アイホージュの伊藤みつるです。
もし私の「前にも話したけれど」という発言に対して「オマエは、こんなのもわからないのか」と感じて
- 傷ついた
- ばかにされた
- 見下された
などと感じたりなさるのであれば、これはタッピング案件です。
と書きましたが、実はこれ、自己犠牲の積み重ねで生じる現象であり、対人関係のトラブルでよく出てくる話です。
話がかみ合わない
このような、「話のかみあわない」トラブル。
日常のあらゆる場面に潜んでいます。
トラブルに発展するのを恐れて、慎重に言葉を選んだり、発言自体を避けるうちに、
- 人に気を遣ってばかりで疲れる
- 対人関係が怖い
と感じる方も多いのではないでしょうか。
でも、いきなり傷ついたとか、ばかにされた、見下されたなんて伝えるのも、トラブルになりますよね。
とはいえ、その場をまるくおさめるために黙ってしまうと、自分の中で苛立ちや怒りがおさまらないと思うのです。
このような時、タッピングでは、自分の苛立ちや怒りをありのまま認めます。
原因を突き止めることが大切
段階を踏んで掘り下げる過程で、「過去の出来事を思い出す」場面があります。
- 今の出来事
- 過去の出来事
は、それぞれ全く別の話ですが、これらに伴う自分の動きは同じであるはず。
「なぜ、こんなのもわからないのか」と感じて、傷ついた・ばかにされた・見下されたなどと自分が思ったのか、原因が見えてきます。
「本当に相手は自分をばかにしていたのか」は、この段階に辿り着いて、初めて判断がつきます。
そこから、どういう対応を取るのかは、セッションや講座でお伝えしていますので、興味がありましたらどうぞ。
余談ですが、自己犠牲を積み重ねている場合、本当にばかにされていることには、気づきにくいです。
そういう場面で自ら気づいて、毅然とした態度を取り、自分や周囲を守れるようにするのも、タッピングの役割の一つです。