
セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。
- いらっとした
- むかついた
- 腹が立つ
- 傷ついた
- 理由もなく落ち込んだり、悲しくなったり、寂しくなったりする
- 誰もわかってくれないと感じる
- 後悔を引きずる
このような時は、「自分に寄りそうチャンス」。
タッピングを使って、自分の内側を掘り下げると気持ちの整理をつけられます。
気持ちの整理とは、「感情や思考、言動などを、ありのまま認めて、出来事と感情や思考を、分けて捉えられるようになること」
これを「物事を客観的に捉える」と言います。
物事を客観的に捉えられるようになると、気持ちの整理がつけやすくなります。
例えば
自分が何を求めているのか、具体的に気づくかもしれません。
「自分の求める理想」と現実とのギャップで、努力している今の自分を責めていることに気づくかもしれません。
「的を射ているけれど、言葉がきつく、自分を否定されていると感じて受け入れ難かった、誰かの忠告」をこねくり回したり、何とか自分に言い聞かせようとしたりせずに「糧」とできるかもしれません。
相手が思い通りの反応をしないことで、自分の内側が揺れているのかもしれません。
時に、ぼんやりとしたままで、変化はよくわからないけれど、タッピングをして一晩寝たら、落ち着いているかもしれません。
自律タッピングで心の奥底に触れる
タッピングの良い所は、「心の奥底の、自分以外の、誰にも触れられない、大切な感覚」を言葉とタッピングを使って
自分で触れられること。
最初のうちは、表層の取り組みが多いですが、続けるうちに、少しずつ、奥底や核心へと触れられるようになります。
物事には順番があります。
しょっぱなから、奥底に触れようとしても、ピンと来ないことが多いのです。
気持ちの整理は早めにつけよう
気持ちの整理は、できれば、その日のうちに済ませたいもの。
「私、すぐに忘れられます。ポジティブなんで、気になりません。」という方であれば、それでいいと思うのですが、
「引きずりやすい」という方には、タッピングをお勧めします。
これは、タッピングを積み重ねた、個人的な感想なのですが、忘れた、と思っていても、タッピングをすると、当時の記憶と感覚が鮮明によみがえってきます。
過ぎ去った、十数年・数十年レベルの出来事に対して、猛烈な苛立ちや怒りなどを覚えるのです。
結局、過去の後始末を、未来(現在)ですることになるのですね。
だったら、今の時点で、片づけたり、折り合いをつけたりしたほうがいい。
大したことがないと言い聞かせて、自分を抑えてしまいがちな「ささいな、感情や思考」ですが、気づいたら、早いうちにありのまま認めて、必要な情報や原動力に変えたり、必要な行動へと結び付けたりしていきましょう。
自分に寄りそうことは、自分への理解であり、愛でもあるのです。