
自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
「他人軸から自分軸への軌道修正」として、現在の問題や悩み、望みなどにタッピングをしている時。
「なぜかわからないけれど、昔のことを思い出した」ことが、必ずといっていいほどあります。
これは、あなたがなぜ、他人軸の「周囲がどう思うのか」に沿って思考し、行動するようになったのか。
原因となった出来事であることが、多いです。
他人軸・自分軸
他人軸の「周囲がどう思うのか」とは、言い換えると、
自分軸の「自分がどうしたいのか」意志を犠牲にすること、です。
「他人軸をやめたら自分軸で動けるようになる」とお考えかもしれません。
ですが、視点や思考、言動の選択方法など、それぞれ全く違います。
思い切って「他人軸で考える、自分軸」で動くと、最初のうちは何とかなるかもしれません。
ただ、「他人軸」が育った状態のまま「自分軸で動く」場合、「やりたくないこと、面倒くさいことの連続」なのです。
だから、物事のハードルがあがるうちに、辛くなって、身動きが取れなくなることも多いのです。
外側に意識が向く他人軸
他人軸の視点・思考状態では、周りの誰かや何かといった「外側」に意識が向きます。
なので、自然と
- 現在の出来事、登場人物
- 思い出した昔の出来事、登場人物
といった「外側」を比較することになるのですが、ここには共通事項はないんですよね。
内側に意識を向ける自分軸
ですが
- 現在の出来事、登場人物
- 思い出した昔の出来事、登場人物
に対して、自分はどんな反応をしているのか「内側」をチェックすると「他人軸で対処している」という、共通事項があるのです。
でも、この共通事項は、思考や感情、言動の選択など、自分の内側の動きを自分が、ありのまま認めていなければ、突き止められません。
仮に、他人軸の視点のまま、内側の動きをありのまま認めてみたとしても、全然わからないことなのです。
もし、わかったとしても、そこまで。
視点や思考、言動方法が違うので、必要な対応は取れないのです。
共通事項がわかったら可能になること
共通事項がわかったら
- 現在
- 思い出した昔
に対する自分の反応には、違うことがある、ということにもお気づきになるはずです。
それが何なのかは、セッションや講座を通じてお知らせすることなので、ここでは触れません。
でも、違いが分かるということは、成長している証。
あなたの中に、自分軸が育っている、ということを意味します。
過去を思い出す時は、現在から続くこれからを、自分の手でより良くしていける、チャンスです。
なぜなら、過去に折り合いをつけると、頭と心が納得して前へと進めるようになりますし、
全く別の場面で、他人軸の対処の癖が顔を出した時に、自ら気づいて、軌道修正へとつなげやすくもなるからです。
他人軸から自分軸への起動修正術を試してみませんか