前回からの続きです。

Cさん事例・今の仕事を辞めたい

Cさんには、今の仕事を辞めたいという思いがあります。

体調や心が不安定な上に、春からポストが変わるかもしれないという不安ももっていました。

現状を考えると、不安でたまらない。

そのポストには就きたくないし、就けない。

でも、そのことを上司には言えない・・。

そう思っていた彼女が、自律タッピング(旧・EFTタッピング)を終えた後に、どんな変化を得ていたのかが、今回の読みどころです。

Cさんから頂いたメールは、とても響くものがたくさんありました。

私が独り占めするのは本当にもったいない!
そう思い、やり取りの掲載許可を頂きました。

Cさん、どうもありがとうございます!

アイホージュより Cさんへのメール

(前略)昨日のEFT(自律タッピング)でやったのは、Cさんの内側にあったほんの一部のものなので、これからもっとあれやこれやと表に出て来るかと思います。

面倒でも、一つ一つ対応していくことをオススメします。

きりがないように思う時もあると思うのですが、それを乗り越えると、とりあえずもういいや!と感じるようになりますよ。

そのポストに就くのは

怖いから?

苦しいから?

自分には資格がないように感じるから?

Cさんの感情を探ってみて下さいね。

やっぱりそのポストに就きたくなかったら

セットアップフレーズ

あのポストに就きたくないと思う自分をありのまま認めます。

というEFTを。

何でかわからないけれど、そのポストに就きたくないと思ったら

セットアップフレーズ

なぜかかわからないけれど、あのポストに就きたくないと思う自分を認めます。

というEFTをやってみてくださいね。

自分をそのまま受け入れると、つらい思いは昇華します。

それと・・自分をありのまま認めることは、自分を大切にすることだと思います。

どうぞ、これからのCさんからら生まれる思いの数々を、1つずつ味わってくださいませ。

Cさんより、アイホージュへメール

(前略)決意して、転勤する上司に今までお世話になったお礼と共に、体調が不安なので春からあのポストの仕事はできないということを話しました。

(中略)この感触から、あのポストに就くことはないのかなとほっと安堵しました。

でも、まだ安心しちゃだめかな~とも思いますが・・・

実は上司に話す前に、一人の同僚の女性に、春からのことが不安に思っていることを正直に話しました。

そうしたら気持ちをわかってもらえて、今日か明日のうちに話した方がいいねと言ってもらえたことにも勇気づけられました。

自分の気持ちを正直に話すことで、とても心の荷が軽くなっていきますね。

みつるさんにお会いしてEFTを受けてから、現状に悲観するのではなく、自分の思いを大切にしながら前に少しずつ進んでいる感覚をつかみかけてきています。

みつるさんのメールに「自分をありのまま認めることは、自分を大切にすること」と書いてくださった言葉がとても心に残っています。

今まで自分に厳しくしてきてしまった分、この言葉を大事にしていきたいと思います。

(中略)これは、関係あるかわかりませんが、翌日からお腹の調子が悪くなり、今も調子の悪さが続いています。

好転反応で身体の中のいらないものが今、浄化されているのかな、と勝手に考えております。

アイホージュより、Cさんへメール

(前略)読みながらとても嬉しくなりました。

(中略)そろそろどのポストに就くか決まる頃ですね。

Cさんがご自身の気持ちを伝えた後に出る結果ですから、どう転がっても、まずは受け止められると思います。

まずは、ご自分の思いを曲げることなく、相手に伝えると、きちんと伝わりますよね。

今、Cさんは、上司の方や周囲の方に、ご自分の思いを伝える体験をして、「ありのまま伝えると気持ちよいものだ」を知り、それを自分の新しい思考や感覚として取り入れる作業をしているんですよ。

結果はどうであれ、Cさんがどうしたいのかを相手に知ってもらうチャンスを自らが作ることができて、よかったですね。

Cさんにも、私にも、沢山の可能性があります。

自分を大切にすることで、可能性が広がるって・・いいですよね。

Cさんより、アイホージュへ

昨年度と同じポストで勤務することになりました。(*^_^*)

