
自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
先日、ブログのネタが思いつかなくて、アメブロで過去記事をさかのぼって読んでいました。
いろいろ思うことがあって、アメブロに関しては現在非公開にしている記事が多いのです。
非公開記事の中で、2009年6月27日にクライアントさんのセッション事例を紹介しているものがあるのですが、それを読んで「すっかり忘れていたこと」を思い出したのです。
それは、以前のセッションスタイル!
EFTタッピングの基本のセッションスタイル
私の過去のアメブロの記事には
EFTの気楽な点は、カウンセリングのように
「いつどこで何があって・・」と細やかな事を話す必要は一切なく、
「今、その状況を目の前に思い出した時、どんな感情が起こるか?」
だけでセッションをすすめることが出来ること。
と書いてありました。
これは、本来のEFTタッピングのセッションスタイルです。
そうだ、当初は、こういうやり方だった!
セッションのスタイルが変化した今では、新鮮な驚きです。
現在のアイホージュのセッションスタイル
現在のアイホージュのセッションは、ヒアリング多め。
セッションは、感情開放だけじゃなくて、思考や言動にも踏み込んでいる。
自分らしく幸せに生きるために、悩みの解決にも取り組んでいる。
話したくないことは話さなくてOKだけれど、細部に触れている。
時間もかかるし、積み重ねも多い。
なぜ、こういうスタイルになったのか、理由があるのです。
セッションスタイルが変わるきっかけ【その1】
現在のやり方になったのは、2009年の秋。
アイホージュを立ち上げて、5カ月後くらいの話で、きっかけとなった、セッションがあったのです。
セッションの終盤に、クライアントさんから「感情開放をしてすっきりするのはわかったけれど、今の私の問題は何も解決していない」という訴えが出たのです。
ペーペーだった当時の私には、衝撃的な内容でした。
セッションスタイルが変わるきっかけ【その2】
でも、今回、過去のアメブロ記事を読んで思い出したのは、それ以前の別な方のセッションでした。
以前のセッションスタイルで、30分の取り組みを終えた後、クライアントさんが、次々と、今起きている問題と悩みを話し始めたのです。
端折って書くと、その内容は
プライベートや、仕事、お金、人間関係など、いろいろな問題や悩みが複雑に絡み合っていて、どこから手をつけていいのかわからない。
1つに手をかけようとすると、もう1つ、2つと絡んできて、結局身動きが取れなくて、悩んでいる。
それを聞いていた時に、私は「わかるわかるわかるーー」と思いました。
なぜなら、自分もそうだったから。
でも、この時点では、どうしたらいいのかまではわかりませんでした。
人は抱いた疑問の答えを無自覚に探し始める
この時に、わからないなりに私が思ったこと。
それは「なんでこんな(絡み合って身動きが取れない)ことが起きるんだろう。この問題や悩みの始まりはどこだ」
始まりがわかれば、紐解けるんじゃないかと思ったのです。
人は、抱いた疑問の答えを無自覚に探し始めます。
「~を知りたい」という疑問は、言い換えると「私の意思・望み」でもあります。
探し始めた先で、2009年の秋のセッションがあり、そこから日々の積み重ねが10年以上続きました。
セッションスタイルが変わったからこそ可能になったことがある
今なら、あの時抱いた疑問の答えを説明することができます!
当時の複雑に絡み合った問題や悩みは、「自己犠牲を積み重ねて、他人軸が育った」から。
他人軸の視点のままだと、問題や悩みが絡み合ってしまって、どうしたらいいのかわからず、全然身動きが取れないのです。
でも、他人軸の動きを自分軸の視点で捉えられるようになると「解法」があるとわかるはず!!
「自己犠牲を積み重ねて、他人軸が育った」状態では、問題や悩みが大きく広がっていることがほとんどです。
そのため、時間はかかりますが、問題や悩みに伴う、ネガティブな感情をありのまま認め、掘り下げながら情報化し、自分がどうしたいのかに沿って行動し続けると、解ける問題、なんですよね
セッションスタイルが変化したからこそ、可能になったことでした。