
これは、タッピングを何年か積み重ねた上級者レベルの話です。
「今の悩み」にタッピングし続け、数カ月間・数年間の取り組みをつなげていくと、
現在の自分がどのような段階にいて、何が課題で、何をテーマに前へと進んでいるのかが、わかるようになるのです。
これがわかると、やみくもに進まなくてもいいし、ちょっとへこんだり、先を焦ったりする時も自分を立て直しやすくなります。
これは不思議な話でもなんでもありません。
「基本に忠実に取り組むことで、可能なこと」です。
基本とは、「周囲を大切にしつつ、自分の意志を活かすという前提のもと、思考や感情などを自らがありのまま認め続けること」
私ごとなのですが、昨年「絶対に大丈夫」という、周囲からのアナウンスのもと「欲しい」と思ったものに手を伸ばして、
ダメだったことがありました。
「あ、これ、明らかにおかしい。
何かある。」
具体的にそれが何かはわかりませんでしたが、そんなことあるの?の連続に「キタキタキタ・・」と思っていた自分がいました。
事前に「確実と言われているけれど、ダメな場合もあるかもしれない。
それでもやる?」と自問していたこともあって、すぐに手を引き、別のものに手を伸ばしました。
結果的に私は、別のものを得たのを機に「この先、前に進むために必要な準備が全て整う流れに乗った」のでした。
それに気づいた時、いろいろな人が応援してくれているのだと感じて、胸が暖かくなりました。
もし、最初に手を伸ばしたものを得ていたら。
目の前の欲は満たせたでしょうけれど、長期的には「好機を逃す」という流れになっていたのです。
「自分が求めるいいこと」と「自分にとって本当にいいこと」は違います。
この区別がつけられるようになってくると「自分らしく幸せに生きられるよう、自分が自分を誘っている」という実感が持てるようになるはず、です!