表と裏、二つの視点

セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。

二つの視点で出来事を捉える

普段私は、仕事上、出来事を

  • 意思を活かす
  • 自己犠牲

二つの視点で、捉えることが多いです。

推拿(中国整体)を勉強していた頃。

基礎中医学を通じて、物事の「表裏」「陰陽」について学んだのですが

  • 意思を活かす(表・陽)
  • 自己犠牲(裏・陰)

と捉えてもいいのではないかと個人的には思っています。

自分らしく幸せに生きるの「裏」は何?

例えば、アイホージュでは「大人の自分らしく幸せに生きる」というテーマで、自律最善タッピング(EFTタッピング)を提供しています。

この背景には、「自己犠牲の積み重ねをすると、衰退に向かう」というのがあります。

ネガティブをなくすとうまくいくの「裏」は何?

もう一つ、例えを挙げましょう。

自己犠牲の視点で捉える「ネガティブをなくせばうまくいく」という話を、「意思を活かす」という視点で捉えたら、どういう内容になるでしょうか。

これは、昨日、自己紹介の記事にも書きましたが、「ネガティブが自分の中にある」のに「ない」と自分が認識する(ありのまま認めていない)ことになります。

この状態だと「判断が狂って、混乱する」んですよね。

例えば、目の前に石があるのに「ない」と思いこんで進み、足をひっかけて転んで、傷ついているのに、そもそも石はなかった、自分は転ばなかった、そう思うようにすれば、何も問題は起きていないことになる、と言っているようなもの。

おかしな話に感じるかもしれませんが、「なかったことにする」というのは、よくある話。

互いに思っていることを言わずに、同調圧力を覚えて、黙って従うと「表面上は、問題がないことになる」と同じです。

陽・表が良い訳ではない

ちなみに、表・陽が良くて、裏・陰がダメという話ではありません。

陽極まりて陰となる。

陰極まりて陽になる。

確かに、そうだなあと思います。

「自分の意思を活かす」といっても、大人が、子供のありのままの状態(極陽)で、我を通すと、どうでしょう。

自分を非力にした上で、周囲を犠牲にすることになるので、結果的には、自己犠牲になります。

反対に、自己犠牲で我慢し続けて(極陰)、限界が来て大爆発(極陽)!

こうやって、学んだことが自分の中で結びつく度に、面白なあと思います。