なぜネガティブな感情を認めることから始めるのか

アイホージュの伊藤みつるです。

アイホージュのタッピングには

「悩みの対応からスタート。
これは、ネガティブな感情をありのまま認めることから始まる」

という特徴があります。

私が、EFTタッピング(感情開放テクニック)をし始めた頃は、なぜ、ネガティブな感情を認めることが始まりなのか、ちっともわかりませんでした。

そして、それを答えられる人もいませんでした。

でも、ちゃんと理由があったのです!

といっても、私も取り組んだ内容を言語化・知識化してみて、初めて気づいたのですけれどね。

物事の始まり

このブログをお読み下さるあなたは、「物事の始まり」って、何だかご存じでしょうか。

普段、意識することって、ほぼないと思うのですが、実は、物事って、

出来事に対して生じる、自分の感情を、自分が認めることから始まるのです。

例えば、初対面の人に対して
「わ、何か苦手な感じ」
「優しそう」
などと感じることがスタートです。

人生とは何だろう

で、ですね。

人生は、突き詰めると、己の欲を己が扱うことの連続・積み重ね。

欲って「自分がどうしたいのか」です。

でも、欲は、最初から「自分がどうしたいのか」という、欲の形をしていません。

欲の形に変えるために、アイホージュでは、

出来事に対して生じる、自分の感情を、自分が認識し、

段階を踏んで掘り下げる(これを思考とも言う)ことによって、

「自分はどうしたいのか」を引き出す、という取り組みをします。

つまり、「出来事に対して生じる、自分の感情の自分が、ネガティブだろうが、まずは認識しないことには、自分がどうしたいのかは、わかり得ないということ。

例えば、
「話してみたけれど、やっぱり苦手だ。なるべく関わらないようにしよう
「話してみて、おもしろいな、もっと話してみたい
などと、日々、当たり前にやっていらっしゃいますよね。

うまくいかない時は

  • 目の前の出来事
  • 悩みの対応
  • 望みの実現

は表現こそ違いますが、どれも意味は同じ。

自分の欲「自分がどうしたいのか」に沿って行動すること、です。

だから、何等かの行動をした結果、

「頑張ってもうまくいかない(どうやったらうまくいくのか」

「どうしたらいいのかわからない(どうしたらいいのかを知りたい)」

なと思われたのであれば、まずは「うまくいかないと感じている自分」をありのまま認めたら良い、ということなのです。