
セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。
今日は、みつるさんとこの講座のいいところ【2】の続きです。
少人数だから同期と比較しなくてよい
(周囲が気になる人も多いかと)
だから周囲とシェアしたり連絡とったりしなくて良いw
について触れます。
自律最善タッピングの講座を開催するにあたり警戒していること
私は、大人数が集まって
「仲間仲間仲間~」
「ウエイウエイウエーイ!」
「いったいかーん!」
みたいな盛り上がりが、クライアントさんに生じることを、警戒しています。
もともとアイホージュの講座は少人数なので、こういうことはないのですが、それでも警戒しています。
理由が二つあって
- 集団マジックで変わった気にはなるけれど、実際は、必要なことが何もできないから
- 自己犠牲を積み重ねた方のもろさ
が関係しています。
本来、自分で自分をありのまま認めるって、お一人でやること。(だから比較は不要)
講座を終えて、日常に戻ったら、悩みの対応は、お一人でやっていかなくてはなりません。
なので、仲間がいるから頑張れる とか、仲間がいないとやる気が起きない 止まりになっては困るのです。
ただ、自己犠牲による対処を良かれと思い込んで、現在に至るまで使い続けている場合は、最初からお一人で、自分の思考や感情などをありのまま認めてながら、物事を進めていくのは、無理です。
だから、クライアントさんが日常に戻って、お一人で悩みに対応していけるよう、私・伊藤が、一時的に伴走・補佐の役割を担う訳です。
日常に戻ってから、動けなくなったり、どうしたらいいのかわからなくなったりした時は、アイホージュに連絡してほしいと伝えています。
- 講座中の、追体験によるシェア
- ブログで事例紹介をすることで間接的なシェア
はあっても、基本的には、私対クライアントさん がメインで、クライアントさん同士が連絡を取り合うことは、ほぼナシです。
だって皆さん、ただでさえご自分の生活で忙しいですし、お一人で取り組みを続けたらそれでよいのだから、わざわざシェアのために連絡を取ったり、時間や労力を費やす必要もないでしょう?
自己犠牲を積み重ねた方のもろさ
例えば、自己犠牲を積み重ねたクライアントさんが「現状がうまくいかない」と悩んでいたとします。
現状がうまくいかない とか、現状や自分を変える とは、具体的に何なのかを、あなたはご存じでしょうか。
それは、誰かに自分を認めてもらえたと感じて、安心すること(承認欲求)に飢えていて、無自覚のうちにこれを求めることを意味します。
この状態で、「現状や自分を変えるという、同じ目的の集団に所属」したとしましょう。
アイホージュの講座でも、何でもいいです。
恐る恐る講座に参加したところ
- 同じ目的の仲間がたくさんいる
- ただそこにいるだけで、好意的だと自分が感じる反応を示す、仲間がいる
- 引っ張ってくれる、力強いトップがいる
となると、どうでしょうか。
クライアントさんは「周囲に自分を認めてもらえた・受け入れてもらえた」と感じて安心しますし、高揚感・一体感・連帯感などが湧くので、やる気も出てきます。
ただ、このやる気。
残念ながら術が身についていないので、本当に必要な、現状を変えるための行動には結びつきません。
シェア会・お茶会・お食事会・飲み会・勉強会・次の講座・お話会・旅行など
- 仲間との一体感を得るため
- 講座を開催するトップやスゴい誰かに認めてもらうため
などの活動へとすり替わります。
自己犠牲を積み重ねている場合は、「承認欲求を満たすこと」が、悩みの対処方法となり、頑張った・やった気になるので未来が変わりそうな予感がするのですが、それが現実になることはありません。
「楽しかった。ためになった。でも自分の現状を変えることには結びつかない。」には、こういう背景があります。
そうならないために、誰かに自分を認めてもらえたと感じて安心する自分を、自分がありのまま認め、メタ認知能力を育みながら、今までのやり方ではうまくいかないと気づいて軌道修正していくのが、アイホージュの自律最善タッピングです。