やりたいことを100個書き出すのは苦行だと思うのはなぜか

自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。

「やりたいことを100個書き出すって、苦行。」
そう思っていたことがありました。

私を含む、自分軸教習所のクライアントさん達にはこの傾向があります。
先日のブラッシュアップ講座でも、この話が出てきました。

とりあえず書くけれど、現実味がない。
本当に欲しいのか、やりたいのかもよくわからない。

なぜ、このようなことが起きるのか、以前はわかりませんでしたが、今なら説明ができます。

自己犠牲を積み重ね、他人軸が育った状態では、仮に100個書き出して、実現したとしても、ありたい自分にはならないから。

ありたい自分という土台

ありたい自分とは、自分らしく幸せに生きることを目的に

  • 自分を尊重
  • 他者を尊重、必要があれば合意

の2点を押さえて、日々、自分の「~したい」という欲を扱うことの積み重ねで成り立つ【土台】のこと。

ありたい自分という土台がない

自己犠牲を積み重ね、他人軸が育った状態では、無自覚のうちに、周囲の承認を求めて動く。

「あなたはどうしたいのか」と問われると、無自覚のうちに「周囲の承認が欲しい」と感じる状態。

本当のところ、自分がどうしたいのかは考えても、思いつかない。

「どうしたいのか」を引き出しても、実現に結びつかない。

だから、とりあえず書くけれど、現実味がない。
本当に欲しいのか、やりたいのかもよくわからない。

と感じるのは自然なことなのです。

ありたい自分という土台がないまま、100個のやりたいが実現したら

という、ありたい自分という土台がない状態のまま、書き出した100個を実現したとしたら。

自分の意思を扱う土台がない状態を、上辺の装飾品で整え、
周囲の承認を得るための活動に勤しみ、「宝くじ高額当選後に、かえって不幸になる」状態を招く可能性が高い。

えー、じゃあどうしたらいいの。

そうですよね。
言いっぱなしされたら困りますよね。

実は、自己犠牲を積み重ね、無自覚のうちに、周囲の承認を求めて動く状態にある方にオススメの、書いた方がいい「100個」があるのです。

次回に続きます。