とてもほっとしました。

でも、「よし、頑張るぞ。」という気持ちではなく、どこまでやっていけるかわからないというのが正直な気持ちです。

まだ不安な気持ちはなくなったわけではありませんが、みつるさんがメールに書いてくださっていたように、自分の思いをありのまま相手に伝えると、きちんと相手に伝わるということや、ありのまま伝えると気持ちよいということが今回のことで更に実感できました。

今までは、「こんなことを言ったら嫌われるのではないか?」「誤解されるのではないか?」という恐れが先にあり、
伝えられないことが多かったのですが、自分の気持ちをちゃんと言わないのに人にわかってもらえるはずないですよね。

みつるさんにお会いしてからいろいろな気づきが起こり、自分の中でこれからしっかりと根付いていくような気がしています。

それから、ブログなどで書きたい部分がありましたら、名前や具体的な内容以外の部分は書いてもかまいませんからね。

EFTの良さをもっとたくさんの人に知ってもらいたいですから。

あれからお腹の調子はすっかり戻り、●日間の浄化?がすべて完了した模様です。

アイホージュより Cさんへ

お腹の調子。
戻ったとの事。
何よりです~。

そして!今のポストのままでよかったですね。

・・・もしかしたらCさんが、ご自身の気持ちを周囲に伝えなくても、今回は例のポストには就かなかったのかもしれませんよね。

でも、「正直に、ありのままの気持ちを周囲に伝えていく」ことは、「ご自身の人生を大切にしていく」気持ちよさを味わったり、相手に本心を伝えることで周囲に自分を理解してもらう体験をしたり、それを自信へと繋げたりと、Uさんにとって必要なステップだったのではないかと思います。

今回抱いた思いに対して

セットアップフレーズ

今のポストの一員となりほっとしたけれど、よし、頑張るぞという気持ちはなく、どこまでやっていけるかわからないと不安な気持ちがあるけれど、どこまでやっていけるかわからないと不安な気持ちをありのまま認めます。

というEFTをしてみると良いと思います。

不安を存分に感じるだけでもだいぶ違うと思います。

セットアップフレーズ

例え不安な気持ちでどこまでやっていけるかわからなくても、不安を感じどこまでやっていけるかわからない私は、ありのままでとてもすばらしい存在だ。

というEFTをやってみると良いかもしれません。

不安がダメとは全然思わなくて、むしろ不安と思ってもそういう自分がいて良いって許可できるのがラクで気持ちいいと思うんですよ。

Cさんより、アイホージュへ

今回もEFTのセットアップの文章を載せてくださり、ありがとうございます。

まだ、不安に思うことは自分にとっていい状態じゃないと思う気持ちがあるので、みつるさんが書いて下さった文章の「不安がダメとは思わず、むしろ不安と思っている自分がいて良いって許可できるのがラクで気持ちいい」という考えはすごく素敵で、自分もそう思うようになりたいと感じました。

EFTを一通りやるのは、疲れているときには少し面倒だなあと思うことがありますが、こつこつと気長にやって、これから起こる変化を楽しみたいと思います。

2021年補足

Cさんに「職場を休んでいたとき、心の内は休んでいましたか?」と聞いたことがあります。

彼女からは、全然休めなかった、と返ってきました。

実は、そうなるのは、自然なことなのです。

Cさんは、自己犠牲の積み重ねによって「常に誰かに認めてもらえる自分」でいなければならない状態にありました。

でも、実際の所、彼女は周囲の期待に応えられないと感じていて、そんな自分を許せないと思っていました。

これは、表現を変えると、常に誰かに認めてもらえる存在になれない自分が許せない、なんです。

仮に、この状態で仕事を休んでしまうと、Cさんは「常に誰かに認めてもらえる自分」からは、更に遠くなる訳です。

つまり、常に誰かに認めてもらえる存在になれない自分が許せないという思いが、強まるので、さらに自分を責めることになります。

これでは、仕事を休んでも、気持ちの上では、まったく休まりません。

仮に、休んでも回復しないという場合は、「常に誰かに認めてもらえる自分」から、もっともっと遠くなります。

・・となると、さらに自分を責め、自らの力を奪ってしまうんですよね。

自信も失いますし、人の目だって怖くなる。

自己犠牲のループにはまってしまうと、自分を傷つけたり、非力にしたりします。

なので、それに自ら気づき、立て直して、新しい行動へとつなげられるようにするのが、アイホージュの自律タッピングの役割なのです。

次回に続きます。