【自分軸が身につくEFTタッピング】他人軸の承認欲求を満たすだけでは足りない理由とその対策

自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。

自分軸が身につくEFTタッピングを使って「出来事に対して生じる、自分の内側のネガティブな感覚・感情を、ありのまま認め、少しずつ掘り下げると、まずは「認めてほしい誰かに、自分を認めてもらえなかった」という所に行きつきます。

これが、他人軸の「承認欲求」です。

他人軸の承認欲求とは

他人軸の承認欲求とは、例えば

  • 私の方を見て欲しいのに、注目が得られない
  • 話を聞いてもらえない
  • わかってもらえない
  • 拒絶・否定された
  • 利用された
  • 大事にされない
  • ばかにされた
  • 見下された

など。

言葉による表現は違いますが、どれも、認めてほしい誰かに、自分を認めてもらえなかった(と自分は感じて、不満や怒り、苛立ち、落ち込みなどを覚えている)です。

他人軸の承認欲求が満たされない時に起こること

他人軸の承認欲求が満たされないと、不安定になります。

無自覚のうちに、満たすための行動を取らざるを得なくなります。

例えば、

  • SNSで過剰に盛って、注目を集める
  • 自己憐憫とか、どうせ私は、など構ってちゃんと呼ばれる状態になる
  • 相手を無視したり、試したりして、自分に注目するよう促す
  • 別の誰かに話して同意を求める
  • 衝動買いで気を紛らわす
  • 過食する
  • 物を壊す

など、いろいろある訳です。

他人軸の状態では承認欲求を満たすことがゴールになる

他人軸の状態では、「認めてほしい誰かに、自分を認めてもらえた(と自分が感じる)こと」が、ゴール。
つまり、周囲によって、承認欲求が満たされたと自分が感じて安心したら終わり、ということ。
なので、ここで、安心してセッションを終了!となるケースもあるんじゃないかな。

他人軸の承認欲求を満たすだけでは足りない理由

でもですね。
ここでストップ、だとダメなんです。
なぜなら、「承認が、周囲次第(と感じる)」状態のままなので、「出来事を変えて、他人軸の承認欲求を満たすための思考・言動を繰り返す」しかないから。
なので、「他人軸から自分軸への軌道修正」が必要なのです。

出来事を変えて他人軸の承認欲求を満たす行動を繰り返すとは?

対人関係においては、常に、承認を得られるよう、「誰かからこう思われるんじゃないか」「こう思われたい」などと考えて行動するため、無自覚のうちに自分を裁く癖は、何も変わりません。

時に、周囲の誰かに「何でわかってくれないの?(私の思いをアナタが察して、私の思い通りに動くのが当然だろうが!)」と訴えることもあるかもしれません。

周囲承認を満たす意識が向いているため、本来、満たすべく「自分軸の、自分の欲求」は、手つかずのまま。

仮に、やりたいことをやったとしても、
「自分軸の、自分の欲求」を満たしているはずなのに、「誰かからこう思われるんじゃないか」「こう思われたい」などと考えて、無自覚のうちに自分を裁く。

などと言った具合に、「出来事を変えて、他人軸の承認欲求を満たそうとする行動を繰り返す」しかないんですよね。

他人軸の欲求を満たす動きはブラック企業で働き続けるようなもの

他人軸の承認を求めたり、満たしたりする動きは、例えるなら、生産性を無視してブラック企業で長時間働き続けるようなもの。

大切なヒト・モノ・コトは後回し。

実りは少ないのに幸福度は低い。

常に周囲からの承認を求めて「多忙」を極める。

「承認が得られやすい」のであれば、充実感はあるけれど「欲しいものを全て得ているはずなのに何かが足りない」

そうでなければ、対人関係で傷つき疲弊して、身動きが取れなくなってしまいます。

自分軸が身につくEFTタッピング・他人軸から自分軸への軌道修正術

ブラックな状態から抜け出すために必要なのは、周囲に向けていた承認欲求を自分が認め、満たすこと。

自分の思考や感情、言動などを、自分がありのまま認め(承認)ながら、少しずつ掘り下げると「自分軸の欲求」も出てきます。

これが出てきて「他人軸の状態では、本当に自分が欲しいものは手に入れられないし、必要な行動を何もしていない」と理解してから、自分軸の欲求を満たす段階へと進んでいけるようになるのです。