
セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。
この話は、自己犠牲の成功法則【1】 の続きです。
自己犠牲で成功する人とは
自己犠牲による成功とは、沢山の人達から、すごいと認めてもらえた(認めさせた)上に、お金を得られる・落としてもらえる人。
だから
- お金を持っている・得られる
- 沢山の人に認めてもらえる(認めさせる)
どちらか片方ではいけないのです。
例えば「宝くじで高額当選」だけではなく「高額当選した上で、皆に羨ましがられる」ことが必要。
「勉強・仕事ができる」だけではなく「勉強・仕事ができて、高額の収入を得つつ、皆に一目置かれる」ことが必要。
「美人」だけではなく「美人で、お金持ちで、玉の輿に乗り、皆に、羨ましがられる」ことが必要。
これは、誰もができることではありません。
自己犠牲による成功を得られる人は限られている
実は、自己犠牲の癖は、小さい頃に形成していて、主に3タイプに分かれます。
そのうちの1タイプだけが、この成功を得られます。
だけど、1タイプになったからといって、必ず成功するかどうかは、別。
この辺は、人脈が絡んでいます。
人脈とは、周りの人がどれだけ大きい運を運んでくるか。
どれだけすごい人に認めてもらえるか、です。
無自覚のうちに詐取される人達
他の2タイプは、無自覚のうちに、成功する1タイプから詐取されることになります。
なぜかというと「成功者から、自分を認めてもらえたと感じるだけで満足する」から。
2タイプの問題は、そこで終わりになるということ。
例えば、どこかのセミナーに行き「感謝すればうまくいく」という情報を得た場合、「感謝することだけに注力する」という特徴があるのです。
なぜなら、自己犠牲の癖によって、成功者の言うことに従えば、認めてもらえる(現状が変わると感じる)ことになっているから。
でも、いくら、変わりそうだと感じていても、感謝だけでは、何も変わりません。
時間とお金と労力を費やす中で、「これでいいのだろうか」という不安な状態に陥ります。
ここで、情報提供者に相談すると
「行動しないとダメだよ」
と言われるんですよね。
「え?感謝すればうまくいくって言っていたよね?」と騙された気持ちになる。
または、言うことに従ったのに、何も変わらない上に、認めてもらえない(否定されると感じる)傷ついちゃう。
自己犠牲をしている状態で成功したいと思う背景にあるもの
なぜなら「〇〇すればうまくいく」などの情報を探し、実行している場合。
「日常的に、誰かに自分を認めてもらえたと感じることが、不足している」という背景があるから。
だから、成功した人・有名人などに「頑張っているね」なんて声をかけられたら、それだけで高揚する。
「あなたなら、大丈夫」なんて言われたら「この先、何か変わりそうだ。もっと頑張ろう。」という気持ちになる。
自己犠牲のタイプが違うと分かり合えない
自己犠牲のタイプが違うと分かり合えないのです。
成功するタイプから見た、残りの2タイプは「デモデモダッテばっかりで動かない」
でも、動かないのではありません。
「自分を認めてもらえたと感じるだけで満足する」という癖があるので、動けないのです。
本来は、成功者がそれに気づき「行動できるように」導かなくてはならないのです。
それができないのは、分かり合えないというのもあるのですが、成功者が、実の所、他の2タイプの犠牲によって成り立っていることに、気づいていないから。
という、なかなかの皮肉が隠れているのです。