自分がどうしたいのかわからない人はまずは自分の動きを理解した方が良い

アイホージュの伊藤みつるです。

タッピングに取り組む以前の頃の話です。

  • 頑張っているのにうまくいかない
  • うまくいかないのは自分がダメだからだ
  • 自分がどうしたいのかわからない

などと感じていた私は、「現状を変えるには自分がどうしたいのかが大切だ」という情報に行きつきました。

そこで思ったことは「どうしたいのかがわからないと感じている場合は、どうしたらいいんだろう。」

あなたも、私と同じような思いを抱いたことがおありでしょうか。

自分で決めて行動すればいい?

ある日。

自分で決めて行動することから始めましょう。

まずは簡単なことから。

お店で何を食べたいか決めてオーダーしてみる。

という情報を内容を見つけました。

その時に、私が思ったことは

それをやったからといって、(うまくいかないと感じている現実は)何も変わらない。

やったとして、これがこの先の何につながったり、活きたりするのかがわからない。

早い話が、全然納得していなかったのです。

「うるせじゃこの」とか「つべこべ言わずにやれや」とか言われても仕方がないのですが、食いしん坊の私にとって「食べたいものを決めてオーダー」は難なくできること。

これをやった後に何をしたらいいのかという疑問が、ずっと残っていました。

人は、抱いた疑問の答え「どうしたらいいのか」を無意識のうちに探し始めると知るのはもっと後のことです。

自分の動きを知る方法に辿り着く

月日は流れ「これが何の役に立つのかわからない」と思いながら、アイホージュの立ち上げのお供として、基本を忠実に守りつつ、タッピングを使うようになった頃。

放つ言葉と感覚が連動していることに気づいた私は

感情や思考などをありのまま認め、言語化することで、自分のことがわかるようになるのかもしれない。
ありのまま認める、この先に何があるのかを見てみたい。

という希望を抱き始めました。

セッションの提供を開始し、自分やクライアントさん達の変化が先行する中で、取り組んだ内容や変化を言語化・知識化するうちに、ついに「なぜ自分がどうしたいのかがわからないのかと、その原因となった過去の出来事が何なのか」に行きつきます。

自分がどうしたいのかわからなくて当然だった

過去の出来事については省略しますが、私には

いいなと思っていても、それを実際に得たり、行動したりする頭がそもそもなく「間に合わせのもの」を得ることに注力しながら、その場をしのいでいく

という、物事(問題・望み)への対処方法(躓きの癖)があるのです。

この方法を、うまくいくと思い込んでいて、出来事や登場人物を変えながら繰り返した結果

自分がどうしたいのかもわからないし、必要な対応が取れる状態にもない中で、間に合わせのものを得て、一時的に安心した後、こんなはずじゃなかったとか、うまくいかないとか感じていた

のでした。

これじゃあ、食べたいものを決めてオーダーした所で、どうにもならない訳だ。

私は、現状を変える方法を外で探す以前に、自分の内側である、感情や思考、言動などをありのまま認めることを通じて、「うまくいかないと感じている時の自分の動き」を理解することが必要だったのです。

もしあなたが、「自分がどうしたいのかわからない」と思っていて、いろいろな方法を試した結果、自分がダメだからうまくいかないと感じていらっしゃるのであれば、タッピングを使って「ご自分の内側を知る」ことをオススメします。