
セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。
いきなり質問です。
対人関係、コミュニケーションで押さえる基本って、何かご存じですか?
笑顔?
楽しく、魅力的な会話ができること?
思いやり?
人の話をよく聞くこと?
語彙力が豊富?
いろいろありますが、押さえる基本は、2つだけ。
一つは、自分で自分の思考や感情をありのまま認めて、どうしたいのかがわかる(自分を尊重する)こと
これができれば、もう一つの
自分の意思を尊重するように、相手の意思を尊重し、必要があれば、合意点を見出し実行する(自分と他者を尊重する)こと
は可能になる。
自己犠牲を積み重ねると、対人関係・コミュニケーションが怖くなる
実は、自己犠牲を積み重ねている場合、この2つの基本を押さえることは難しいのです。
なぜなら、対人関係に「自分を認められたと感じて、安心すること」を求めるから。
これにより「常に好意的だと自分が感じる反応を相手から得る」ことに注力してしまうのです。
「相手の雰囲気・言動」に対して、無自覚のうちに、自分の中で解釈・判断を加えて、それがあたかも事実のように感じます。
例えば、「あの時、あの人が、機嫌悪そうだったから、嫌われているのかな?」と思ったり、好意的な反応に対して、好かれていると感じたり。
相手の反応に、一喜一憂を繰り返しながら「あの人に嫌われている・好かれている」が自分の中の事実となる訳です。
これが、対人関係・コミュニケーションが怖くなる原因です。
そんな自分の内側の判断で焦ってしまって、いらなく饒舌になったり、とっちらかったり、自虐したり、反対に、黙りこくってしまったりという経験はあるでしょうか。
私はありますよ(笑)
対人関係が築けないのはなぜ?
自己犠牲を積み重ねている場合、相手が、内心どう思っているかは関係なく、表面上、好意的な反応(認められたと感じること)や同意を求めます。
そのため、肝心な「自分と相手の違いを尊重して、関係を築く」ことには、意識が向きません。
その術が身についていない、というのもあるのですが、対人関係が苦手と感じる場合。
過去から現在に至るまでの間で「相手に認めてもらえないと感じることが多くなっている可能性」があります。
別名「認めてタンクが空っぽ」状態は、例えるなら「ガラスのハート」
自分とは違う意見を言われると
- 自分を否定された
- ばかにされた
- 見下された
- 嫌われた
- マウンティングされた
などと感じて傷ついてしまうので、意見のやり取り自体、難しいのです。
あと、誘って断られるのも同じで、否定されたと感じて、傷つくんですよね。
その場では何とか笑顔で取り繕っても、「わかってもらえない」と感じて、距離を取ってしまったり、関係をリセットしたり。
自分の内側の判断を、表の関係に出すことで「トラブル」が現実のものになってしまうことは、結構あるはずです。
気負わずにコミュニケーションを取るために【アイホージュの取り組み】
対人関係・コミュニケーションは、理屈・理論・知識だけでは、取れません。
でも、感覚だけで動くと、自分も周囲も振り回してしまう。
なので、アイホージュでは、タッピングを使って、思考や感情をありのまま認めて、メタ認知能力を高めつつ、
- 事実と自分の解釈・判断を分けて、客観的に捉える
- 認めてタンクを自分で満たす
取り組みをします。
これによって、頭と心が納得した状態で「自分と他者の尊重」が可能になるのです。
ちょっと慣れが必要ですけれど、積み重ねによって、少しずつ、対人関係に気負わずに済むようになるはず!
もしあなたが、「対人関係が怖い」「コミュニケーションがつらい」と思っていらっしゃるのであれば、自律タッピング(旧EFTタッピング)を試してみてはいかがでしょうか。