この記事は
からの続きです。
Nさんが家を出た後の彼の変化
Nさんのメール
続報です。
先週、彼は前から登録してた某会社に再講習を受けに行き、少しずつ仕事する迄になりました。
前向きで順調♪と思い、私は私で休みの度に足りない荷物を取りに行って、日曜日に、●●(結構大きな家具)も運んできました。
が、今週、その気配(連絡)がありません。
昨日休みだったので、仕事に行くだろうからと思い、家に行かないつもりでいたのに、◆◆(結構大きなものとは別の物)を取りに行ってしまいました。
彼は体調悪いといって寝てました。
そのときはあまりしゃべらず、横になってたので、体調が悪いのか機嫌が悪いのかわからないから早めに帰りました。
帰って来たあとメールが来ました。
彼のメールについて私・伊藤の解説を。
少しずつNさんの物がなくなり、彼の中では、喪失感が膨らんでいきました。
何も変わらないような気がしていたけれど、Nさんが持っていた●●(結構大きい家具)がなくなったら、部屋の中は、まるで違う風景になり、居場所がない、何処に居ても辛くて頭おかしくなる、もう無理だなどと、彼は感じていました。
Nさんのメールに戻ります。
電話をしたら最初は返答あったんですが、応答無くって。様子を見に行こうとおもったんですが、それだと今までと変わらないって、友達に止められ、数十分後に連絡してみることに。
落ち着いた?連絡ちょうだいってメール送って、もういいよって返ってきて、大丈夫てこと?構うなってこと?て返信して。
彼の繊細な心は計り知れましぇん(;´_ゝ`)
私はというと、え、●●(結構大きな家具)を持ってきたのが悪かったの?!
と、アサッテな方向に混乱しました。
私の何かが彼を働かないように縛っている?
離れてからいい方向に行きそうだったのに、何回も会いに行ったから無駄になった?
今メールに起こしながら考えてみたら、私の現在の思考はおそらくこうです。
原因を自分に求めてしまってる辺り、違うんてしょうかね~(;´∀`)
なかなか難しいです。
私と別れた方がいい?
Nさんの
- 私の何かが彼を働かないように縛っている?
- 離れてからいい方向に行きそうだったのに、何回も会いに行ったから無駄になった?
は、EFTをした方がいい内容です。
なぜかというと、これらの内容は、言い換えると
- Nさんと一緒に暮らしていたら彼は働かない
- Nさんと離れたら彼は良い方向に行く
- Nさんが会いに行くとうまくいかない
ということでもあり
- 私と彼は、離れた方がいい
- 私と彼は、別れた方がいい
ということでもあるからです。
以前の記事に
Nさんが、良かれと思って(愛される・嫌われないために)自分の思いを抑えて我慢をする、自己犠牲の選択は、うまくいくどころか、我慢しているという思いとともにNさんがすり減り、満たされることもない上に、相手との関係も悪化する。
と書きました。
つまり、これは、一緒にいることで関係が悪化するので、離れる・別れた方がうまくいくということでもあるのです。
いくらNさんや彼が、一緒にいたい、暮らしたいという思いを持っていても、自己犠牲の積み重ねによって、知らず知らずのうちに、関係が壊れるよう、それぞれが自らへと仕向けていきます。
もし、この先、彼とお付き合いを続けるにしても、別れて他の方と付き合うにしても、Nさんは、ご自身の癖が顔を出した時に、これまでの方法ではうまくいかないと気づいて立て直せなければ、同じことを繰り返します。
仮に、彼と(別な男の人)と良好な関係を築けても、最初のうちだけ。
Nさんが、良かれと思って自分の思いを抑えて、我慢する選択(自己犠牲)を積み重ねていくと、知らず知らずのうちに、関係を自らぶち壊し、「ほらね、やっぱり私が一緒にいるとうまくいかない」となりかねません。
ありのままの自分を認めていこう
なので、Nさんには、ちょくちょく会いに行って構わないので、自分の思考や感情をありのまま認めて、どうしたいのかがわかってから、彼に伝わるように伝えて、後は彼の反応を待ちましょうと伝えました。
なぜなら、自己犠牲を積み重ねている場合は、本人は言ったつもりで、肝心なことが何一つ相手に伝わらず、さらにこじれるというトラブルが必ず起こるからです。
話し合いしようとしても、自分の思いを抑えて、我慢してきている場合は、
- 波風立てなくない
- 相手の機嫌を損ねたくない
等と思い、自分が我慢すればいいやと思って、言葉をのみこむ。
思い切って、話をしたものの、かみあわない場面で
- 自分を認めてもらえていない
- わかってもらえない
- 否定されている
などと感じて傷つき、言葉をのみこむ。
または、感情的になって、伝えなくて良いことばかり言ったり、はっきり言っているつもりだけれど、実際は声を荒げるだけで「言ってやった!」となったりします。
この件については、過去のEFTセッションを通じて、取り組んできた内容でもあったので、Nさんはお一人でEFTをしたり、意識したりすれば動けるはず。
彼との話し合い
【Nさんから伊藤へのメール セッション38日後】
あれから(彼に)私からメールをいたしました。
今、私、こう思ってますよ~的な。
それに対してあーでもないこーでもないと、お互いにかみ合わないメールを昨日の夜から今朝までして。
仕事後にまた返信するつもりでいたら向こうから、メールで話すことじゃないし、帰りに寄って、と。
行ってみたら残ってた細かい荷物をまとめられてて、持ってけと。
話もしたんですが、ん~なんというか。
かみ合わない?
ま、今まで話をしてなかったので当然ちゃ当然ですが。
そうじゃないよ、こうだったんだよと、かみあわせつつ。
でも最終的には彼の中では、私は友達に唆されて家を出たということになってました。
何年も付き合った俺には置き手紙だけで、1~2年の付き合いの友達に相談して出てった。
今の職場に勤めてから私が変わったって。
友達が悪い。友達は選べ。
言葉ちがうけど、終始こんな感じ。
納得はいかなかったけど、弱々しい態度を見せられてるより、何か(私なり他人なり)に腹立ててくれてるほうが、安心かな。
ちょっとおかしいけど、そう思ったので、それ以上訂正?はしませんでした。
その方が自●の心配とかは無いかなって。
家は●年以上の契約で家賃安くなってるから、解約できない
来年の●月までは払う。
車でも売って払う。
となれば青森では仕事できないし、青森にいる必要ないし
いたくないから、●●の仕事は行かない。県外に行く。
だそうです。
そんで鍵を置いてけと。
残ってるもの取りに来るときは連絡してから(勝手に入られたくない)居るときにこいと言われて鍵を置いてきました。
お互いに納得いく形、円満にではないけど、“終わり”っていう結論がついて落ち着いたかなという感じです。
あれ?
破局したの?
まあ、仕方ないのか・・。
でも、長らく、彼が部屋に引きこもっていて、書き置きの手紙で話をしていた状態から、お2人が、直接話をするようになったのは、一つの変化です。
ひとまず、良かったです。
そしてNさんが、【かみあわない】を【かみあわせよう】としている様子が伺えたのも、変化ですね。
彼が理解したかどうかは別として。
まあでも、彼が、仕事をせずに、部屋に引きこもって、Nさんに働いて養ってもらっているのであれば、プライドも傷つくでしょうし、勝手な思い込みや妄想が爆走するのも、仕方がないことなのかもしれません。
それにしても・・・友達のせい?
そう来たか!!!!
全く想像をしていなかった内容に、人の心の内は、聞かなければちっともわからないものだと改めて思った私です。
でも、聞いてわかったからこそ、次に進めるのです。
この話は
に続きます。