分がどうしたいのか「周囲から望む承認を得た」ということ。

周囲にわかってもらえて、安心・安定し「頑張れそう、うまくいきそう」と感じます。

そう感じることが、他者からの承認によって得られる解決です。

残念ながら、これ以上は進みません。

だから、日にちが経過すると、「うまく生きそうだと思ったんだけれど、何も変わらないと感じる」訳です。

B・自分軸の、自分がどうしたいのかに沿って、必要な対応が取れないので、実際は、解決どころか、時間の経過とともに、問題が大きくなるのですが、そこには意識を向けられる状態にはありません。

だから、「頑張っているのにうまくいかない。なぜうまくいかないのかがわからない」と感じるのです。

自分を癒すことが全てにつながっていく

2タイプの方は、出来事を変えた状態で、周囲からの承認を求める動きを延々と繰り返すことになるため、セッションにおいでになる頃には、「周囲からの承認が、圧倒的に足りないと感じている状態」になっています。

他人軸の状態では、大問題です。

だから、ネガティブな感情が生じるのは当然の話。

他者からの承認が得られないと感じるのだから、相手に対する不満や苛立ち、怒りが生じるのも当然でしょう。

自信や存在価値、肯定感も得られないのだから、自分が嫌いになったり、自分を責めたりするのも当然のこと。

だから、これらのネガティブをありのまま認めることを皮切りに、

① 自分を癒す
② 自分を知る
③ 軌道修正する(Aの他人軸の自分がどうしたいのかを満たす)
④ 自分の意思に沿って、実際に悩みや問題に対応する(Bの自分軸の自分がどうしたいのかを満たす)
⑤ 結果を得て、自信や学び、術などを得る

へとつなげていくのです。

全てはつながっているのです。