
セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。
この話は、本当に欲しいものがわからないのはなぜ?【4】からの続きです。
今日の内容は
「もし、あの頃の自分にタッピングするとしたら、どこにアプローチをするのか」
です。
本当に欲しいものをありのまま認めて掘り下げる
当時「本当に欲しいものは何ですか」と聞かれたら、絶対に「前の派遣先に戻りたい」と答えるはずなので、この思いを、ありのまま認めることから始めます。
自律最善タッピングの場合、思いを少しずつ掘り下げ、つなげると
欲しいものが全然得られない上に、整体の技術向上すら難しくなるから、戻ってはいけない
という自己犠牲の癖を軌道修正する内容になるのです。
少しずつ掘り下げ、プロセスを踏むことで、前の派遣先に戻ってもうまくいかないと自ら気づけるようになります。
自ら気づく、がポイントです。
人に言われても、納得しないんですよね。
掘り下げのプロセスを飛ばしてはいけない理由
仮に、掘り下げのプロセスをすっ飛ばして
欲しいものが全然得られない上に、整体の技術向上すら難しくなるから、戻ってはいけない
という軌道修正の内容だけを差し出されたとしても、本人は、ピンと来ないし、納得もしません。
納得しなければ、
頭ではわかる。
でも、感覚的には「前の派遣先に戻りたい」に引っ張られる。
という状態に陥り、今までと同じく、後悔や未練を抱いて過ごすことになります。
これだと、もったいないんですよね。
欲しいと思っていたものが本当に欲しいものではないと気づいたら
欲しいと思っていたものが、本当に欲しいものではなかった、と気づいたら。
今度は、次の派遣先で働くことに対する後悔や、面接時にひっかかりを無視したことや、辞めたいと思っていることなどを、ありのまま認めます。
しまった、と思いつつも、面接時に「やります」って言ったの自分だもんなと納得し、「時間に余裕がないから慣れた仕事の方が楽にできるだろう」という当初の目的通りになるでしょう。
本当に欲しいものはなんだったのか
欲しいなんてちっとも思っていませんでしたが、本当に必要だったのは、
だったのです。
この思いが、後の私をどれだけ支えてくれ、助けてくれたのかは、自分にしかわからないこと、なんですよね。
このために、次の派遣先が、私の目の前に差し出されたのだとしたら。
なかなかの絶妙さ加減だと思うのです。
本当に欲しいものを知りたいのであれば
「本当に欲しいものがわからない(から知りたい)」のであれば、わからないという思いを、ありのまま認めることからスタートしてみては、いかがでしょうか。
人生は欲(~したいという意思)を扱うことの連続・積み重ね。
軽い気持ちで、わからないという思いを認めて、掘り下げていったら、何かしら出て来るはず、です。