
アイホージュの伊藤みつるです。
あの人むかつく!
という時。
ずっとむかついたまま、という経験をなさったことはありますか?
そんな時は、自分のムカツク思いをありのまま認め、掘り下げましょう(自己承認しましょう)という話です。
誰かにむかついた時、どんな対応を取りますか?
誰かにむかついた時、どんな対応を取るでしょうか。
ムカツク相手とは面識のない友人か、知り合いの友人にあらいざらいをぶちまける。
これは
「うんうん話を聞いてもらうことによって、周囲から承認を求めて、安心する動き」です。
話を聞いてくれる相手の好意的な反応によって、自分は正しい・悪くない(相手が悪い)と感じることで「解決」となります。
これで話が済むなら、このやり方でOK。
ですが、最中は、すっきりした!と思ったけれど、少し落ち着いた後に
受け止めてくれた友人に、どう思われただろうか」なんて気になり、罪悪感から「ゴメンネ」と言い、自分ってダメだなあと思う。
「あー-でも、やっぱりムカツクー--」寝る前とか、ちょっとした時間に思い出しては苛立つ自分がいる。
となるなら、要注意。
「他者からの承認を求める方法」を使って、最終的に、自己否定に至ったり、うまくいかないと感じているなら、別のやり方(自己承認)で対応する必要があると気づかなくてはならないのです。
解決することのないむかつきが自分の人生を狂わせることもある
普段、ほとんど意識しませんが、他者への「むかつく思い」を自分の中で繰り返す場合、ロスの連動が伴います。
ロスの連動とは
- 時間
- 労力
- お金
- 人間関係
を費やした揚げ句、周囲を気にしたり、自分ってダメだなあと思って
- 自信
- 居場所
- 存在価値
などを失うこと。
この対処を長期的に積み重ねると、出来事を変えた状態で「必要な対応が取れないまま、堂々巡り」をするようになります。
別な言い方をすれば、その場をしのいでいくしかないということ。
この積み重ねが、いわゆる生き辛さとなる訳です。
自分のむかつきをありのまま認めよう
なので、自分の中で生まれた「むかつき」は、まずは自分が、ありのまま認めましょう。
ありのまま認めることで、プロセスを踏んで「むかつき」を掘り下げると、
「自分はどうしたかったのか。何をする必要があったのか。」
自分だけの答えに辿り着けます。(自分だけの答えとは、やる気スイッチとも呼ぶ)
自分だけの答えがわかってから、ムカツク相手に必要なアクションを取ったり、距離を取ったりします。
プロセスを踏まずに、アクションを取ってしまうと、どうして欲しいのかがわからないまま、ただただ不満をぶちまけて、むかつく相手を困惑させたり、修正不可能な関係になったりしかねません。
また、頭ではわかるけれど心がついて来ない状態で「私とあの人では、レベルが違うから!」なんてマウントを取って、自分をおさめようとするかもしれません。
でもこれは、「思い出してはむかつく」を繰り返すだけです。
ロスの連動によって、自らを振り回し、疲弊する流れへとはまって行くのですから、これでは自分も人生も、モッタイナイ!
なので、アイホージュでは、むかつく誰かのためではなく、自分や周囲の人の幸せのために、時間や労力などを使って、経験や自信などを少しずつ積み重ねていくことをオススメします。
ということで、「周囲を大切にしつつ、自分らしく幸せに生きる」ことを目的に、ムカツキ・辛さ・苦しい・怖い・不安といった、いわゆるネガティブを自分でありのまま認める取り組みを提供しているのでした。
興味がありましたら、どうぞお声がけ下さい。