自分がやりたいことをやるって実は面倒臭い

自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。

やりたいこと、好きなことをやって生きて行きたい。
自由になりたい。
そう思う方、多いと思います。

楽しそう。
ワクワクすることを選ぼう。
なんて言いますよね。

でもですね、他人軸が育った状態だと、自分がやりたいことをやるって、実は、面倒くさいことの連続なんですよ。

それを知らないでいると挫折するので、気を付けなくてはなりません。

好きなことをやってもいいよと言われても何をしたらいいのかわからない

まず、自己犠牲を積み重ねて、他人軸が育った場合、仮に、自由を得て、好きなことやっていいよと言われると

何をしたらいいかわからない

と感じるのです。

あれやってみたら、これやってみたら、と提案しても、

うーん。
でも、そうじゃないんだよね。

という反応で終わることもしばしば。

なぜなら、自己犠牲による対処を積み重ねているので、やりたいこと、好きなことをやるために必要な「自分がどうしたいのかに沿って動く術」が身についていないから。

そのため、無自覚のうちに、うまく生きそうだと感じて「周囲に承認を求め、満たす」ことを「やりたいこと」と捉えて注力してしまい、楽しいんだけれど、うまくいっているとは言い難い。

なぜうまくいかないのかがわからない状態に陥りがち、なのです。

これが「無自覚の癖」となり、自分を傷つけてしまうので、注意が必要です。

物事には順番がある

うまくいかない状態に陥らないようにするには、

  1. 自己犠牲を積み重ねた自分を癒すこと(承認欲求を自分で満たすこと)
  2. 自分を知ること
  3. 悩みや問題、日々の出来事に対応しながら、術を身に着けること

が必要です。

そのために、日々の出来事に伴う、自分の感情や思考などを自分がありのまま認めること。

物事には順番があるのです。

やりたいことをやれる時間帯に到達した際に起こる問題

今回は、これらの段階を経て

やろうと思えば、やりたいことができる環境・時間帯に到達した

クライアントさんのブラッシュアップ講座で起きたことを、少し紹介いたします。

(クライアントさんの承諾を得ています)

実は、クライアントさん、現在、やりたいこと、好きなことをやって生きて行ける時間帯に到達していることに、まったくお気づきになっていませんでした。

「今この地点に来ていますよ。

以前のセッションで、目的地として、これを選び、あれこれ準備して、今に至っていますよね。

私・伊藤の事例で例えるなら、アイホージュを立ち上げると決めて、その時間帯にいる、です。」

「あ、ほんとだ~。
でも、何をしたらいいのかわからない。」

大丈夫。
そのためのブラッシュアップ講座です。

前回ワークに沿ってヒアリングしていますから、ご安心を。

ゼロからイチを生み出す作業

実は、好きなことをやる、やりたいことをやるって、自分がどうしたいのかに沿って、ゼロからイチを生み出す作業なんですよ。

この段階に突入した当初は、一つ一つ、自分で決めて動く必要があります。

自己犠牲を積み重ねて、他人軸が育った状態だと

「何をしたらいいのかわからない。面倒くさい。やりたくない。ムリ。」などと感じることが続くんですよ。

これらにアプローチしながら進むので、慣れが必要なんです。

「わー、面倒くさい。
問題や悩み、日々の出来事に対応する方がラクだ・・。」

そう、やりたいことをやる、好きなことをやるって、最初のうちは、本当に面倒臭いんですよ。

ということで、次回に続きます。