
セルフケアサロン・アイホージュの伊藤みつるです。
あなたは、いわゆるネガティブが自分の中で膨れ上がる状態に陥ることはありますか?
不安や恐怖にさいなまれて目の前のことに上の空・・。
大げさ、なのかもしれないけれど、生きた心地がしない。
あの時、ああすればよかった。
やっぱりやらなきゃよかった。
なんで私っていつもこうなんだろう。
あーどうしよう。
このような時、あなたは、どんな対応を取っていらっしゃるでしょうか。
物事には始まりがあります。
妄想が膨れ上がるきっかけとなった「ちょっとしたこと」。
それは何でしょう。
一概には言えないけれど、「罪悪感」であることが多いです。
罪悪感を埋めたい
人は罪悪感が生じると、無自覚のうちに、それをを埋めるために、安心を求める行動に出ます。
でも、これは裏目に出るケースがほとんど。
例えば、気休めにネットで簡単な占いをしたり、カードを引いたりしていたら「恐れている妄想」が、現実に起こるような気がする内容が出てきてしまって、さらに落ち込んだり怖くなったりする。
仲の良い友達に「半分くらい」話をし、自分に都合の良い「大丈夫」を相手から引き出して、ちょっとは安心するけれどやっぱり、不安や恐怖は消えない。
考えてばかりで寝つきが悪くなる。
「いっぱい食べる」ことで埋めようとするかもしれない。
この状態のまま、ポジティブ・前向きに考えようとしても難しいです。
大丈夫と言い聞かせて自分をごまかしたところで、結局ぐるぐる回り続けるなんて、よくあることです。
ぐるぐる回り続けている間は、無自覚のうちに、時間や労力、お金、自信や存在価値などがセットで漏れていきます。
ぐるぐるした結果、解決するどころか、ネガティブが大きくなって持て余し、疲弊してしまうのであれば、「この対応では疲弊するだけ。」と気づいて立て直す必要があります。
じゃあどうしたらいいんだろうという所で、自律タッピングの出番です。
ぐるぐる回り続けているなら自分を理解する必要がある
自律タッピングは、罪悪感を埋めつつ、自分の意志に沿って具体的に対応するための、自分を理解する術でもあります。
ひとまず「頭と心が納得し、安定する」ことを目的に、不安や恐怖をありのまま認めながら、事実と妄想(思考や感情)を分けていきます。
この作業を通じて
- 本当に「それは」起こるのか
- もし起きたとしたら、何をする必要があるのか
- なぜ罪悪感を抱いているのか
- どのような対応が必要なのか
といったことを、自問しながら掘り下げていきます。
これは「感覚と言葉による、自分への理解」でもあります。
内容にもよりますが、別な視点が生まれ、あ、大丈夫、という所に落ち着くことが多いです。
でも、ここで終わってしまってはモッタイナイ!!
出来事を変えた状態で、何度も取り組んでいくと「(罪悪感が生まれる)自分のうまくいかない癖」がわかってきます。
そうしたら、しめたもの。
「癖が出てきた時にありのまま認めると、必要な対応が取れる」という、ぐるぐる回り続ける沼から抜け出すルートが、あなたの中にできているはず!
百聞は一見にしかず。
罪悪感が消えないと悩んでいたり、苛まれたりしがちな方は、ぜひ一度お試しください。