
セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。
この話は、Tさん事例・夫のモラハラ対処法【5】の続きです。
最初から読む場合は、Tさん事例・夫のモラハラ対処法【1】からどうぞ。
旦那さん、本気で離婚する気なんてないのでは?
旦那さんから離婚したいという話が出たとTさんから伺った時、「旦那さん、本気で離婚する気なんてなくて、Tさんを試しているだけじゃないのかな」と思い、その旨を伝えました。
そう思った理由は、Tさんから伺う、旦那さんのいろいろな言動が、自己犠牲を積み重ねた方特有のものだったから。
旦那さんは、結婚した直後に態度が豹変し、すぐに怒鳴るとTさんは仰っていたのですが、これは自己犠牲の積み重ねによって生じているはずです。
仮に、Tさんが、ご自身の意見を旦那さんに言ったとしましょう。
旦那さんの意見がTさんのそれとは違う場合。
文句を言われたとか、馬鹿にされたとか、見下されたとか旦那さんが無意識のうちに感じて、怒りを噴射させている可能性が高いのです。
そうすると、旦那さんは、
- 愛されていない
- 大事にされていない
- わかってもらえていない
など、Tさんに認めてもらえていると感じられなくなります。
これを満たすために、試す行動に出ているのではないかと思われました。
でも、Tさんはなぜ旦那さんが怒っているか全然わからないはず。
何かを言って火に油を注いでしまうか、黙ってやり過ごすかになります。
お二人とも自己犠牲の悪循環にはまってしまっているんですよね。
離婚したいと言い出した旦那さんは、Tさんに泣いてすがって欲しかったんだろうか。
それは本人のみぞ知る。
でも、試す行動は、絶対にやめた方がいい。
なぜなら、別れにつながる可能性が高いから。
仮に旦那さんが、試す行動をし、Tさんから「別れたくない」という反応を引き出し、「愛されている」と感じて、安心したとしましょう。
「離婚したい」と言われたTさんの立場になって考えてみたらどうでしょうか?
Tさんは、傷つきますし、離婚することを視野に入れ始めると思うのです。
関係改善を試みることを決めたTさん
お一人でタッピングをなさったTさん。
やはり関係改善らしい
いいですね。
離婚であれ、関係改善であれ、Tさんが、どうしたいのかを自分で引き出せることが大事。
お一人で取り組んで、関係改善したいという所に行きついて、良かったです。
その後、旦那からは何も話は出ずそのままですでも、姑も子の進学には反対してたのに、頑張れ!的な受け入れた感じでした
旦那の急変もビックリしたけど、姑のも驚きです
子も皆の態度が変わったからか落ち着き、おかげさまで平和です
一応今は家庭内が落ち着いた感じだけど、このままでは終わってはいけない気がバンバンしています
そうです。
まだまだやることはあります。
ということで次回に続きます。