自己犠牲の成功法則【2】

セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。

この話は、自己犠牲の成功法則【1】 の続きです。

自己犠牲で成功する人とは

自己犠牲による成功とは、沢山の人達から、すごいと認めてもらえた(認めさせた)上に、お金を得られる・落としてもらえる人。

だから

  • お金を持っている・得られる
  • 沢山の人に認めてもらえる(認めさせる)

どちらか片方ではいけないのです。

例えば「宝くじで高額当選」だけではなく「高額当選した上で、皆に羨ましがられる」ことが必要。

「勉強・仕事ができる」だけではなく「勉強・仕事ができて、高額の収入を得つつ、皆に一目置かれる」ことが必要。

「美人」だけではなく「美人で、お金持ちで、玉の輿に乗り、皆に、羨ましがられる」ことが必要。

これは、誰もができることではありません。

自己犠牲による成功を得られる人は限られている

実は、自己犠牲の癖は、小さい頃に形成していて、主に3タイプに分かれます。

そのうちの1タイプだけが、この成功を得られます。

だけど、1タイプになったからといって、必ず成功するかどうかは、別。

この辺は、人脈が絡んでいます。

人脈とは、周りの人がどれだけ大きい運を運んでくるか。

どれだけすごい人に認めてもらえるか、です。

無自覚のうちに詐取される人達

他の2タイプは、無自覚のうちに、成功する1タイプから詐取されることになります。

なぜかというと「成功者から、自分を認めてもらえたと感じるだけで満足する」から。

2タイプの問題は、そこで終わりになるということ。

例えば、どこかのセミナーに行き「感謝すればうまくいく」という情報を得た場合、「感謝することだけに注力する」という特徴があるのです。

なぜなら、自己犠牲の癖によって、成功者の言うことに従えば、認めてもらえる(現状が変わると感じる)ことになっているから。

でも、いくら、変わりそうだと感じていても、感謝だけでは、何も変わりません。

時間とお金と労力を費やす中で、「これでいいのだろうか」という不安な状態に陥ります。

ここで、情報提供者に相談すると

「行動しないとダメだよ」

と言われるんですよね。

「え?感謝すればうまくいくって言っていたよね?」と騙された気持ちになる。

または、言うことに従ったのに、何も変わらない上に、認めてもらえない(否定されると感じる)傷ついちゃう。

自己犠牲をしている状態で成功したいと思う背景にあるもの

なぜなら「〇〇すればうまくいく」などの情報を探し、実行している場合。

「日常的に、誰かに自分を認めてもらえたと感じることが、不足している」という背景があるから。

だから、成功した人・有名人などに「頑張っているね」なんて声をかけられたら、それだけで高揚する。

「あなたなら、大丈夫」なんて言われたら「この先、何か変わりそうだ。もっと頑張ろう。」という気持ちになる。

自己犠牲のタイプが違うと分かり合えない

自己犠牲のタイプが違うと分かり合えないのです。

成功するタイプから見た、残りの2タイプは「デモデモダッテばっかりで動かない」

でも、動かないのではありません。

「自分を認めてもらえたと感じるだけで満足する」という癖があるので、動けないのです。

本来は、成功者がそれに気づき「行動できるように」導かなくてはならないのです。

それができないのは、分かり合えないというのもあるのですが、成功者が、実の所、他の2タイプの犠牲によって成り立っていることに、気づいていないから。

という、なかなかの皮肉が隠れているのです。